
トッド・ホール (アメリカ)
【 1972 ~ 2015 】
1996年7月3日、アメリカ・オハイオ州ローレンス郡にある花火店に、トッド・M・ホールが侵入する。
そして、花火がぎっしりと詰まった棚を見かけると、
「花火の箱に点火したら面白そうだ」
と思いつき、火のついたタバコを投げ込んだ。
すると、花火に引火し、更に他の花火に次々と引火して大爆発を起こした。
ホールは花火が上がり始めると出口に走った。
当時、店内には独立記念日の花火を買いに約40人の客が来店していた。
店内は阿鼻叫喚の地獄絵図と化し、逃げ惑う客で混乱を極めた。
結局、ライアン・オールドリッジ (24歳♂) 、ミスティ・クローン (21歳♀) 、シェルビー・クローン (3歳♀) 、キャンディ・リー (31歳♀) 、マット・サンソム (14歳♂) 、オノ・トリバー (8歳♀) 、フロイド・トレバー (34歳♂) 、ジェイソン・ウォレス (9歳♂) 、キャスリーン・ウィルクス (71歳♀) の9人が死亡し (この内1人は後に死亡した) 、11人が負傷するという大惨事となった。
遺体はどれも酷く焼け焦げ、オハイオ州の検視官は犠牲者の身元を確認する為に歯の治療を調べなければならない程であった。
目撃情報から、すぐにホールが犯人だと特定され、その日の内に逮捕された。
当局は当初、ホールの3人の友人がホールに放火を促したとして拘束した。
しかし、ポリグラフ・テストの結果、3人は関係ないとして起訴される事はなかった。
ホールは9件の加重放火と過失致死罪で起訴されるが、ホールの精神状態が問題となった。
ホールは1987年にスケートボードの事故で脳に重傷な損傷を負ってしまい、脳の一部を切除していた。
その事でホールは10歳程度の知能しかなかった。
隣人によるとホールはよく揉め事を起こし、1994年には家庭内暴力で逮捕されたが、裁判を受ける能力がないとして不起訴となった。
また、1996年5月には不法侵入で逮捕された事もあった。
同年7月5日、ホールは法廷に立ち、
「私はやっていない、やっていない、不公平だ」
と言い放った。
数年前の裁判所命令の最後の評価によると、近年、ホールは自分の行動をコントロールし、気分を調整し、自分の面倒を見る能力に著しい障害を示し、施設の外で生活する事は不可能だと判断していた。
法廷でのホールは、くすくすと笑い、星条旗を歌った。
ホールの裁判は長く続き、何度も裁判を受ける能力がないとされた。
結局、ホールは裁判を受ける精神状態にないと判断され、州の精神病院に収容される事となった。
2015年3月8日、ホールはアテネの医療施設で死亡した。
享年43歳。
ホールは数年前からその施設で治療 (病名不明) を受けていた。
《殺人数》
9人 (他負傷者11人)
《犯行期間》
1996年7月3日
∽ 総評 ∽
ホールは過去に頭部を損傷し、その際に脳の一部を切除し、10歳程度の知能しかなくなってしまった。
アメリカの裁判では、IQが低い犯罪者に死刑判決は違法となっている。
今回のホールも10歳程度の精神状態だとして有罪判決に至らなかった。
そもそも精神状態や性別などで罪の軽重を左右させてはいけないが、ただ、冷静に考えて欲しい。
IQが低いと言われても10歳である。
2歳や3歳じゃあるまいし、10歳にもなれば何が良い事で何がいけない事かくらいはある程度理解出来る歳である。
世の中のほとんどの人間が10歳の時に犯罪を犯していない。
そもそも精神遅滞だから罪に問わないという事は、精神遅滞者をバカにし過ぎている。
精神遅滞と犯罪は関係ない。
前述した通り10歳程度なら何がいけない事かくらい理解しており、ホールが裁判で「不公平だ」と言っている時点でとても精神遅滞とは思えない。
まあ原因はわからないが早目に死んでくれたのでこの件に関しては良かったが。
コメント
コメント一覧 (10)
ちえおくれのおっさんが花火屋さんにシケモクを突っ込みその結果多数がぶっ殺された。
しかも興味本位。
年齢云々は関係ないです。
完全なテロです。
長生きさせる必要は・・・なかったですよね。
自分が被害者だとして、犯人が知能指数低いからって「だったらしょうがないね」となりません。
それで許す人って世の中にいるんですかね。
また、花火大会と言えば明石市の花火大会での歩道橋事故も昔ありましたが、あれも管理の杜撰さが生んだ事件ですね。今回の鬼畜はそんな過失ではなく意図的なので、全く同情出来る余地はなく、さっさと死んだのは良かったと思います。
歩道橋の事故ありましたね。
ドミノ倒しみたいになったんでしたっけ。
それらも酷いですが今回のは興味本位ですからね、比べ物になりませんよ。
犯行に至るまで、何らかの支援を受けられたと思いますけどね。
後天的な障害なので、完全に回復するのは難しくても、
リハビリによってある程度は望めると聞いた事があります。
日本でも、統合失調症で減刑という事例があり、
精神障害者へのヘイトや分断を招きかねません。
しかし、だからと言って、彼らの治療の為に税金が使われる事の意義そのものを、
否定するのは筋違いだと思います。
人類の2割が精神疾患を抱える時代、確かに医療自体に無駄や非効率があっても、
社会的保証を受けられる事は極めて重要です。
日本も明治憲法で「患者は反秩序者なので、社会から隔離させる」という、
ナチスさながらの扱いを受け、未だに精神障害は一家の恥という偏見が残っています。
現代日本は、社会的余力がなくなっている事から、働かざる者食うべからずという風潮が強く、
肝心の休職期間中に、充電出来ないという問題も起こりそうですね。
私もある程度は回復出来たのかなと思いますね。
治療の為の税金はある程度仕方ないと思います。
ただ、治る見込みもない異常者に治療と称して税金を投入するのは勘弁してもらいたいですね。
10歳といえば大丈夫みたいなのが腹立たしいですよね。
まあ弁護士は少しでも抵抗できる材料ならそこで押すのでしょうけど。
安倍晋三を殺した山上容疑者(まだ容疑者なのがおかしいが)に精神鑑定する様ですね🤔毎回テンプレの様に精神鑑定するのが理解出来ない。解らない訳が無いし、行動するのにあそこまで計画しておいて精神が正常じゃ無かったとか言い出すのは、その言ってる人が正常で無いとしか思えない。世界中で必ずと言っていいほど精神鑑定をさせようとするのが本当に理解出来ない。
死刑といえば、秋葉原通り魔事件の加藤死刑囚が本日執行された様だ。コレで遺族の溜飲も少しは下がってくれる事を望む。疑いようもない殺人犯は、粛々と執行するのが筋だろう。冤罪は有り得ない事なんだから、躊躇う理由がない。むしろ法を捻じ曲げて何故延ばすのか?
その通りですよ。
ある程度理解出来ますよ。
精神鑑定てする必要ないですよね。
まともじゃないのはわかりきってるわけですし。
処刑されましたね。
そろそろ判決後、半年以内に執行を守ってもらいたいものですね。