
テイリン・ヒル (アメリカ)
【 1956 〜 】
エリカ・ヒル (1992年生) は、アメリカ・ウィスコンシン州フィッチバーグで養母のテイリン・ヒルと暮らしていた。
テイリンはエリカの実母であるテレサ・スピバの従妹であり、テイリンとエリカは血縁関係にあった。
テレサには薬物乱用の過去があり、その為、エリカの親権を放棄せざるを得なくなった。
そこでエリカを引き取ったのがテイリンであった (テレサは2009年に死亡している) 。
しかし、そんなテイリンは日頃からエリカに虐待を繰り返した。
また、テイリンだけではなくテイリンの実の子供たちからも何年も毎日のように虐待を受けた。
そんな中、エリカに対する虐待疑惑が浮上し、捜査が2000年から2005年にかけて行われていたが、その都度テイリンと直接連絡が取れなかった為、捜査は中断されていた。
2007年2月、エリカは長年に渡る虐待と飢餓の末、死亡した。
遺体には多数の刺し傷、殴られた跡があった。
結局、死因は布を口の中に押し込まれた事による窒息死であった。
テイリンはエリカの妹に電話をかけ、家に来るよう言い、浴室にあるエリカの遺体を見せた。
テイリンは身元確認を難しくする為に歯のいくつかを折った。
テイリンはエリカの遺体に安物の衣服を着せ替え、遺体を処分する為にシカゴに運んだ。
そして、高架下まで運ぶとそこで焼却した。
テイリン家族は帰宅したが、高齢者が遺体を見つけたらショックで心臓発作を起こすかもしれないと考え、遺棄した場所に再び戻ると遺体をインディアナ州ゲーリーまで運んだ。
エリカが失踪した後、エリカの事を聞かれた際、テイリンはイリノイ州ジュリエットの故郷に戻ったと言っていた。
同年2月26日、2人の男性 (兄弟) がゲーリーにある空きビルの入口で黒焦げの足らしきものを見たと警察に通報した。
遺体は死亡後に焼却されており、別の場所で焼かれ運ばれたとみられた。
遺体の検死が行われ、身長は5フィート4インチ (約1m63cm) 、体重は102ポンド (約46kg) だった。
年齢は16歳から25歳お推定され、死亡日時は遺体が発見された24時間以内とされた (年齢も死亡日時も誤りだった) 。
顔や身体にははっきりと確認出来るものでも170以上の傷跡が見つかった。
傷の治り具合に段階やズレが見られ、異なる時期に傷を付けられた事が判明した。
遺体の状態から目視による身元確認は到底不可能であった。
その為、遺体の身元は不明のまま事件は未解決事件となってしまう。
2014年、エリカの生前の姿を描いた3枚の似顔絵が作成され、世間に情報を求めた。
似顔絵は遺体発見時のものと、それを元に作成された正面と横顔であった。
2015年8月7日、テイリンの娘がたまたまインターネットで身元不明の遺体を検索していると、そこにエリカの特徴と非常に似ている人物が掲載されている事を知る。
娘は警察に連絡し、身元不明の遺体を知っていると話した。
警察に連絡した理由を問われると、事件以降ずっと引っかかっており、虐待について終わらせたいからだと述べた。
同年9月14日、テイリンは逮捕され、第一級過失致死罪、児童虐待等6件の罪で起訴された。
テイリンの保釈金は50万ドル (約6000万円) に設定された。
また、テイリンは裁判中に自殺を図ろうとした為、厳重な監視下に置かれた。
テイリンは1998年から2004年まで学校の特別支援教育の補助員として働き、2006年に休職してから戻らなかった為、職を失っていた。
エリカ殺害後、しばらく働いていなかったが、2013年に代替の補助員として復帰し、逮捕されるまで勤務していた。
テイリンは他人に対して優しく親切な事で知られており、他人の前では子供たちを虐待した事はなかった為、事実内容がわかり公表された際は近隣住民の多くが驚きを隠せなかった。
ただ、テイリンの家族はテイリンの性格について「何かおかしい」と常に感じていたと主張した。
2016年7月、テイリンは児童虐待やネグレクトを含む3つの容疑で有罪となった。
同年11月7日、テイリンには懲役20年が言い渡された。

エリカ・ヒル
《殺人数》
1人
《虐待期間》
?〜2007年2月 (正確な期間は不明。少なくとも7年以上)
∽ 総評 ∽
親戚の娘を長年に渡って虐待し続け殺害したテイリン。
虐待死はアメリカのみならず日本でも頻繁に起きており今でも社会問題となっている。
虐待事件といえば、史上最悪といわれるガートルード・バニシェフスキーの事件が有名だが、バニシェフスキーと異なる所は、遠戚といえどテイリンとエリカは血の繋がった関係であるところだ。
そもそも虐待は実の子供に行われる事が多いので特段不思議な事ではないが、赤ん坊や2、3歳くらいの子供に対してならわかるのだがエリカはもうそれなりの年齢である。
エリカの何が気に入らなかったのかよくわからないが、まあテイリンの人間性がただ異常なだけであろう。
外面は良いが内面にとんでもない悪魔な部分を秘めているのはサイコパスの典型であり、テイリンもおそらくそうだったといえよう。
コメント
コメント一覧 (6)
見た目にもヤバさ出てますよね。
外面だけ良いというのは恐ろしいです。
ホワイトデーのチョコのように甘口もいいところだな。
拷問の末の死刑でも物足りんのだがな。
そういや未成年の女の子を2人強姦して殺害した英国の腐れ外道イアン・ハントリーが3月7日に死にました。
2017年12月19日掲載の外道です。
数多の女の子を強姦し、そのうち2人を殺害した腐れ外道。
死んだ経緯はアンソニー・ラッセルというこれまたイカれ外道にシバき倒されてくたばり、このまんまだったそう。
生前ハントリーは刑務所で乙A・F子ちゃんと乙B・F美ちゃんが着用していたマンUシャツを着用していたことでラッセルに限らず数多の受刑者たちを怒らせてたそうです。
ざまぁみろなお話ですが、ハントリーをシバき倒したアンソニー・ラッセルも3人を殺した仮釈放の可能性すらなかったとんでもない連続殺人鬼。
掲載していただければ幸いです。
ただ殺すより残酷ですからね。
子供は1人で生きていく術がないので環境がどんなに地獄でもそれにすがるしかない。
そこをわかって散々虐待するって鬼畜過ぎます。
1匹はイアン・ハントリーという英国の外道で少女を2人殺害した外道です。
もう1匹はカナダのアラン・レジェール。
2匹とも司法の甘さに胡坐かいて調子と生意気をぶっこきまくった恥知らずの腐れ外道。
レジェールは晩年何度か仮釈放を申請していましたが、全部却下。
それでもその都度めげずに申請していたみたいですよ。
ハントリーは凶悪犯罪者専用の刑務所「ザ・モンスター・マンション」で死去。
死因は頭部と顔面を強く打ったことらしいです。
実は彼、被害少女が着用していたマンUのシャツを着ていたことでここの血の気が多い囚人たちを怒らせていたそうですよ。
案の定2月26日にアンソニー・ラッセルという連続殺人で収容された受刑者に殴られて死んだみたいですが、その前も何べんも流血沙汰の被害者側に何度もなっていたみたいです。
ハントリーを殺したラッセル、3人の殺人で仮釈放の可能性が全くない終身刑で収容されていた受刑者です。
英国で仮釈放なし終身刑は極刑相当。
とんでもない凶悪犯罪者なので掲載していただければ嬉しいです。
どちらもすでに掲載していますが、かなり古い記事なので作り直してもいいですね。