
シャイナ・フーバーズ (アメリカ)
【 1991 ~ 】
シャイナ・ミシェル・フーバーズは、1991年4月8日、アメリカ・ケンタッキー州レキシントンで生まれた。
フーバーズはレキシントンにあるケンタッキー大学で心理学を学んだ。
2011年、フーバーズは Facebook でライアン・カーター・ポストン (1982年12月30日生) と出会う。
ポストンはノーザンケンタッキー大学で法律を学び、卒業後は弁護士として働き始めた。
フーバーズはポストンの従兄弟であるカリッサ・カーライルと友達であり、2人はすぐに交際を始めた。
交際が始まった頃、フーバーズは大学を優秀な成績で卒業し、スクールカウンセリングの修士号を取得した。
しかし、交際は長続きせず、18ヶ月の間に何回か別れては寄りを戻した。
2012年10月12日、フーバーズは911に連絡し、ハイランドハイツのコンドミニアムでポストンを殺害したと報告した。
フーバーズはポストンを6回撃ったと話したが、それはあくまでも自衛の為だと絶えず主張した。
フーバーズはその日の夜に警察の尋問を受け、ポストンとの関係が虐待の日々だったと主張した。
警察は「ミランダ警告 (身柄を拘束した被疑者を取り調べる前に被疑者に対して行う4項目の警告。黙秘権がある事、供述は不利な証拠として採用される可能性がある事、弁護士の立ち会いを求める権利がある事、経済的余裕がなければ公選弁護人を付けてもらう権利がある事の4つ) 」を読んだが、フーバーズは自発的に話した。
フーバーズはポストンを「非常に虚栄心が強い」と述べ、
「私が自衛の為に彼氏を殺した事を知れば、誰も私と結婚したいと思わないだろう」
と述べ、尋問室で数時間放置されたフーバーズは室内を歩き回り、「アメージング・グレイス」を歌い踊り始めた。
フーバーズは、
「やった。はい、私がやりました。私がそれをしたなんて信じられない。私は演技がとても上手だ」
と話すとフーバーズは逮捕された。
フーバーズの保釈金は500万ドル (約5億円) に設定された。
同年12月20日、フーバーズは殺人罪で起訴された。
フーバーズは保釈金を支払う事が出来ず、キャンベル郡刑務所に留まる事となった。
2015年4月13日、フーバーズの裁判が始まった。
検察は殺人の動機はポストンがフーバーズと別れたいと切り出した事だと主張した。
しかし、弁護士は銃撃はあくまで自衛であり、フーバーズは加害者どころか家庭内暴力の犠牲者であると主張し続けた。
だが、検察はフーバーズがポストンへの執着を示すテキストメッセージを証拠として提示した。
また、ポストンの家族や数人の目撃者が証言した。
ポストンがフーバーズと出会うきっかけとなったカーライルは、ポストンがフーバーズとの衝突を避けようとしていたと証言し、ポストンの死の前にフーバーズと交換した一連のテキストメッセージを読んだ。
ポストンの継父ピーター・カーターは、ポストンが死ぬ前日にフーバーズとのデートについて打ち明けていた。
フーバーズの元同房者セシリー・ミラーは、フーバーズがポストンを殺した事を自慢していたと証言した。
フーバーズは、
「ポストンの顔を撃ち、彼が望んでいた鼻の成形手術をしてやった」
と笑いながら話していたと述べた。
また、フーバーズは法廷での戦略についてミラーに話しており、
「彼女は狂気を主張するつもりだったが、アインシュタイン並の知能指数を持っており頭が良すぎで無理だと悟った。そこで、被虐待症候群を訴える事にした」
と言っていたと述べた。
同年4月23日、陪審員のよる5時間の審議の後、フーバーズはポストン殺害で有罪判決となり、懲役40年が言い渡された。
弁護士はフーバーズが自衛の為にポストンを殺害した事を示す証拠や証人を提示する事を許可されなかったと述べ、裁判のやり直しを主張した。
同年8月、フーバーズは20年後に仮釈放の資格を得る懲役40年が言い渡された。
裁判長はフーバーズが家庭内暴力の犠牲者とは信じておらず、40年以上の刑を検討したと述べた。
フーバーズは上訴し、2016年8月25日、上訴は認められ有罪判決を覆した。
