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ヤルノ・エルグ (フィンランド)
【 1975 ~      】



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テルヒ・テルバシェンコ (フィンランド)
【 1981 ~      】



ヤルノ・セバスチャン・エルグは、ブラックメタルを好む悪魔主義者であった。

そんなエルグには仲間が多く集まり、その1人がテルヒ・ヨハンナ・テルバシェンコであった。

他には20歳のミカ・クリスチャン・リスカとマンツィラの16歳の少年 (氏名不詳) がいた。


1998年11月21日、ヒュビンカーのゴミ処理場から人間の足が見つかり、周辺の捜索を行い他の部位も回収した。

その為事件は「damp site murder (ゴミ処理場殺人) 」と名付けられた。

捜査の末、エルグら悪魔主義者による犯行である事がわかり、犠牲者はその生け贄となった事が判明する (犠牲者の23歳男性は名前を伏せられた) 。

警察はエルグ、テルバシェンコ、リスカ、そして16歳の少年を逮捕した。

裁判で検察はエルグが3人に儀式に参加するよう強要し、ベビーメタルを聞き犠牲者をハサミや熱した鉄の棒等で殴った。

そして、首を絞めて殺害するとその一部を食べたと述べた。


1999年8月11日、エルグには終身刑が言い渡された。

テルバシェンコは犯行時、未成年だったとして懲役8年6ヶ月が、リスカは懲役2年8ヶ月がそれぞれ言い渡された。

有罪判決を受けたエルグら3人は、

「悪魔主義の影響を強く受けていた」

と述べた。

テルバシェンコの精神医学的検査を行うと、部分的に異常だと診断された。

16歳の少年は本人の意図とは別にエルグに強制的に参加させられたとして無罪となった。

判決が言い渡されるが、ヒュビンカー地方裁判所とヘルシンキ控訴裁判所は、事件の詳細のほとんどについて以後40年秘密にすると宣言した。


2003年、テルバシェンコは釈放されるが、2007年6月、テルバシェンコ (この時姓はトゥキオ) は男性 (47歳) をハンマーで殴って殺害した。

テルバシェンコは懲役10年が言い渡された。


2011年、テルバシェンコは刑務所から脱獄を図るが2ヶ月後に捕まった。


2014年12月、エルグは仮釈放された。

この事件はフィンランドの歴史の中でも最も残忍な殺人事件とされている。



《殺人数》
2人

《犯行期間》
1998年11月21日、2007年6月



∽ 総評 ∽

悪魔主義というのはこれまで何人も紹介してきたが、欧米、ロシアがほとんどでアジアでは極端に少ない。

風土や文化の違いといってしまえばそれまでだが、特にヨーロッパは異様な事件が多い。

エルグは終身刑となるが15年程度で釈放となり、現在は自由の身である。

また、共犯者も悉く軽い刑罰というあまりに被害者をバカにした司法・判決である。

しかも、事件の詳細を40年伏せるという体たらくである。

公表したら事件の衝撃度から模倣犯でも出ると思って伏せたのだろうか。

それもあるかもしれないが、おそらく将来釈放された時の事を考え隠したと思われる。

流石北欧司法というべき劣悪振りである。

テルバシェンコに至っては釈放後に殺人を犯す始末であり、しかも、2度目の殺人で下されたのは10年というションベン刑である。

エルグも凶悪だが、それに輪をかけてテルバシェンコも凶悪なのがわかる事件である。