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キース・ウェルズ (アメリカ)
【 1962 ~ 1994 】



キース・ユージーン・ウェルズは、1962年5月11日、アメリカ・アイダホ州で生まれた。

ウェルズは強盗で逮捕され有罪判決となり刑務所に収監された。


1990年、ウェルズは仮釈放となった。


同年12月20日、アイダホ州ボイジーにあるローズパブで、ウェルズはジョン・ジャスタッド (23歳♂) とブランディ・レインズ (20歳♀) を野球のバットで殴り殺害した。

逮捕されたウェルズは、殺害理由を問われると、

「彼らが死ぬ時が来た」

とだけ述べた。

また、犯行を行った日の夜について自身を

「うろついている獲物の捕食者」

と表現した。


1991年10月23日、ウェルズは有罪判決となり、1992年4月、死刑が言い渡された。


1994年1月6日、ウェルズの死刑が執行された。

享年31歳。

ウェルズの死刑執行は判決からわずか1年9ヶ月であった。

また、ウェルズは1976年にアメリカで死刑が復活して以降、アイダホ州としては初めての執行であり、1958年以来、36年振りの執行であった (長らくアイダホ州ではウェルズが死刑復活以降、唯一の執行者であったが、2011年にポール・ロウズが執行された) 。

また、アイダホ州が1890年にアメリカの州になって以降では10番目であった。

ウェルズは執行前に最後の声明を残さなかったが、執行前日にKTVB-TVの記者に電話をかけ、犠牲者の親戚に申し訳ないと伝えて欲しいと頼んでいたという。



《殺人数》
2人

《犯行期間》
1990年12月20日



∽ 総評 ∽

ウェルズの死刑執行はアイダホ州としては1976年に死刑が復活して以降、初めての執行であった。

そもそもアイダホ州は1958年に執行して以来長らく執行しておらず、ウェルズが実に36年振りという異常さであった。

しかも、現在も死刑を維持しているにもかかわらず、死刑が復活して以降、約50年の間に3人しか執行されていない。

「たったの3人かよ」と思うかもしれないが、ただ、アイダホ州はそもそも死刑判決も少なく、死刑復活以降で43人しかいなかった。

43人に対して3人 (約7%) の執行なので、カリフォルニアの984人に対して13人 (約1.3%) や、ペンシルベニア州の386人に対して3人 (約0.8) に比べると遥かにましではある。

ただ、この死刑判決の少なさが、凶悪事件がないから少ないのか故意に死刑を回避しているのか不明な為、一概に少ないからしょうがないでは片付けられない。