
マッケンジー・シリラ (アメリカ)
【 2004 〜 】
マッケンジー・シリラは、2004年8月2日、アメリカ・オハイオ州ストロングビルで生まれた。
母親をナタリー、父親をスティーブといった。
2018年、シリラ14歳の時に当時16歳のドミニク・ルッソと出会い、2人は交際を始める。
シリラはストロングビル高校に通い、卒業後の2021年末、ルッソと同棲を始める。
ルッソは20歳という若さで数件の店を経営し、順風満帆かにみえたが、シリラの兄によると2人の関係には確執があり、何度も別れては復縁を繰り返していたという。
ルッソの母クリスティーンは、2022年1月にルッソとシリラの関係が再び緊張し、シリラがルッソを虐待していたという複数の意見を聞いていた。
同年7月、ルッソはクリスティーンに電話をかけ「困っている」と話した。
クリスティーンは家族の友人にルッソを迎えに行かせる。
友人が到着すると、シリラが
「今すぐこの車を壊してやる!」
と叫び、ルッソを殴ろうとしているのを目撃した。
2022年7月に撮影された動画にはシリラがルッソの家に押し入ると脅す様子が映されていた。
シリラを知るクラスメイトによると、シリラは映画「ミーン・ガールズ (アフリカからアメリカへ引っ越した少女が戸惑いながらも生活していく学園コメディ) 」の登場人物レジーナ・ジョージのファンで、それは見た目や仕草を真似る程であった。
その為、シリラは学校でも特に目立つ生徒で、美しい容姿も相まって同性から好かれ、校内では100人以上の女子生徒に付きまとわれる程の人気であった。
シリラはTikTokにアカウントを持っており、自身のライフスタイルや服装の動画を頻繁に投稿していた。
アカウントには多くのフォロワーがおり、その人気からいくつかの企業がレビュー用に服や商品のサンプルを紹介してもらう為に送る程であった。
シリラはルッソの家に住み始め、ルッソの家族と時間を過ごした。
シリラとルッソには共通の友人ダビオン・フラナガンがおり、フラナガンは8歳の時に薬物を乱用していた両親から離され、ジェイミー・フラナガンの養子となっていた。
2022年7月30日午後10時15分頃、シリラ、ルッソとフラナガンの3人は、シリラの友人の1人ケリー・プラジャの家で開かれた卒業パーティーに出席した。
3人はそこで1時間弱過ごし、午後11時に友人のポール・バーリングハウスの家に車で行き、そこで音楽を聴きながらマリファナを吸った。
日付が変わった31日午前5時30分、3人はバーリングハウスの家を出て、午前5時34分頃、監視カメラはシリラが運転する車が交差点をゆっくり右折する姿を捉えていた。
しかし、1分後、2台目のカメラがライトも点けず猛スピードで走り去るシリラの車を捉えた。
正確な時間は不明だが、その後、シリラが運転する車がストロングスビルのパールロードに近いプログレス・ドライブ・ビジネスパークにある工場付近で事故を起こした。
事故が起きた時、ルッソが助手席に座り、フラナガンは後部座席に座っていた。
事故から45分後、救急隊員が現場に到着するが、その惨状は酷く、警察官の1人が「 (車体) が真っ二つに割れている」と言い、別の警察官は「今まで見た中で最悪の交通事故」と述べているのがボディカメラの映像に残されていた。
発見時、3人共に意識不明の状態で、シリラはアクセルペダルを踏み続けた状態であった。
シリラはヘリコプターで近くの病院に搬送され、複数の骨折を負っており手術が行われた。
ルッソとフラナガンはその場で死亡が確認された。
ルッソは事故の時、シートベルトを締めてなかった為、フロントガラスを突き破っていた。
警察はシリラの所持品からシロシビン・マッシュルームを発見した。
手術後、意識を取り戻したシリラは、ルッソとフラナガンか死亡した事を聞くと泣き崩れ、酷く落ち込んだ。
シリラは入院中の様子を動画に撮って投稿したが、シリラのアカウントは入院中にピークに達した。
複数のモデルエージェンシーがシリラにアプローチし、シリラは車椅子に乗ってコンサートに行く様子や、風刺的なTikTok動画を投稿した。
また、シリラはハロウィン中にルッソとフラナガンの死体に扮した写真も投稿した。
だが、これらのシリラの行動にフラナガンの妹デイビィンが疑問を抱き、デイビィンが家族に警察への通報を促した。
捜査開始当初、警察もただの事故であり何らかの車の不具合によって起きたと考えていた。
しかし、整備士によって事故車が調べられると、車はブレーキとペダルは正常に機能している事が判明した。
シリラは尋問を受けるが、事故中に意識を失い事故の記憶がないと述べた。
警察はシリラが故意に事故を起こしたのではないかと考えるようになり、ルッソと別れる事を望まなかった為、心中による自殺を図ろうとしたのではないかと推測した。
警察はシリラの端末のGPSデータを追跡し、事故3日前に事故現場の工業地帯を訪れている事を突き止めた。
これはおそらく事故の準備だったと推測された。
同年11月4日、十分な証拠を集めた警察はシリラの退院した直後に逮捕に至った。
シリラは殺人2件、窃盗1件、麻薬密売1件を含む17件の罪で起訴された。
