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マーク・ウィルソン (アメリカ)
【 1990 〜  】



2011年、マーク・ハワード・ウィルソン・ジュニアは、フロリダ州で強盗、重窃盗の罪で逮捕され、懲役1年の刑期のうち、数ヶ月服役した。


2012年、ウィルソンは自動車窃盗、コカイン所持、盗品売買など複数の罪で懲役5年が言い渡された。


2016年、約4年刑期を務め、ウィルソンは釈放された。

ウィルソンと母親はポーク郡からパトナム郡メルローズに引っ越すが、家がないウィルソン親子にベイカー家が裏庭の小屋を提供した。

ベイカー家にはテイトン・ベイカーとロバート・ベイカーの兄弟とその親、兄弟の叔母がいたのだが、ウィルソンはその叔母と交際を始める。


2020年8月26日、ウィルソンはテイトン (14歳) とロバート (12歳) 兄弟を自宅でハンマーで殴り殺す。

そして、2人の喉を切り裂いた。

兄弟の母親と弟が起きると、テイトンとロバートが倒れているのを発見し、すぐに警察に通報した。

現場を訪れたデローチ保安官は、そのあまりの現場の凄惨さに絶句し、これまで目撃した中でも「最も恐ろしい」ものであったと後に語っている。

ウィルソンはすぐに逮捕されるが、動機については本人が語らず不明であった。

ただ、検察はウィルソンの犯行は計画的であり、目的は強盗であると主張した。


同年10月20日、ウィルソンは2件の第一級殺人罪で起訴された。


2023年1月27日、ウィルソンには死刑が言い渡された。

ウィルソン自身謝罪をし、母親は涙ながらに息子の犯行を謝罪し嘆願したが、ハワード・マクギリン判事は検討に値するとしながらも、死刑を支持した。

マクギリンは49ページの判決文を朗読したが、ウィルソンはそれを黙って聞いていた。

判決を言い渡したマクギリンは、
「特にテイトンの死は残酷であり、間違いなく苦痛であった。ナイフの刃が喉を横切ったがテイトンはしばらく生存しており、地獄のような苦痛を味わった」
とウィルソンを非難した。

判決を聞いたデローチは、控訴される可能性が高いとしながらも、
「今日、正義の為に闘う人々の勝利であり、私個人としては彼をライフォードのフロリダ州刑務所の死刑囚棟に引き渡されるのが待ち切れない」
と付け加えた。

ウィルソンへの死刑判決は、パトナム郡としては2012年以来の事であった。


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            テイトン


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             ロバート



《殺人数》
2人

《犯行期間》
2020年8月26日



∽ 総評 ∽

恩を仇で返す鬼畜は山程いるが、この鬼畜はその中でも酷い。

どういう経緯でウィルソン親子に小屋を貸す事になったのかわからないが、おそらく地方からやって来た親子を不憫に思ったのだろう。

そんな一家のまだ10代の兄弟を強盗目的で殺すという鬼畜という言葉ですら生温い。

しかも、兄弟の叔母と付き合っているというおまけ付きである。

とにかく死刑になったのが幸いであり、あとはさっさと執行するだけである。