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ホルヘ・パルマ (スペイン)
【 1981 ~      】



ホルヘ・イグナシオ・パルマは、1981年11月8日、コロンビア・イバゲで生まれた。


2004年、スペイン市民警備隊は、パルマをエクストレマドゥーラを中心として麻薬密売組織の一員に指定した。


2008年、パルマはイタリアのブレシアで、祖父とルーマニアの売人を伴って幻覚剤の運搬と密売の容疑で逮捕された (9キロのコカインが押収された) 。

パルマは300グラムのコカインをスペインのパンプローナへの密輸した疑いもかけられた。


2019年12月4日、パルマは市民警備隊によって逮捕された。

容疑は2人の女性殺害と5人の殺人未遂であった。

パルマは同年11月7日、マルタ・カルボ (25歳♀) と出会い系アプリで出会った。

2人はパルマが住んでいるバレンシア州マヌエルで会う事となった。

カルボは母親に今どこで何をしているかメールで送った。

しかし、以降、カルボと連絡を取るのが不可能となった。

不安になった母親はパルマの家に行き、カルボの事を聞いた。

しかし、パルマはカルボという女性を知らないと述べた。

2日後の9日、カルボの母親は娘が失踪したと警察に報告し、警察は捜査の末、カルボがパルマと一緒にいた事を掴む。

そして、パルマの自宅を調べた所、衣類に付着した血痕を見つける。

パルマはカルボを殺害後、遺体を解体し、マヌエルやカルカイヘント等、様々な町に遺体を捨てたと告白した (遺体の捜索は現在も続いている) 。

また、パルマは同年3月25日に殺害されたブラジル国籍の女性アーリーン・ラマス (32歳) は、バレンシアで遺体が発見された。

当初、ラマスはコカインや未知の薬物による中毒死とされ、殺人とは思われなかった。

しかし、それらが膣内か肛門から過剰に吸収された事がわかり、殺人と判断された (犠牲者は苦しみの後、昏睡状態になったと推測された) 。

更に捜査を進めると、同年6月15日にバレンシアで遺体が発見されたコロンビア人女性レディ・マルセラ・バルガス (26歳) がコカインの過剰摂取が死因とされた。

その後、コカインが膣内から入れられた痕跡が見つかり、ラマスと同様の殺害方法からパルマによる犯行だと考えられた。

また、カルボ失踪の3週間前にバレンシア近郊で19歳の女性が行方不明になったと報告が入っていた。

女性は見つかる事がなかったが、パルマの犯行ではないかとされた。


パルマはカルボ、ラマス、バルガス3人の殺害と、7人の女性への暴行で起訴され、2021年4月13日、バレンシアの裁判所に出廷した

今後、パルマの裁判が進み、判決が下される予定である。


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                               マルタ・カルボ


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                            アーリーン・ラマス



《殺人数》
3人以上 (他被害者多数)

《犯行期間》
2019年3月25日~同年11月7



∽ 総評 ∽

『The Butcher (肉屋) 』と呼ばれ、最低でも3人の女性を殺害したパルマ。

パルマは女性の膣及び肛門に過量なコカインを挿入し、中毒死させるという独特で恐ろしい方法で殺害した。

コカインを膣や肛門から入れるとどのような効果になるのか全くわからないが、中毒死するという事はそれほど強烈なのだろう。

パルマの裁判はこれからであり、どのような判決になるかはわからないが、下されても終身刑である。

また、スペインは刑務所に連続で30年以上収容する事を法律で禁止しているので、下手するとそれ以内に出てくる可能性すらあり、とんでもない話である。