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グアルーリョスの絞殺魔 (ブラジル)
【 2001 〜 2002 】



2001年7月17日、ブラジル・サンパウロ州グアルーリョスのジャルディン・サンタ・リタの自宅で、主婦のエリサンジェラ・ニコラウ・ドス・サントス (24歳♀) がハンドバッグのストラップで絞殺された姿で発見された。

エリサンジェラは強姦されており、犯人はその後、家からテレビとアイロンを盗み逃走した。


同年10月26日、VRSというイニシャルでのみ知られる女性 (21歳) の自宅に男が押し入る。

男は女性を強姦した後、黄色い布で首を絞めた。

女性は気を失ったが死んではいなかった。

犯人は死んだと思い生きている事に気付かず、テレビを盗んで逃走した。

女性はその日の正午頃に、鼻血を流して倒れている所を隣人に発見され、すぐに病院に搬送された。

女性は一命を取り留め、事件の経緯と犯人について警察に説明し、犯人は首を絞めている時、笑ったり嘲笑したりしていたと話した。

証言後、退院した女性はグアルーリョスを離れ別の州へ引っ越している。


同年11月19日、学生のジョイス・ロドリゲス・サントス (18歳♀) が自宅でハンドバッグの紐で絞殺された。

ジョイスは強姦されており、犯人はこれまでの犯行同様テレビを盗んだ。


同年11月27日、ASARというイニシャルで知られる女性 (29歳) に男が接触し、女性の不動産に興味があると話した。

男はゆっくり話したいから家に入れて欲しいと頼むが、女性がそれを拒否すると男は無理矢理家に押し入った。

男は女性の首を絞めたが、義理の兄弟が家に到着した為、男は驚いて逃走した。


2002年5月2日、エレオニルダ・ダ・シルバ・リラ (13歳♀) が強姦され殺害される。


同年6月9日、主婦のマリア・アウグスタ・ダ・シルバ (31歳♀) とジャルディン・サンタ・リタ () が、自宅のリビングルームでブラウスで絞殺される。

リタも強姦されていたが、ただ、これまでと違い、住居からは何も盗まれてなかった。


同年6月26日、自宅にいたマリア・ノエミア・シルビア・デ・モラエス (23歳♀) が、ベッドシーツで首を絞められ絞殺される。

モラエスも強姦され、自宅からステレオが盗まれていた。


同年7月3日、自宅でクレジアリア・タバレス・デ・サレス (22歳♀) が、Tシャツの布切れで首を絞められ強姦され絞殺される。

遺体は毛布で覆われていたが、夫が帰宅して遺体を発見し、ステレオが盗まれていた。


同年7月22日、イヴァネイデ・ミランダ・デ・ケイロス (25歳♀) が自宅の床で縛られ、緑色のブラウスで絞殺された姿で発見された。

ケイロスも強姦されていた。


同年8月19日、ジャルディン・フロリダ (25歳♀) が強姦され、布切れで首を絞められ殺害された。

このフロリダ殺害が最後の犯行とされ、犯人は『The Guarulhos Strangler (グアルーリョスの絞殺魔) 』と呼ばれた。

警察は捜査で容疑者として2人の男を逮捕するが、後に無関係として釈放され、事件は現在まで未解決となっている。



《殺人数》
8人 (他2人負傷)

《犯行期間》
2001年7月17日〜2002年8月19日



∽ 総評 ∽

『The Guarulhos Strangler』と呼ばれ、8人の女性が殺害された未解決事件。

全員強姦され、しかも、ほとんどのケースで家の物も盗まれており、全ての凶悪犯罪をフルコースに行う鬼畜さであった。

未解決事件なのでもちろん犯人は捕まっていないが、この事件の珍しい所は2人生存しているにもかかわらず犯人が全くわからない所だ。

一応容疑者として2人の男性の名前が挙がったが、無関係として釈放されており、その後は容疑者らしき人物すら特定されていない。

こういう未解決事件の犯人はある程度目撃者や証言により年齢や容姿など絞られる事が多いが、全くわかっていない。

現地ではもしかしたら何かわかっている事があるのかもしれないが、ブラジルという国柄からなのか犯罪が多い国なのでこの程度の事件にいちいち力を入れてられないのだろうか。