
ジェームズ・ハバード (アメリカ)
【 1930 〜 2004 】
1957年、ジェームズ・バーニー・ハバード (1930年3月7日生) は、アメリカ・アラバマ州タスカルーサ郡で、デビッド・ドッカリー (♂) を殺害する。
逮捕されとハバードは、裁判で正当防衛を主張する。
しかし、正当防衛は認められず、ハバードは第二級殺人罪で有罪判決を受け、懲役50年が言い渡された。
1976年10月、19年刑期を務めたハバードは仮釈放となった。
ハバードは収監中に宝石店の店主リリアン・モンゴメリー (62歳♀) と親しくなり、モンゴメリーがハバードの保証人となっていた。
仮釈放されたハバードはモンゴメリーの家に住む事となった。
1977年1月、ハバードはモンゴメリーを銃で3発撃って射殺する。
その後、モンゴメリーのダイヤモンドの腕時計と約500ドル (約14万円) の現金と小切手を奪った。
ハバードは警察に通報し、モンゴメリーと一緒にウイスキーを飲んでいた所、突如モンゴメリーが自分を撃って自殺したと話した。
しかし、モンゴメリーの検死を行うと、顔、頭、肩にそれぞれ1発ずつ銃創があり、自殺する人間がわざわざ3発撃つはずがなく、また、硝酸塩検査によりハバードの両手とモンゴメリーの右手に少量の火薬残渣が検出された事で警察はハバードをモンゴメリー殺害容疑で逮捕した。
同年2月18日、ハバードは起訴されると、第一級殺人罪で有罪判決となり、同年10月に薬物注射による死刑が言い渡された。
死刑執行が近づくと、ハバードの弁護士は年齢と健康状態の悪さを理由にアメリカ最高裁判所に死刑反対を申し立てた。
弁護士の1人は
「彼は病弱で虚弱な男です。彼は現在無害であり、アラバマ州が彼を処刑するのは理にかなっていません」
と述べた。
また、ハバードは現在癌に肝炎、認知症を患っているとも述べ、減刑に値すると主張した。
しかし、最高裁判所は5対4の判決で死刑執行の停止を却下し、アラバマ州知事ボブ・ライリーはハバードを死刑から終身刑に減刑する要請を拒否した。
ライリーは
「この事件で正義は迅速に行われていないが、正義は必ず実現されなければならない (この時点で死刑判決からすでに27年近く経過している) 」
と述べた。
2004年8月5日、アラバマ州アトモアにあるホルマン矯正施設で、致死量の注射によるハバードの死刑が執行された。
享年74歳。
ハバードの死刑執行には息子と娘、モンゴメリーの家族6人が立ち会った。
ハバードの最後の食事は、半熟卵2個、ベーコン4枚、スライストマト、バナナ、パイナップルのスライス、パンにジュースであった。
また、ハバードは執行前に何も語らず最後の言葉は残さなかった。
余談だが、ハバードは74歳で死刑を執行されたが、これは1976年にアメリカで死刑が復活して以降、この時点で最高齢での執行であった (この記録は翌年の2005年12月にジョン・B・ニクソンが77歳8ヶ月で処刑された事ですぐに更新されている) 。
《殺人数》
2人
《犯行期間》
1957年、19771月
∽ 総評 ∽
ハバードは最初の殺人後、刑務所で仲良くなり仮釈放の際に保証人となってくれたモンゴメリーを容赦なく殺害した。
おそらくモンゴメリーが宝石店の店主でお金や宝石類を持っていた為、金品目的での犯行だと思われるがこんな残酷な事あるだろうか。
しかも、一緒に生活して住む所も提供しているのにである。
恩や感謝といった概念が皆無で、いつも言っている通り、己の欲望で人を殺すような殺人犯は決して更生などしないのがよくわかる例である。
ハバードの死刑が執行される直前、アメリカ恒例の弁護士による恩赦や減刑を求める要請が行われたが、当時の知事が却下し無事執行された。
弁護士の癌だからとか認知症だからとか高齢だからとかそんな理由で減刑や執行停止を求める事が理解出来ない。
「どうせ癌で死ぬんだから執行しなくていいでしょ?」と言いたいのだろうが、「だから何?」である。
遺族に「あなたの家族を殺した殺人犯、癌なんですよ。いずれ死ぬんで死刑執行しなくていいですよね」と言えるのか。
私が家族なら、むしろ「癌なんかで死ぬ前に執行の苦しみを味わわせてやってくれ」としか思わない。
知事が「正義が迅速に行われなかった」と言っているのが全てで、さっさと執行せず27年間もダラダラ生かしたせいで癌だの高齢だのわけのわからない理由を生ませてしまうのである。
コメント
コメント一覧 (7)
年齢や障害は関係ない。
今回のゲスは腐りきった恩知らずの人殺し。
殺人で服役後、仮釈放で釈放。
その身元引受人の中年の女性、乙A・F枝さんをズドンし金めのやつをどろぼう。
これだけで充分死刑に該当すべきかと。
当然の判決と執行だけど、遅いね。
片割れ2匹、死刑が執行される可能性が高まったみたいですよ。
1匹目は2020年3月31日付のカマチョ服役囚といっしょにわが子の3児を凄惨に殺害したジョン・ルビオ死刑囚。
子殺しをした猛毒爺婆特集のトリを飾るほどだった点を考えるとド腐れ加減は底知らずだったのが鮮明に思い出されました。
2匹目は2017年7月24日掲載の保険金殺人でだんなさんだった男性を殺害したブレンダ・アンドリューの共犯で不倫相手のジェームズ・パパット死刑囚。
背景考えたらブレンダにもかわいそうな一面はあったかもしれんが、乙A・M助さんや動物たちはなんの落ち度もないのに殺された点を考えれば雌雄仲良く死刑になってよかったねとおもいました。
関係ないですよ。
どうせ死ぬんだから死刑を見送るってどういう理屈なのか理解に苦しむ。
死刑は死刑、死刑判決が下されたのならそれを実行しなくてはなりません。
まあこんな鬼畜に元々恩を着せるなんて不可能ですね。
仰る通り、病死なんて逃げ勝ち、相手の大勝利なんで許してはいけません。
キチモンとしては利用価値があるから他者との関係を築く訳ですが、大半のキチモンは計画性がなく短絡的で、そんな他者との関係を台無しにしてしまう傾向にあります。
このキチモンはそのまま保証人との関係を維持しておけば生活に困る事はないのに、結局キチモンとしての邪悪さ・欲深さによって凶行に及びました。
キチモンの良心や更生を信じたりする事の危険性を示した事例と言えるでしょう。
もっともこれらの事例は被害者とキチモンがかかわった段階ではまだ殺人は行っていない段階なので、すでに殺人を行った個体であればほぼ100%更生を願うだけ無駄でしょう。
いますね。
人垂らしの鬼畜。
ただ、もちろん仲良くなろうとか尊敬とかそんな意味ではなく利用して殺すため。
今まで何度も言ってますが、こういう鬼畜は絶対に更生しません。
だからさっさと処刑するしかないのです。