2018年8月8日、2回目の裁判で弁護士はポストンの虐待的なボーイフレンドであるという主張を中心に供述が構築された。
5時間の審議の末、陪審員は再びフーバーズを有罪判決とした。
フーバーズは仮釈放の可能性がある終身刑が言い渡された。
フーバーズが仮釈放の資格を得るのは2032年である。
この事件はABCのニュースマガジン「20/20」やCBSのドキュメンタリー番組「48 Hours」、有料テレビチャンネルOxygenの「Snapped」と「It Takes a Killer」等で取り上げられている。
フーバーズの事件は全国的なニュース報道により、ジョディ・アリアスの事件と比較されている。

ライアン・ポストン
《殺人数》
1人
《犯行期間》
2012年10月12日
∽ 総評 ∽
ボーイフレンドに別れを切り出され、射殺に至ったフーバーズだが、その頭脳はアインシュタイン並み (IQ160~190) であった (とされる) 。
確かに大学を優秀な成績で卒業している為、頭が良かったのは事実だと思うが流石にアインシュタイン並みではないだろう。
ただ、頭が良いので精神異常は通じず、被虐待症候群に切り替えようとするずる賢さは持ち合わせていた。
フーバーズは日頃から虐待を主張したが、それで殺人に至るというのはあまりに飛躍し過ぎている。
仮に本当に虐待を受けていたのなら殺す前に警察なり何なり虐待を主張するべきだ。
突然相手を殺して「虐待されていた」と主張して「はいそうですか」と素直に信じられるわけがない。
また、日頃から虐待を受けていれば身体的に傷や痣があるはずである。
ただ、女性という事でこういった事件は男は不利になってしまうのも残念ながら事実ではある。
結局、フーバーズは有罪となったので良かったが、裁判の流れによっては無罪にすら成りかねない事件だったと思うと恐ろしくてならない。
コメント
コメント一覧 (14)
往生際の悪さがアホさ加減を増強させているように感じます。
当然の結果の有罪ですが、非情な判断を押し通せた司法に感謝です。
往生際の悪いアホへの落とし前にはそれくらいの厳罰でいいでしょう。
虐待が事実なら殺す前にまず1度でも何らかの形で訴えるべきです。
究極手段の殺人を行ってから「虐待された」と主張しても実際に虐待されていたとしても素直に「はいそうですか」とは普通なりませんよ。
日本ならあっても15年程度になりそうで怖いです。
虐待された悲劇のヒロインを演じる策士のつもりだったのかもしれませんが世の中の人間はお前が思ってるよりずっと頭がいいんだよ。
まさに「策士策に溺れる」という感じでしょうか。
実際に賢かったのならもっと別の事でその頭脳を活かせばいいのにと思います。
廃止すべきです。
仮釈放はあってもいいですが、凶悪犯罪者には適用してはいけません。
軽犯罪で刑務所の行いや更生したと判断した場合に限るべきです。
取調べ中に歌ってるのはYouTubeでも見られますけど怖かったですね。そういう行動や被害者と主張するのもジョディアリアスに似てますね。
比較されてますからね。
かなり酷似していますね。
この鬼畜極悪婆さんは認知症で心身喪失を主張していたようですが、
そんなのに騙されなかった裁判長を誉めたいですね。けど、高齢なので
執行されず、死ぬまで刑務所に養老院のように居座る可能性があります。
確定しました。
ていうかまだ確定してなかってのが驚きです。
とっくに処刑してなくてはいけない事件ですよ。
昔住んでた町のお爺さんが、この被告に交際を持ちかけられてたらしいのですが、あまりの胡散臭さに突き放したそうです。逮捕時のニュースの1コマに出てました。
良かったですね。
もし交際してたら殺されていたかもしれませんね。
無罪にしなかったから喜劇だったけど、無罪になってしまったら本当に悲劇でした。
アッサリ世に放たれ、遺族は毎日恨みや悲しみで死ぬより辛い苦しみを味わっていたでしょう。
バカな判断をしないでよかったと本当に私は安どしています。
無罪になる可能性もありましたからね。
ただ将来的にはおそらく出てると思うのでそれは残念ですね。