
エリカ・シフリット (アメリカ)
【 1978 〜 】
ベンジャミン・シフリット (アメリカ)
【 1977 〜 】
エリカ・エレイン・シフリット (旧姓グレース) は、1978年2月3日、アメリカ・ペンシルベニア州ローリング・スプリングスで生まれた。
父親をジェラルド・ミッチェル、母親をシャーロット・ゲイルといった。
ベンジャミン・アダム・シフリットは、1977年10月21日、アメリカ・アイオワ州エスタービルで生まれた。
父親をクレイグ・アーサー、母親をエリザベス・アンといった。
1998年、エリカとベンジャミンは結婚したが、この時お互い20歳であった。
エリカはメアリー・ワシントン大学で優等生として知られ、バスケットボール選手として活躍した。
ベンジャミンは海軍特殊部隊SEALのトレーニング・クラス212を修了するが、無断欠勤の繰り返しや成績不良、教官に従わず許可されていない記章を着用する等の不良行為により除隊となった。
結婚後、間もなくシフリット夫妻はエリカの故郷であるペンシルベニア州のアルトゥーナ近くに引っ越した。
そこでシフリット夫妻はスクラップブックの店を開き経営した。
2002年5月25日、シフリット夫妻はバージニア州フェアフォックスから休暇で来ていたジョシュア・エドワード・フォード (32歳♂) とマーサ・クラッチリー (51歳♀) というカップルと出会う。
シフリット夫妻とフォードとクラッチリーは意気投合し、メリーランド州オーシャンシティのシークレット・ナイトクラブで一晩中パーティーを楽しんだ。
その後、4人は112番街にあるシフリット夫妻のコンドミニアムに向かった。
すると、エリカがフォードとクラッチリーに存在しないハンドバックを盗まれたと因縁をつける。
エリカは2人に銃を突きつけ、返さなければ殺すと脅した。
フォードはトイレに逃げ込んだが、エリカがドア越しに銃で4発撃ち射殺した。
その後、命乞いをするクラッチリーも殺害した (後に警察はクラッチリーの死因が刺殺ではないかと考えたが、死因は特定出来なかった) 。
シフリット夫妻は遺体をバラバラにし、デラウェア州リホボスビーチの食料品店のゴミ箱に捨てた。
同年5月31日、シフリット夫妻はフーターズで強盗を行い逮捕された。
警察がエリカの財布を調べると、この時行方不明となっていたフォードとクラッチリーの運転免許証が見つかった。
追及されたエリカはカップル殺害を認めたが、計画は夫の発案だったと主張した。
同年6月4日、供述によりフォードとクラッチリーの遺体が発見され回収された。
事件が公になるとメディアが大々的に報道した為、夫妻の裁判はメリーランド州ウースター郡から移された。
ベンジャミンの裁判はロックビルで、エリカの裁判はフレデリックで行われる事となった。
エリカがありもしないハンドバックを盗まれたと2人に因縁をつけた理由だが、銃を突きつけ恐怖し怯える姿を見たいが為についた嘘であった。
また、バラバラにされたクラッチリーの頭部には銃弾がかすめた跡があったが、これはあえてそうする事で更に恐怖に震える姿を見る為であった。
2003年、ベンジャミンの裁判でメリッサ・セリングという22歳の女性が出廷し、以前、フォードとクラッチリーが受けた犯行と同じ目に遭わされたと告白した。
ただ、2人と違いセリングは殺されず解放された為、出廷する事が出来た。
同年4月9日、ベンジャミンはクラッチリーの死に関して第二級殺人と暴行罪、フォードの死に関しては無罪となった。
ベンジャミンは懲役30年が言い渡された。
同年6月3日、エリカの裁判が始まった。
同年6月11日、エリカはフォードの死に関しては第一級殺人罪で、クラッチリーの死に関しては第二級殺人罪で有罪判決となり、終身刑と懲役20年が言い渡された。
2010年3月、ベンジャミンはエリカとの離婚を申請し、同年8月に承認された。
エリカとベンジャミンは何度も控訴するが、その都度却下された。
2021年、ベンジャミンは仮釈放の資格を得た為、仮釈放申請を行うが2022年4月に却下された。
