
エティエンヌ・デドルーグ (ベルギー)
【 1971 ~ 】
エティエンヌ・デドルーグは、1971年、ベルギー・リンブルフ州マースメヘレンで生まれた。
デドルーグの幼少期についてはあまり知られていないが、デドルーグが母親をとても大切にしていた事は知られていた。
2007年、母親が死亡すると、その後、デドルーグは離婚し、それらの不幸が重なり翌年には精神が崩壊した。
精神科医や心理学者の報告によると、デドルーグは
「病的なまでの自己中心性と他人を操る傾向にあるサイコパス的性格」
であると診断している。
デドルーグはフランス・ブーシェにあるB&B (小型の宿泊施設) に落ち着く前に各地で数十件の詐欺を行った。
2011年10月11日、デドルーグは女性 (57歳) を襲い、外頸動脈を切断して殺害した。
殺害後、クレジットカードを盗み、女性の車でスペインに向かった。
同年11月16日早朝、トーマス・マルティネス・ロペス (76歳♂) はスペイン・アンダルシア州にあるカボ・デ・ガタ=ニハル自然公園の近くに釣りに出掛けた。
バーで朝食をとり、目的を話した後、ロペスはカラ・ラジャという場所に向かったが、その後、砂利で死んでいる所を発見された。
ロペスの車もなくなっており、当初は事故による転落死だと考えられた。
しかし、後に石で頭を殴られ頭蓋骨が骨折した事が原因だと判明した (行方不明となっていたロペスの車は同年12月10日に見つかり、ハンドルから採取されたDNAがデドルーグと一致した) 。
その後、デドルーグはバレンシア、ウエスカで目撃され、その後、ベルギーに戻った事がわかった。
ロペスの家を調べると、デドルーグの名前で発行されたホテルの請求書がゴミ箱から発見された。
ヌシャトーのグランヴォワールに到着したデドルーグに、マーティン (71歳) とミア (69歳) のブランカーツ夫妻が家に泊まるよう促した。
デドルーグは夫妻の車だけを盗もうと思ったが、気づかれるのを恐れ、夫妻の首を絞めて殺害した。
その後、車とコンピューターを盗み、車で逃走するが最終的にブルージュで車を捨てた。
同年12月1日、デドルーグは Facebook で姪にメッセージを送り、翌日の2日、警察に自首した。
デドルーグはブランカーツ夫妻殺害を告白した。
2014年11月7日、デドルーグには終身刑が言い渡された。
また、デドルーグはフランスで25年の禁錮刑が言い渡された。
更にスペイン警察が、デドルーグがロペス殺害の犯人であると正式に発表し、裁判を受けられるように身柄の引き渡しをベルギー政府に求めている。
《殺人数》
4人
《犯行期間》
2011年10月11日~同年11月末
∽ 総評 ∽
『The Lodgers' Killer (下宿人殺し) 』または『B&B Murderer (B&B殺人者) 』と呼ばれ、4人を殺害したとされるデドルーグ。
ただ、スペインでの殺人はまだ裁判が行われておらず、実際に犯人かどうかは確定していない。
だが、数々の証拠がデドルーグを犯人だと示しており、まず犯人で間違いないだろう。
デドルーグは初めフランスで、その次にスペインで、最後は母国といった3ヶ国に渡って殺人を繰り返した。
国と国の間を自由に行き来出来るのは良い事ではあるが、他国に逃げられてしまうと容易に逮捕出来なくなってしまう。
異国間での犯罪は身柄の引き渡しなど時間がかかってしまうのがデメリットである。
コメント
コメント一覧 (11)
殺害相手が殺害相手だけに強姦、ワイセツなどは結構あると思います。
高跳びをしながらの犯行も考えると・・・
こいつもほかの鬼畜に違わず刑は甘くなると確信します。
最大限度(終身刑)まで犯罪を行っているのですから。
発覚していないだけで実際はもっと被害があるでしょうね。
どうせ死刑はないですからね、まあ終身刑や懲役が重なっても無意味ですよ。
正直EUなら犯罪者の引き渡し程度もっと簡単にできてもいいと思うのですけど。
そうなんですよね。
良い事ではあるのですがそれがマイナスです。
実際テロもヨーロッパ各地で発生してますし。
本当ですよね。
犯罪者の受け渡しとかは時間かかるのはナンセンスですよね。
あ...名前がおかしなことになっちゃってますけど平民です
昔のベルギーは死刑(公開銃殺刑)がありました。
死刑を復活させるべきです。
死刑を廃止した国はもれなく全部失敗です。
死刑がなかった時代の方が長い国の一つであるようですね。
確か数年前「暴力的な衝動を抑えられず、受刑生活が苦痛」という
甘ったれた理由で、安楽死を希望した強姦殺人犯に対し、
安楽死ではなく医療施設送致を決定した出来事がありましたね。
ベルギーには死刑という概念自体がないので仕方ないですが、
日本人の感覚では信じ難い事ですね。
僕は安楽死にも死刑にも賛成ですが、安楽死のあるスイス、ベルギー、オランダでは、
例え死刑であっても、人が人の命を奪ってはいけない事が普遍化しているので、
正直そこまで追い付きたくはない感じはありますね。
信じ難いですね。
私も死刑は当然ですが安楽死も賛成です。
死刑がずっとない国ではそう思うのかもしれないですね。
壊れる人は壊れるでしょうね。
ヨーロッパはベラルーシ以外死刑がないのでこうなってしまいますよね。