_20210423_070029
ティークワン・コックス (アメリカ)
【 1965 ~      】



1984年8月31日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス郡にあるエボラ・アレクサンダー (59歳♀) の家が2人の男に襲撃される。

そして、エボラ、その娘ディートラ・アレクサンダー (25歳) 、エボラの孫ダマニ・ガーナー・アレクサンダー (12歳♂) 、デイモン・ボーナー (6歳♂) を射殺する (殺害されたエボラの息子でディートラの兄は元NFLのディフェンシブバック、カーミット・アレクサンダーであった) 。

男たちの襲撃の際に隠れていた2人の家族が、犯人たちが茶色 (または栗色) の車に乗って逃走するのを目撃した。

そして、逮捕されたのはティークワン・コックス (1965年12月1日生) と20歳のホーラス・エドウィン・バーンズであった。

ただ、バーンズは銃撃者の1人ではなく、逃走車を運転した2人の女性、リサ・ブラウンとアイダ・ムーアと共に見張りをした1人に過ぎなかった。

もう1人の銃撃者はダレン・チャールズ・ウィリアムズと判明し、後に逮捕された。

ただ、コックスもバーンズも「Rollin'60」というギャングのメンバーであった。

動機だがウィリアムズが他のギャングから偽のコカインを売りつけられた事に対する報復であった。

だが、襲撃したアレクサンダー家は報復相手とは全く関係なく、ウィリアムズは報復相手の正しい住所を持っていたが、ブロックを単純に間違えただけだった。

弁護士は犯行時、コックスがバーンズとウィリアムズと比べて歳も若く18歳であり、組織の言う事に従うしかない立場であったと主張した。

しかし、陪審員はコックスが犯行に積極的だったと結論づけた。


1986年、コックスには死刑が言い渡された。


1988年、コックスは囚人のスタンリー・ウィリアムズを刺した。


2000年7月18日午後、サンクエンティン刑務所で最も危険な囚人とされていたコックス、ポール・トゥイラエパ、ノエル・ジャクソンの3人が脱獄を試みる。

しかし、警備員が金網を破って逃げようとした3人を圧倒し、連れ戻している。



《殺人数》
4人

《犯行期間》
1984年8月31日



∽ 総評 ∽

この事件は悲惨でしかない。

ギャング同士の抗争に全く関係のない一般市民が巻き込まれてしまった。

しかも、その理由が「住所を間違えた」という安直で救いようがないものだった。

こんなの犯罪に巻き込まれない為にいくら注意を払ってもどうしようもない。

また、殺害されたのが元NFLの家族という事で事件は全米に衝撃を与えた。

ギャング全員を直ちに処刑する以外選択肢はない。