仮に仮釈放が認められた場合、釈放されるのは2030年になる。
2024年、エリカは仮釈放を申請するが拒否されている。

ジョシュア・フォード
マーサ・クラッチリー
《殺人数》
2人 (他被害者1人)
《犯行期間》
2002年5月25日
∽ 総評 ∽
詳細が少ないので不明な点が多いが、夫妻がカップルを殺害するという衝撃的な事件である。
当時、かなり話題となり注目された事件であるが、やはり妻の方が異常でそれに夫が従うという構図がそうさせたのだろう。
これまで多くのカップルや夫婦による殺人事件を扱ってきたが、ほとんどが夫主体であり、それに妻が従うというのがセオリーであった。
しかし、この夫妻は殺人を行ったのも死体をバラバラにしたのもエリカ主体であり、その異常性は群を抜いている。
しかも、フォードとクラッチリーが殺害される前に同様の目に遭った女性もおり、明らかに2人を快楽目的で殺す為に仲良くなり誘い込んでいる。
エリカがいつからどのようにしてこんな異常になったのか詳細がない為よくわからない。
大学では優等生としてしられ、バスケットボールで活躍する程の学生であった為、それなりに優秀な人間だったのは間違いない。
ただ、優秀な人物が必ずまともとも限らず、IQが高かったり能力の高い異常者も意外に多い。
エリカはおそらく生まれ持っての異常性を備えており、それがこういった形であらわれたのだと思う。
フォードとクラッチリーカップルはたまたまシフリット夫妻と出会ってしまった事で殺されてしまったが、ただただ運が悪かったとしか言い様がない。
コメント
コメント一覧 (6)
妻の異常性に惹かれたというのが正しいような気がしますね。
「類は友を呼ぶ」とはまさにこの事だと言わんばかりです。
なまじ能力の高いキチモンは単純な粗暴犯に比べて被害が大きくなりがちですが、そういったキチモンが群れた場合より大きな脅威となる好例ですね。
群れるキチモンは組織・教祖型と家族・小集団型に分けれますが、この異常者夫婦は典型的な後者の類とみられ、夫婦仲良く地獄へ叩き込まないと危険です。
1+1が2ではなく、10にも20にもなったという恐ろしい話ですね。
群れると犯行が過激に激しくなるのは歴史が証明していいますからね。
ウクライナ21とか日本では名古屋アベック、綾瀬コンクリ事件とかそうですね。
左程知能の高い訳でない、計画性を持たない者でも攻撃性や猟奇性・異常性が高い場合短期間で多くの被害を出しうるのですが、皮肉にも知能が高かろうが低かろうがキチモンである以上衝動を抑制する事は無いですし、他者への共感性も欠如した異常者である事は共通していますね。
管理人様が挙げられた三件以外にも韓国の至尊派事件がこの分類の典型例ですが、いずれも劣らぬ残忍性を発揮し、彼彼女らは外見こそ人間と似通っていても別物であるという事を教えてくれます。
雄は雌の命令に従えなかったとかうんぬん、雌のほうがひどかったうんぬんと言うでしょう。
明らかにそうです。
しかし、雌のほうがひどかったとしてもこの雄もある程度協力しているのも明らか。
攻撃性も雌のほうが圧倒的と証言してるかもしれないけど、欠けている攻撃力をこの雄が充分すぎるほど補っているのも。
話変わるけど、英国の乙A・M君殺害事件の甲A・M・Jと甲B・M・Jも本質は幼いだけの不良少年のチンピラども。
なんだけど、るいとも2匹がつるむことで計画性、洗練性が少し上がり、攻撃力と衝撃力がマックス振り切りすぎた事件になってるのがおぞましい。
2匹はみっともなくとっ捕まった時と取り調べのときはみっともなくなすりつけしてますが、るいとものくせにおこがましい。
しかも両匹ともにおうちかえれるとか取り調べのときにほざいているみたいですよ。
司法判断もるいともであることを考慮した判決になっていますが甘いな。
この事件も雌雄ともおうちかえしてとか頼んでるけどどんだけ面の皮厚いんだ。
このような話聞くと性別や年齢、民族、国民関係なく犯罪の悪質性で刑を決めるべきとおもいましたね。