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ブライアン・コヒー (アメリカ)
【 2002 〜  】



ブライアン・トーマス・コヒー (2002年1月10日生) は、5歳の時にADHD (注意欠如・多動症。生まれつきの脳の神経発達症) と診断された。

また、17歳の時には自閉症と診断された。

コヒーは精神疾患を患っており、常に殺人の事ばかりを考えており、それは絶えず頭をよぎっていた。

コヒーは猫を殺しては頭部を切り取り、3日間自宅に保管しては捨てるといった行為を繰り返していた。

コヒーは『ミルウォーキーの食人鬼』ことジェフリー・ダーマーに魅了されており、その事をよく高校の同級生に言っていた為、「ダーマー」というあだ名で呼ばれていた。

コヒーは夜間に車を走らせ、ホームレスの野営地を監視していた。


2021年3月1日午後1時48分頃、コヒーの母親が寝室のクローゼットで腐敗した人間の頭と手を発見する。

あまりの出来事に驚いた母親はすぐに911番に通報した。

警察官が現場に到着すると、コヒーは自ら近づき犯行を自白した。

コヒーは、

「殺人がどんな感じなのかずっと気になっていた」

と平然と話し殺人を認めた。

殺害されたのはウォーレン・バーンズ (69歳♂) というホームレスの男性であった。

コヒーは警察官に使用した凶器、そして、ハイウェイ340号線の高架下で犯行に及んだ事を告げた。

コヒーは拘束され、尋問の為に警察署へ連行された。

コヒーは2月27日の夜、高架下の道路を運転していた時に道路の間にある線路の脇の地面でバーンズが寝ているのを見たと話した。

そして、車を降りると手袋を3枚重ねで装着し、ナイフでバーンズを刺し始めた。

刺されている時、バーンズは
「な、何をしているんだ!?なぜ、なぜ」
と叫んでいたという。

また、バーンズを刺している時、コヒーはあまりの興奮から動物のような唸り声を上げていた。

殺害後、コヒーはバーンズの頭と手を切り落とし、それを家に持ち運び、ナイフと車に付着した血を拭き取って眠りについた。

コヒーはホームレスや売春婦を殺したかったと述べたが、理由はそれらの人はいなくなっても気付かれないと思ったからだと話した。

バーンズを殺害したのはたまたま見かけただけで、当然面識はなくホームレスや売春婦であれば誰でも良かったと述べた。

コヒーはジェフリー・ダーマーを尊敬していたが、自身をエドモンド・ケンパーになぞられた。

翌日、コヒーは犯行現場に戻り、残りの遺体の一部を集め、車のトランクに入れるとコロラド川に車ごと水没させて遺棄した。

コヒーの証言により警察によって車は引き上げられ、血のような赤い液体が見つかった。

バーンズは地元のブライダルショップの外にある椅子に座って本を読んでいる姿をよく目撃されていた。

地元の店主からは「読書家」というあだ名で呼ばれ、近隣住民はバーンズの事を「穏やか」で「物静かな」人物だと述べ、その様子から多くの人がバーンズに飲み物や食べ物を提供していた。


2023年1月17日、コヒーの裁判が始まり、第一級殺人、死体損壊、証拠隠滅などの罪で起訴された。

コヒーは精神異常を理由に無罪を主張した。

弁護士は診断されている躁うつ病、自閉症、ADHDなどの精神疾患、環境的ストレスにより精神錯乱に陥り犯行に至ったと主張した。

だが、検察側はコヒーが連続殺人犯に憧れていたこと、常日頃からホームレスや売春婦を殺したいと考えていたこと、バーンズを殺害する数ヶ月前から誰かを殺害する計画を立てていたこと、バーンズの遺体を処分し証拠隠滅を図ろうとした事などから自身の行動の結果を十分に理解していたと主張した。

裁判ではコヒーのかかりつけ医師、心理学者、セラピストなどの証言が提出された。


同年2月3日、メサ郡の陪審はコヒーを3つの罪全てで有罪とした。

判決が言い渡されると、母テリーはコヒーに精神医療を受けられるよう求め、
「息子は生涯感情と闘ってきた。私たちと考え方や感じ方がそもそも違う」
と語った。

最終的にコヒーは殺人罪で仮釈放なしの終身刑、証拠隠滅罪で懲役13年6ヶ月が言い渡された。

判決を言い渡されたコヒーは表情を変えることもなく、何も発言しなかった。

現在、コヒーはコロラド州ブエナビスタのブエナビスタ矯正施設に収監されている。



《殺人数》
1人 (ウォーレン・バーンズ)

《犯行期間》
2021年2月27日



∽ 総評 ∽

このコヒーのように殺人に興味を抱いたり、連続殺人犯に憧れる鬼畜は意外に多い。

憧れの相手がダーマーやケンパーの時点で推して知るべしだろう。

コヒーは子供の頃に猫を殺していたが、動物虐待は以前はシリアルキラーの幼少時の三大特徴の1つとされていた。

確かにシリアルキラーによる動物虐待は多く、次第に犬や猫といった動物では満足出来なくなり、エスカレートしていった結果、人間を対象にしていくのである。

弁護士も救いのなさから精神異常を武器に裁判を立ち回るしかなかったのだろうが、人を殺してる時点でまともな精神ではないのは明白だ。

それを自信ありげに「精神異常だから無罪もしくは減刑」と言われても「当たり前の事を何言ってるんだ」としか思わない。

こういう殺人に快感を求めるタイプが1番危険なので、決して外に出してはいけない。