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シルエ・リデーガード (ノルウェー)
【 1989 ~ 1994 】



1994年10月15日、ノルウェー・トロンヘイム近郊のロステン村で、シルエ・マリー・リデーガード (5歳) は、5歳と6歳の男の子に殴られ、蹴られ、石で打たれた。

そして、少年らは虫の息のリデーガードを裸にし、雪の中に投げ捨てた。

結局、リデーガードは低体温症で死亡した。

少年2人はすぐに逮捕されるが、ノルウェーの法律では15歳未満の未成年に対する罰則が許可されておらず、少年たちは心理的評価を受けるよう指示されるだけだった。

少年は顔はもちろん名前も公表される事はなかった。

この事件は、1993年2月にイギリスで起こった「バルガー (バルジャー) 事件」とよく比較されている。



《殺人数》
1人

《犯行期間》
1994年10月15日



∽ 総評 ∽

5歳、6歳といえばまだまだ子供である。

そんな子供が同年代の少女に凄惨な暴行を加え、殺害に至るというのは非常に恐ろしい。

この事件はかのジョン・ヴェナブルス&ロバート・トンプソンの「バルガー事件」と比較されている。

だが、ジョンとロバートは犯行時、10歳だったのに対し、この2人は5歳と6歳である。

ノルウェーの法律では15歳未満に対する処罰が許可されていなかった為、この2人は裁かれる事はなかった。

北欧の司法がゆるゆるなのは周知の通りだが、それにしても15歳未満というのはいくらなんでも酷過ぎる。

中学2年くらいまでは何をしても罰せられないという事になる。

私は日頃から犯罪に年齢は関係ないと言っているが、流石に5、6歳の少年を処刑出来る国は存在しないだろう。

現在、この少年らは30歳くらいである。

すでに普通の生活を送り、結婚して子供でもいるのだろう。

遺族もおそらく健在であり、その怒りや無念を一体どのように消化すればいいのだろうか。