
ジェームズ・ケーラー (アメリカ)
【 1963 ~ 】
ジェームズ・クレイグ・ケーラー (1963年1月15日生) はカレンと結婚し、2人の娘エミリーのローレンと息子のショーンが生まれた。
しかし、夫婦の関係が冷めると別居し、カレンは子供達とアメリカ・カンザス州オーセージ郡バーリンゲームで母親ドロシー・ワイトと生活を始めた。
ジェームズはテキサス州ウェザーフォードで働いていたが、後にミズーリ州コロンビアで公益事業管理者として働いた。
その後、ジェームズはトピーカに住み水道局で働いた。
そんな中、カレンはレズビアンの恋人サニー・リースを連れジェームズに離婚を要求する。
ジェームズは離婚するつもりはなく、また、カレンがレズビアンの恋人がいる事に衝撃を受ける。
これらの事はジェームズには到底受け入れられる事ではなかった。
2009年11月28日、ジェームズはカレンの家に向かうと、カレン (44歳) 、エミリー (18歳) 、ローレン (16歳) 、ワイト (89歳) を撃った。
家にいた10歳の息子ショーンは、母親が撃たれる所を目撃し、その後、姉達が撃たれる銃声を聞いた。
だが、ジェームズはショーンを撃たず、家から出て行くよう促した。
ショーンは隣人の家に逃げ込んだ。
隣人は警察に通報し、警察官が現場に到着すると4人が横たわり一面血の海であった。
エミリーはすでに死亡していたが、カレン、ローレン、ワイトはかろうじて生きており、すぐにトピーカ病院へ搬送された。
しかし、治療のかいなく3人は撃たれた傷がもとで死亡した。
ジェームズは翌日逮捕され、4人の殺害で起訴された。
逮捕されたジェームズだが、過去に3度家庭内暴力によりカレンに訴えられており、保護命令が出されていた事がわかった。
また、ジェームズは公益事業管理人の仕事をわずか14ヶ月で辞めており、事件の時は無職であった。
ジェームズの弁護士は、銃撃の数ヶ月前に精神障害を患っており、幻覚に苦しみ仕事を辞める事になったと述べた。
ジェームズの弁護士は法廷にリースを証人として呼んだ。
リースはカレンと2008年から性的関係にあったと述べた。
弁護士はジェームズを愛情深い父親であり夫であったと繰り返し説明した。
しかし、リースはカレンの結婚生活を「非常に虐待的な関係」であると話し、カレンが悲鳴を上げる事も多かったとカレンから直接聞いたと述べた。
2011年、息子のショーンが裁判に出廷し (この時12歳になっていた) 、事件について詳細を語り、また、ジェームズを死刑にしないよう嘆願した。
同年10月11日、ジェームズには死刑が言い渡された。

カレン・ケーラー (右)
エミリー・ケーラー (中)
ローレン・ケーラー (左)
《殺人数》
4人
《犯行期間》
2009年11月28日
∽ 総評 ∽
妻に離婚を迫られそれを容認出来ず家族殺害に至ったジェームズだが、犯行自体はよくあるものである。
ただ、色々謎な部分が多い。
1番は妻のカレンがレズビアンで、恋人を連れて離婚を迫っている所だ。
ジェームズとの間に3人の子供を生んでいる為、生粋のレズビアンではないと思われ、中途で目覚めたのだろうか。
もしくはそれを隠して結婚生活を続けていたのか。
ただ、ジェームズはカレンを虐待していたので、離婚されるのは当然だが。
ジェームズは娘は殺したが息子だけは逃した。
この事からジェームズは女性という存在を憎んでいたと思われる。
息子のショーンは父親に死刑を宣告しないよう頼んだが、結局死刑となってしまった。
ショーンは12歳といえど状況はわかっているはずであり、それでも父親を生かす判決を求めた。
母親と姉を殺したろくでもない父親だが、もし死刑となり執行されれば家族が誰1人としていなくなってしまう為、そんな父親でも命を救いたいと思ったのだろう。
子供が言うのなら私は何も言う事はないが、死刑にせずとも決して外に出してはいけない。
コメント
コメント一覧 (8)
奥さんはレズで浮気してたかもしれませんが娘2人を殺してた時点で説得力はないです。
1人息子で長男に関しては殺さなかったくらいだからどうせある程度彼にもとうさくした気持ちを持っていたのでしょう。
息子は親父を救おうと奔走していますが、息子の希望を突っぱねているのはご英断です。
母親と姉さん2人からしたら鬼畜に甘い顔して許すと宣言しているようなものだし。
女性蔑視はあったように思いますね。
しかも妻がレズで別れたいと言われた事で余計に加速させてしまったのだと思います。
私は父親が家族を皆殺しにし、1人取り残された経験がないのでわからないですが、こんな親でも唯一の家族という事で生きて欲しいと思うのかもしれませんね。
薬物中毒者か精神障害者の可能性がありますね。
殺害したら自分が殺害した者が幽霊となり取り憑かれるそうです。
(霊障で精神疾患などになるらしい…)
まあ当然ですね。
もし釈放などになって他の人に迷惑をかけないとも言えないので。
なんか知らんうちに妻が変なやつにとられてたってので怒り爆発って感じだったんでしょうね。
暴力ふるう差別主義者は勝手なやつですね。
そうでしょうね。
まあこういう異常者に道理を説いても無駄なのでこういった結末になりますよ。
息子が母姉3人を殺した父親に対してある程度寛容な刑罰を求めているのももしかして3人に対してあまりいい待遇を受けていなかった可能性も想像できます。
しかし私の推測なので何とも言えません。
私は孤独になるのを恐れてこんな親でも生きていて欲しいと思ったのではと思いました。
家族が1人もいないというのは経験してみないとわからないかもしれません。