_20200721_062312
ショーン・フォード (アメリカ)
【 1994 ~      】



2012年、ショーン・フォードはチェルシー・ショーベルトと交際を始める。


2013年3月、チェルシーはアメリカ・オハイオ州アクロンにある友人の家でフォードと他2人の18歳の誕生日を祝うパーティーを行った。

全員アルコールを多量に飲み酔っ払っていた。

フォードはチェルシーを寝室に誘い、性行為に誘うがチェルシーが拒絶する。

チェルシーは
「私はあなたの事が嫌いになった」
と言うと、その事に腹を立てたフォードは煉瓦でチェルシーの頭を殴った。

友人の1人が悲鳴を聞き寝室へ向かうが、フォードは部屋を出てナイフを取って戻るとチェルシーの首と背中を刺した。

その後、我に返ったフォードはチェルシーを病院へ運んだ。

診察を受けたチェルシーは脊髄を損傷している事が判明した。

当初、友人らは事件を隠し、チェルシーはパーティー中に何者かに襲われたと警察に話した。

警察が事件の調査に乗り出し、チェルシーは病院内の安全な場所に配置された。

チェルシーの両親ジェフリーとマーガレットにフォードはチェルシーに会いたいと話すが、訪問する事を許可せず会わせなかった。


同年4月1日、ジェフリーは病院を出るとアクロン郊外の自宅に戻り、マーガレットは病院にいた。

その日の午後、建築請負業者が寝室でジェフリーとマーガレットの遺体を発見する。

2人頭部に大きな傷があり、犯行に使用されたと思われるハンマーがベッドの横にあった。

夫妻の車はなくなっており、犯人が乗って行ったものと推測された。

ジェフリーはハンマーで少なくとも14回殴られ、マーガレットは少なくとも19回殴られた事がわかった。

遺体が発見された時点で、ポーテッジ郡当局はチェルシーへの暴行についてフォードが嘘をついたとして令状を発行した。

すると、警察はチェルシーの両親がフォードの接見を拒絶していた事を知る。

警察がフォードに追及すると犯行を否定する。


翌日の2日、フォードは刑務所に収監されると、囚人仲間がジェフリーの車の場所についてフォードが知っていたと警察に話した。

警察はフォードの友人が住んでいた家の前の排水管の中から手袋、ナイフ、ニット帽等を発見する。

また、友人の寝室でマーガレットの時計を見つけた。


同年4月3日から4日にかけて、警察がフォードに尋問し、証拠を突きつけると、フォードはショーベルト夫妻を殺害し、金や宝石、車を盗んだ事を認めた。

そして、ジェフリーとマーガレットの血がフォードの靴と衣服から検出した。

フォードは殺人や強盗で起訴され、検察はフォードへ死刑を求めた。

だが、裁判官は裁判前にフォードが裁判に耐えうる精神状態にあるかどうか審理する必要があると述べた。

そして、フォードを診察した結果、知的障害ではないと診断された。

しかし、フォードはこれまで知的障害者と診断された事はないが、過去に学習障害がある事が判明する。

そして、6歳から19歳の間に5回行われたIQテストでは62から80の範囲であった事を発見する。


2015年6月29日、フォードには死刑が言い渡された。

過去に精神遅滞を示す傾向があったが、現在はまともな精神状態にあると判断された為だった。


2019年11月7日、裁判所はフォードへの死刑判決を却下し、新たな判決審理を行うよう命じた。



《殺人数》
2人 (他1人重傷)

《犯行期間》
2013年4月1日



∽ 総評 ∽

付き合っていた女性に拒絶され、暴力を振るい入院すると女性の両親に面会を拒絶された怒りが爆発した結果となった。

面会拒絶は当然であり、それに腹を立て犯行に及ぶ身勝手極まりない犯行である。

フォードは過去に精神遅滞であった事を理由に裁判が延び、死刑判決が下されたが結局判決は覆ってしまった。

現在何の問題もないのなら過去がどうであったかどうだってよくないだろうか。

結局、死刑は退けられ、その後の判決については詳細はないがおそらく終身刑となるだろう。