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ワイアット・バズビー (アメリカ)
【 1984 〜  】



ワイアット・エリス・バズビーは、1984年、アメリカ・テキサス州ヒューストンで生まれた。

バズビーの生い立ちや幼少期についてはほとんどわかっていなかった。

だが、物心つき始めた頃から気性が激しく、暴力性を秘めた性格となっていた。

バズビーが6、7歳の頃、母親のパートナーが家に住み着き一緒に生活を送るようになるが、バズビーは兄弟姉妹たちと引き離され、一時的に里親に預けられた事があった (後に戻された) 。


2003年から2008年の間、バズビーは暴行罪5件を含む複数の罪で有罪判決を受けた。

その為、バズビーは何度も刑務所と外を行き来する生活を送っていた。


2016年12月30日、バズビーは母親のパートナーである男性を刺して殺害した。

逮捕されたバズビーは、警察に以前からパートナーの男性が母親に身体的、性的虐待をしており、その為、家庭環境が非常に不安定だったと主張した。

実は数年前に1度、バズビーがその男性をナイフで刺した事があったと述べた (釈放されまた一緒に住んだ) 。

また、以前、母親からその男性がバズビーを「殺したい」と言っていたと聞かされており、犯行当日、その男性に脅迫され不敵な笑みを浮かべられた事で「殺される」と感じ、自己防衛で刺したと話した。

事件の全貌を目撃したバズビーの従兄弟によると、男性が透析治療から戻り夕食の準備をしていた。

すると、男性が自分宛に小切手が届いているか従兄弟に尋ねた。

従兄弟が「はい」と答えるが、実際はその男性ではなくバズビー宛であった。

その直後、バズビーがナイフを取り出し男性の胸、肩、腹部を刺し始め、最終的に首を切り裂いて殺害したと述べた。

バズビー側は様々な主張をするが、陪審員はバズビーの証言を信じず有罪とした。

バズビーは殺人罪で懲役50年が言い渡された。

バズビーの弁護士は、バズビーが弁護権を放棄した事が能力、知性、自発性の欠如によるものだと主張し、特定の証拠に関する判断において裁判所が裁量権を乱用したと非難した。

また、最終弁論の範囲を不当に制限した事も非難し、控訴を試みるが却下された。

判決後、バズビーは厳重警備下にあるコフィールド・ユニット矯正施設に収監された。


2023年9月19日、バズビーはコフィールド・ユニット矯正施設で、同房者のビリー・チェミアミア (50歳) を殴り撲殺した。

チェミアミアは2018年3月に逮捕されるまでのわずか2年足らずでお金や宝石を盗む為に18人 (22人とも) を殺害した連続殺人犯であった。

バズビーはチェミアミア殺害について、子供について性的発言をしていた為殺害したと述べた。

バズビーは殺害を認めているが、2024年10月の時点でチェミアミア殺害では起訴されていない。

バズビーが仮釈放の資格を得るのは2041年であり、そこで却下された場合、次の資格を得るのは2066年12月30日になる。



《殺人数》
2人 (他犯罪多数)

《犯行期間》
2016年12月30日、2023年9月19日



∽ 総評 ∽

テキサス州ダラスやその近郊で少なくとも18人を殺害したチェミアミアを刑務所で殺害したバズビー。

バズビーは母親のパートナー (義父?継父?) を殺害し刑務所に入ったが、日頃から関係性は良くなかった。

バズビーが6、7歳の頃から一緒に生活をしていたという事なので、少なくとも20年以上生活を共にしていた事になるが、おそらく常日頃から喧嘩が絶えなかったと思われる。

バズビーの証言を信じれば、殺された男性はろくでもない事になるが、裁判では関係性を考慮される事はなかった。

陪審員はバズビーの殺人に情状酌量はなしと判断した結果だが、確かになんとも言えない部分はある。

ただ、バズビーはすでに暴行罪等で逮捕されていたので、被害者の男性抜きにしてバズビーがまともな人間性ではないのは確かである。

なんにせよチェミアミアは終身刑であったので殺された事は非常に素晴らしい事である。

チェミアミアについては以前掲載してはいますが、当時、リアルタイムの情報で急遽掲載した人物なので、これを機に作り直したいなと思います。