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シブシソ・マドゥブラ (南アフリカ)
【 1971 ~ 1999 



1999年9月16日、南アフリカ・ブルームフォンテーンにある南アフリカ軍事基地で、黒人陸軍将校シブシソ・マドゥブラ中尉はセミオートマチックライフルを乱射し、ジャックス・クッツァー少佐 (31歳♂) 、レグ・シーバーハーゲン准尉 (38歳♂) 、ヨハン・ロンバード准尉 (49歳♂) 、ドウヒー・ダグラス軍曹 (30歳♂) 、ウィリー・ネール軍曹 (27歳♂) 、テルティウス・ロンバード軍曹 (26歳♂) 、そして、マリタ・ハミルトン (57歳♀) を射殺する。

殺害されたのは南アフリカ国防軍の白人兵士6人と、軍の女性従業員1人であった。

また、他に5人が負傷し、その内、1人が重傷を負った (重傷を負った兵士は後に傷がもとで死亡している) 。

マドゥブラは軍事基地の建物から建物へと移動し、ライフルでランダムに撃った。

しかし、マドゥブラは負傷させた兵士との銃撃戦の末、射殺された。

マドゥブラが死亡した為、事件は解決したが、パトリック・レコタ国防相は、事件後、国防軍の問題に関する調査を発表した。

それによると、マドゥブラの犯行動機はアパルトヘイト後の軍隊における人種差別であると思われた。

実際、マドゥブラの親しい仲間も、事件は人種間の緊張の結果であると述べた。



《殺人数》
8人 (他4人負傷)

《犯行期間》
1999年9月16日



∽ 総評 ∽

人種差別の末に犯行に及んだとされるマドゥブラだが、殺害した兵士が全員白人である為、動機はその通りなのだろう。

アパルトヘイトという差別政策が40年以上の長きに渡り南アフリカに存在したが、廃止から20数年経った現在もその影響が残り完全に消えたとはいえない。

マドゥブラが事件を起こした時にはアパルトヘイト廃止からすでに5年が経過していたが、当然差別が完全になくなっているわけではない。

その為、マドゥブラに対しても白人兵士が日頃から辛くあたっていたのかもしれない。

また、階級も白人たちが独占していてその事に対しても不満があったのかもしれない。

本人はすでに死亡してしまっているので、真意は不明だが、もし差別が原因ならマドゥブラにも同情の余地はある。