
ヒシャム・ラウイ (モロッコ)
【 1976 ~ 】
2007年2月11日、モロッコ・シャウイア=ウアルディガ地方セタットの屠殺場地区で、アナダ地区に住むファティマ・ザハラ・ハッジャージ (20歳♀) の遺体が発見される。
数日後、国道9号線でナタ・マンサール (22歳♀) の遺体が発見される。
マンサールもハッジャージと同じで地域に住んでいた。
警察は同一犯による犯行だと考えるが、犯人逮捕には至らなかった。
この2件の事件は、娘を持つアンナハダ地区の住民たちを恐怖のどん底に陥れた。
2008年3月11日、工業地帯の裏にある木に覆われた穴から、ナワル・タアラビ (21歳♀) の遺体が発見される。
タアラビも他の2人と同じ地域に住んでいた。
タアラビは応用技術研究所で学んでおり、3月9日午後に自宅を出てそのまま帰って来なかった。
タアラビの家族が警察に通報し、出張中の父親も戻り、徹底的な捜索が開始され、遺体が発見されたのだった。
遺体は法医学病院で解剖され、遺体から指紋が採取された。
その指紋から犯人が特定される。
同年3月17日、警察はタアラビ殺害で職業不詳のヒシャム・ラウイを逮捕した。
逮捕されたタアラビは、3人を強姦し殺害した事を認めた。
タアラビは強姦で服役した過去があり、また、アルコール依存症である事がわかった。
裁判でラウイは死刑が言い渡された。
《殺人数》
3人
《犯行期間》
2007年2月11日~2008年3月9日
∽ 総評 ∽
ラウイは若い女性を強姦し殺害した典型的な強姦殺人鬼であった。
モロッコという国についてよく知らない為、こういったシリアルキラーが多いのか少ないのかわからないが、2人の女性が殺害された段階で住人が恐怖のどん底に陥るくらいなので、シリアルキラーの存在自体比較的珍しいと思われる。
また、モロッコの司法についてもよく知らないが、ラウイは死刑が言い渡された。
死刑があるのはいい事だが、執行された様子はないので、執行に積極的な国でないのは想像に難くない。
コメント
コメント一覧 (9)
多すぎるから小物というよりはそもそも存在や詳細そのものが少ないから小物に見えるだけだと思います。
アフリカも沿岸部、都市部、南アを除けば暗黒大陸。
社会環境などを考えると量はあってもその情報が伝わってこないのは当然かと。
その中でも昨日と今日の事件は粗でも全体像が把握できるのはすごく貴重です。
そうですね。
かなり珍しいと思います。
伝わってないだけで沢山いるのかもしれませんね。
エジプトやリビアはイスラーム色が強く、死刑が行われている国の一つで、
チュニジア、アルジェリア、モロッコは死刑制度はあれど、
少なくとも過去10年は執行していないようです。
イスラーム地域でも、イスラーム以外を認めない国もありますが、
モロッコは宗教上禁止されている酒も飲まれているそうです。
余談ですが、北アフリカってかなり暑いイメージがありますが、
モロッコは大西洋に接している為、涼しく、
カリフォルニアに近い温暖な気候になっているようです。
こうした気候が穏やかな国民性に影響しているのかも知れません。
ただ、男性中心の社会である事に変わりなく、昭和の日本のような、
男性が女性を引っ張っていくような恋愛観だそうです。
個人的な想像ですが、田舎の若い女の子なので、悪い男に誘われても、
強く断る方法が分からなかったのかも知れません。
余談ですが、モロッコ人ってスペイン系を除けば、インド人と似ている人もいるんですね。
かなり遠い親戚ですが、この辺りの人は、日本人と共通する祖先を持っているそうですね。
アフリカ諸国はまだ途上にある国なので、そういう国は厳罰であって欲しいですね。
国の発展と共に刑罰が厳しくなる国というのは存在せず、必ず甘くなります。
という事は今厳しくないと将来が不安ですね。
なるほど、それならそうかもしれませんね。
確かに日本と似てますね。
サッカーはよく知りませんが、死刑判決は執行しないのはダメですね。
蛮族の考え方です