シリラは逮捕される際の様子が警察官のボディカメラに撮影されており、泣いているシリラに手錠をかける様子が法廷で公開された。
シリラはパトカーで刑務所に移送される際、目を閉じて落ち着いてる様子であった。
裁判でナンシー・ルッソ判事は、シリラの行動は計画的だったと述べ、
「車輪の上の地獄」
と呼び非難した。
検察側はシリラには後悔の念がなく、ハロウィンで踊るシリラの動画を証拠として挙げた。
シリラの弁護士ジェームズ・マクドネルは、陪審裁判ではなく裁判官が有罪を決める裁判官裁判を選択した。
2023年8月21日、デイビィンはシリラに「可能な限り最長の刑期」を言い渡すよう裁判所に求めた。
ルッソの母クリスティーンは、シリラにまだ生きていける未来がある事に感謝すべきだと語った。
シリラはルッソとフラナガン殺害で2件の終身刑が言い渡された (どちらも15年後に仮釈放の可能性がある) 。
また、運転免許証の永久停止を命じられた。
同年9月25日、シリラの弁護団は控訴し、裁判では有罪判決を裏付ける証拠が不十分であり、複数の誤りがあったと主張した。
しかし、控訴は棄却された。
2025年4月24日、弁護団は2度目の控訴を申し立てた。
ナンシー判事はこの控訴も時期尚早を理由に棄却した。
現在、シリラはオハイオ州女性矯正施設に収監されており、仮釈放審問は2038年に予定されている。
このシリラの事件について多くのドキュメンタリーが制作されYouTubeやテレビで取り上げられている。
最後に事故後、シリラがTikTok動画で言った発言で終わりたいと思います。
「私はドラッグをたくさん飲んでも死なない女の子の1人よ」

シリラ&ルッソ
《殺人数》
2人
《犯行期間》
2022年7月31日
∽ 総評 ∽
事故に見せかけ2人を殺害したとされるシリラ。
裁判では関係が上手くいってなかったシリラが事故に見せかけて2人を殺害したと述べられたが、彼女を擁護するつもりではないが確かに少し疑問が残る犯行である。
シリラ自身も運転席に乗り車を運転しており、いくら上手く狙ったとしても本人も無事では済まず、下手したら死ぬ可能性も0ではない。
本人も事故の衝撃で意識を失い、複数の骨折を伴っている (原型のない車の画像がネットで確認出来るが、その事故の凄惨さがわかる) 。
2人を殺害する方法としてはリスクが高過ぎではないだろうか。
ただ、2人は上手くいっておらず、別れたり復縁を繰り返し、更にシリラがルッソを虐待していたというのが犯人とされる要因の1つとなった。
仮に本当にたまたま起きた事故であり、殺すつもりがなかったとしたら、その後の行動がいただけない。
TikTokに上げた動画をいくつか見たが、ハロウィンを楽しみ人生を謳歌している様子がみてとれ、落ち込んだり悲しんでる様子は皆無である (事故から3ヶ月も経っていない) 。
正直2人を殺害する為にわざと事故を起こしたと疑われても仕方ない。
嘘でもしばらく大人しくしおらしくしていれば、少しは見方が変わったのではないだろうか。
コメント
コメント一覧 (8)
本当そうですね。
1人でラリって誰にも迷惑かけないで1人で勝手に死んで欲しいです。
しかも、乙B・M太君に扮してハロウィンの仮想パーティに参加してる点を見てると。
そのような態度等が勘案され華の時期を塀の中で過ごすことになったクソガキ(以下甲A・F子)。
不謹慎で失礼じゃあるけど、反省の態度を見せてたらこども割引などでもうちょっと短期間でしゃばに出されていた可能性も言及できる点を考えるとね(犯行当時まだまだ幼齢扱い)。
入れられるむしょもいい意味でも悪い意味でもひじょうにざつでいい加減。
わが国の女のむしょの様子で囚人の老婆が
「至れり尽くせり・・・うんぬん。」
と抜かしてますが、甲A・F子が入るようなむしょはそんなにやさしく、ていねいなやつは期待できんようなむしょだぞ。
あと、囚人が車でぶっ飛ばされたむしょでもあるぞ。
甲A・F子にはお似合いだな。
そうですね。
確かにしおらしく反省してますという態度とっていればもっと変わった結果になったかもしれませんね。
犯罪者に気を遣うのって何なんですかね。
少年だろうが女性だろうが関係ないですよ。
また、やはりネット上特にreddit等ではマッケンジー無罪説というスレッドも多数あり
マッケンジーを許さないというスレッドもあり、陰謀論と相まって混乱の極み。
(マッケンジーの元彼は警察の取り調べでマッケンジーはブードゥー教の呪いをドミニクにかけていたから彼女は間違いなく殺したと思う等の証言もあり)
正直、無理心中だったのではないか?というのが個人的な感想だけど、やはり生き残ってしまったことがこの女性にとっては最大のミスだったんでしょうね。
それに付き合わされて命を失った男性二人はたまったものじゃない。
特に友人という関係性だったダビオンは最大のとばっちりを受けた被害者。
裁判所が有罪という判決を下したのは「全くブレーキ痕が存在しなかった」という証拠が最大の理由なようです。
私も殺人ではないと思いますね。
流石に殺人の方法としては本人へのリスクが高すぎます。