
リューリク・ジャティング (香港)
【 1983 ~ 】
2014年11月1日、香港・湾仔地区にある豪華なワン=ベッドルームのアパートで、セネン・ムジアシ (30歳♀) が瀕死の状態で発見される。
しかし、瀕死であったムジアシはすぐに死亡してしまい、また、ムジアシはジェシー・ロレーナ・ルリという名前を名乗っていた事がわかった。
ムジアシは東南アジア出身の売春婦とされていた (後に売春婦というのは否定された) 。
ムジアシはフィリピン人とされていたが、ジャワ島出身のインドネシア人である事がわかった。
ムジアシは2006年にヘルパーとして働く為に香港を訪れ、発見された時には労働許可証の期限が切れておりオーバーステイとなっていた。
ムジアシが最後に目撃されたのは10月31日午後8時45分頃で、湾仔の歓楽街にあるパブの外で4年来の知人と話をしていた。
そして、11月1日の朝、31階のワン=ベッドルームのアパートから
「何かが起こった」
と3回に渡って警察に通報していた。
この通報を受け、警察が現場に向かったのだが、現場で12インチ (約30cm) のナイフ、性具、コカインが見つかった。
ムジアシは首、喉、臀部に切り傷を負っており裸で横たわっていた。
現場にはリューリク・ジャティングがおり、警察官が話を聞くが、錯乱して支離滅裂な事を話した為、その場で逮捕された。
ジャティング逮捕から8時間後、アパートのバルコニーで大きなスーツケースに入った2つ目の部分的な首を切られた女性の遺体が発見された。
その遺体はインドネシア人のスマルティ・ニンシ (25歳♀) である事がわかった。
ニンシは2009年に結婚し死亡した時には5歳の子供がいた。
2011年に初めて香港に行き、2年8ヶ月もの間家事手伝いをしていた。
その後、2013年にインドネシアに戻るが、2014年8月に観光ビザで香港に戻っていた。
ニンシは家族に遺体が見つかった翌日の2日にインドネシアに帰るつもりだと話していた。
ニンシは10月27日に殺害されたと考えられており、前日の26日に最後の姿を確認されていた。
警察はジャティングの携帯電話の中身を調べた所、約2000枚の写真が見つかり、それはサドマゾヒズム的な物も多く含まれ、性器やニンシの切断された頭部や死体の様々な部分と一緒に写っている写真もあった。
また、ビデオの中で被害者の1人を殺したと述べていた。
ジャティングは2人の女性殺害で起訴されるが、逮捕後は警察への協力を拒否した。
ジャティングはイギリス籍のバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの元社員で、事件前に退職していた。
ジャティングは2010年7月から2013年7月に香港オフィスへ異動していた。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ジャティングは「検察官、規制当局、徴税者、銀行自身のコンプライアンス部門から監視されている税金を最小化する取引」を担当しており、また、競技用ポーカープレイヤーでもあった。
ケンブリッジ大学に通っていた時のジャティングの友人によると、女性に対して「ぎこちなかった」と述べ、別の女性の友人は「勤勉で知的な紳士」と述べている。
ジャティングは以前、婚約者が他の男性と浮気をした際、ショックを受けると共に裏切りを許し関係を修復しようとしたが、それは叶わなかった。
インドネシアの警察は、インターポールや外務省と連携して事件の詳細を調べた。
インドネシアの外相は国民の権利を果たす為に政府は最善を尽くすと述べた。
ジャティングは出廷し、起訴された容疑に関しては理解を示したが、答弁を拒否した。
4人の精神科医がジャティングを自己愛性人格障害であると証言するが、ジャティングは裁判を受ける精神状態にあると宣言された。
2016年11月8日、ジャティングは2件の殺人で有罪となり終身刑が言い渡された。
2018年8月、香港の控訴裁判所はわずか8分の審議でジャティングの控訴を棄却した。

スマルティ・ニンシ

セネン・ムジアシ
《殺人数》
2人
《犯行期間》
2014年10月27日~11月1日
∽ 総評 ∽
イギリス人のジャティングにとってアジア人女性なんてチョロく下に見ていたのだろう。
また、ジャティングは銀行で働いており、高収入でおそらく自分にも相当自信があったのだろう。
どういうきっかけで2人と知り合い誘ったのかよくわからないが、殺して解体し、写真や動画を撮るという鬼畜具合であった。
ジャティング自己愛性人格障害と診断されたが、こういった人間は誉められたり認められる事への渇望、欲求が非常に強い。
また、他者に対する優越感、共感性の欠如が顕著で、自分の能力を過大評価する一方、他者の能力を過小評価する傾向にある。
一言で言えば「自惚れ屋の嫌なやつ」だが、1人よがりで調子に乗る分には勝手にやってくれればいいのだが、今回のように殺人に至るとなればとても許される事ではない。
イギリスで裁かれても終身刑が限界なのでどちらでも同じだが、香港は中国に帰属した事で司法も厳罰になって欲しいものである。
コメント
コメント一覧 (12)
ふざけた理由である程度冷静に解体してる点だけでも処刑一択。
しかし、私がうんぬんするのはおこがましいけど、現場のルール優先となると死刑にできないのは残念(ホンコンの法律で裁かれるべき)。
どのみち終身刑なのは残念ですが、シャンガン化した(中国での言い方)司法で死刑は戻る可能性はわずかながらに可能性。
それに期待するしか私はできませんが
死体の解体って女性の場合は運び易くする為とか捨て易くする為とか色々理由が考えられますが、男の場合はそういった理由もあるにはありますが快楽による所が大きいですね。
何とか死刑になって欲しいですね。
無能なナルシストは他人を利用するだけの道具だとしか思ってませんからね。
個人的に、有名人のNPDは三島由紀夫だと思います。
三島由紀夫の愛国心は、自分を愛する為のバックボーンに据えたに過ぎず、
最終的には自分を愛する為の手段だったのではないでしょうか。
天才って変に自分に厳しいというか、不完全な自分を受け入れる事が出来ないのでしょうか。
体も鍛えてましたし自分が好きだったのは間違いないでしょうね。
天才は基本的に他人を見下し、自分が最高の人間だと認識しているので、当然、妥協や愚かな自分を受け入れる事は出来ないでしょう。
相手のことを人間として見てないような奴を人間扱いする必要なんて私はないと思います。
間違いでしたで許される事じゃないですよ。
人生が終わってしまう可能性すらありますから。
東アジアは日本、北朝鮮、中国、台湾が死刑存置国です。
モンゴルは死刑を廃止しています。
当然復活させるべきですね。
平等なんてあり得ませんよ。
貧富の差、地位や階級が存在する時点で平等じゃないですし。
そもそも男女で性別が異なる時点で平等は不可能ですよ。
口では同じくらいの命と答えられるでしょう。
しかし、本質はそれとはかなりかけ離れています。
腐りきった凶悪犯罪者の命は殺せば殺すほど重くなり、それに比例して被害者の命はどんどんどんどん軽くなる。
しかも、死刑が廃止されればどんどん甘くなるから被害者の命はますます軽くなっていく。
命が平等なら凶悪犯罪者に殺された被害者のことは考えたのかと問いたいですね。
やはり凶悪犯といえど現時点で生きているのが大きいんでしょうね。
犠牲者は残念ながら亡くなっているので、生きている人間と死んだ人間だと鬼畜でも生きている人間の方を気にしてしまうのでしょう。