
エドワード・ザクシェフスキ (アメリカ)
【 1965 ~ 】
エドワード・J・ザクシェフスキ (1965年1月31日生) は、妻シルビアと夫婦間の問題を抱えていた。
ザクシェフスキは隣人に離婚するくらいなら家族を殺した方がましだと話していた。
1994年6月9日朝、ザクシェフスキが働くエグリン空軍基地に連絡が入る。
電話の相手は息子のエドワード (7歳) で、エドワードはシルビアが離婚したいと話している事を知らせた。
会話の後、ザクシェフスキは昼休みに鉈を購入しに行き、職場に戻るとその日は仕事をこなした。
その日の夜、一足先に家に戻ると鉈をバスルームに隠した。
シルビアと子供たちが帰宅すると、ザクシェフスキはシルビアに襲いかかり、バールで頭を2度殴り負傷させ、リビングルームから寝室に引きずり込んだ。
そこで、再びバールで頭を殴り、最後はロープで首を絞めて殺害した。
次にザクシェフスキは歯を磨こうとエドワードを浴室に呼び寄ると、ドアの後ろに隠していた鉈で何度も切りつけ殺害した。
エドワードは頭や首、背中に深い傷を負っていたが、腕や手首に防御創が見受けられ、激しい攻撃の中、身を守ろうとしていた事がわかった。
その後、ザクシェフスキは娘のアンナをバスルームに呼び寄せ、再び鉈で切りかかり殺害した (アンナの殺害については浴室に入ってすぐに殺したか、兄の死体が横たわっている浴槽の上にひざまずかせ、処刑のポーズで殺したともされ相違がある) 。
アンナの腕と手にも防御創があった。
全てが終わると、ザクシェフスキはシルビアの遺体を寝室から浴室に引きずり込み、更に鉈で傷つけた。
シルビアの死因は鈍器による傷と鋭利な刃物による傷の両方である事がわかった。
ザクシェフスキはオーランドへ車で行き、そこでハワイに向かう飛行機に乗り込んだ。
ハワイに着くと、ザクシェフスキは名前を変え、宗教的なコミューンを運営する家族のもとに身を寄せた。
しかし、ザクシェフスキの事件が「未解決ミステリー」という番組で放映されると、それを滞在先の家族が見ていた為、ザクシェフスキは警察に自首した。
1995年8月13日、ザクシェフスキは拘置所から脱走を試みるが失敗し、この罪で1年半の禁錮刑が言い渡された。
1996年4月19日、3件の殺人で有罪判決となり死刑が言い渡された。
同年7月1日、ザクシェフスキはフロリダ州最高裁判所に直接控訴した。
ザクシェフスキは拷問の意図はなかったと話し、3件の殺人全てで凶悪、残虐、残酷な加重暴行が誤って適用されたと主張した。
フロリダ州最高裁判所はシルビアに関しては誤って適用されたと指摘した。
また、被害者の偏見に満ちた写真の提示や、州独自の精神衛生専門家の証言の容認があった。
1998年6月11日、ザクシェフスキの死刑判決が確定した。
同年12月7日、ザクシェフスキはアメリカ最高裁判所に請願書を提出するが、1999年1月25日に却下された。
2001年1月24日、ザクシェフスキは申立書を提出したが、2002年6月17日に却下された。
2002年8月5日、フロリダ州最高裁判所にその決定に対する上訴を提出したが、2003年11月13日に却下された。
2004年2月23日、ザクシェフスキは連邦地方裁判所に人身保護令状を申請した。
ザクシェフスキは憲法修正第5条、第6条、及び第14条が侵害されたと主張した。
また、ザクシェフスキは、効果的でない弁護士の助力を受けたと主張し、また、弁護士が検察官の最終弁論で不適切な発言に異議を唱えなかったこと、また、令状なしの捜査で家から発見された証拠を押収しなかったと主張した。
同年9月30日、ザクシェフスキの主張には十分な利点がないと判断し、申し立てを却下している。
《殺人数》
3人
《犯行期間》
1994年6月9日
∽ 総評 ∽
ザクシェフスキは判決や裁判への不満から何度も控訴や申し立てを申請した。
その為、現在まで死刑は執行されていない。
これはアメリカのみならず、どこの国もそうで、控訴や上訴を繰り返すとその時点で死刑を執行される事はない。
控訴や上訴というのはそれをやった事で被告人側のデメリットは何もない。
それなら誰だってするに決まっている。
いつも言っているが、控訴や上訴などの場合、誰でもする権利はあるが、失敗した場合罪が重くなったり死刑執行が早まったりするべきである。
ノーリスクハイリターンな事などあってはいけない。
コメント
コメント一覧 (8)
いい御身分ですね。
どのみち、不満も死刑を回避するための逃げ口上で言い訳。
理由にも言い訳にもならないのになっちゃう現実。
何とかならんかね。
刑務所の過剰収容を防ぐ方法です。
凶悪犯罪者や性犯罪者限定ではありますが、間引きも選択肢にありと思いますね。
ほとんどそうですよ。
冤罪で控訴や上訴している人なんてほとんどいないですからね。
本当に何とかならないものかと思います。
こういう女子供が犠牲になる事件は減らせないのでしょうか。
鉈で無感情に幼い我が子を殺す程の怪人ですから、普段からDVを受けており、
シルビアも恐怖で支配され、なかなか離婚を切り出せなかったのでしょう。
経済的な問題もあるし、親権もエドワードに渡したくなかったと思いますが、
最悪の結末になりましたね。
来世ではせめて、幸せな家庭を作って欲しいです。
減らないですね。
やはり女子供というのは弱者なのでどうしても愚かな男の犠牲になってしまいます。
なかなか自分から切り出せないから子供に頼んだのでしょうけど最悪の結末を迎えてしまいましたね。
こういう明らかに死刑確定なやつには本当に潔白なら執行後も裁判のやり直しは出来るのでそれじゃ駄目ですか?って言ってみたい。
そうですね。
警察が対応してくれるか別にして言うべきでした。
裁判のあり方てどの国も考えるべきですね。
そうですね。
皆が皆仲良くなんて夢物語ですよ。
夫婦別姓は子供が困るので、個人的には元々の姓はそのままで家族の姓を作ればいいと思います。