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ラファエル・ガルシア (スペイン)
【 1989 ~      】



2003年、ラファエル・ガルシア・フェルナンデス・ラフィータは、3人の少年と4人で、サンドラ・パロ (22歳♀) をナイフで脅して誘拐する。

そして、4人で代わる代わるパロを強姦し、性的に満足した4人はあらゆる凄惨な拷問を行う。

また、車で15回以上轢いたりぶつけたりした。

最後はナイフでパロを何度も刺し、瀕死の状態の中、生きたまま火を点け燃やし殺害した。

パロの検視を行うと、そのあまりの凄惨な様子に検視官は絶句し、耐え難い苦痛の中絶命した事がわかった。

ガルシアら4人は全員逮捕されたが、この時、ガルシアはまだ14歳であった。

ガルシアは14歳という年齢を考慮され、裁判官は少年矯正施設への4年間の懲罰を与えた (共犯者の3人も未成年であった為施設に入れられた) 。

ガルシアは施設に入っても反省の様子は皆無であり、パロを強姦して燃やした様子を楽しげに他の少年たちに話した。


ガルシアは施設を出ると、ギャングの一員となり、スペインの首都マドリードで犯罪を繰り返す。


2018年2月23日早朝、ガルシアは逮捕される。

ガルシアは逮捕されるまで窃盗や強盗、暴行や強姦、銃撃や車の盗難等、数え切れない犯罪を繰り返す。

それは実に700件に及ぶ苦情が警察に届けられる程であった。

ガルシアはマドリードのアルコルコンに住んでいたが、近所の住民はそんなガルシアを恐れていた。


最後に少年矯正施設で仲間に話したガルシアの言葉で終わりたいと思います。

「もし、好きな女の子がいたら相手が望むかどうか関係なく俺はそいつと寝る」



《殺人数》
1人 (他犯罪多数)

《犯行期間》
2003年



∽ 総評 ∽

仲間と4人で女性を輪姦し、凄惨な拷問の末に殺害したガルシア。

仲間3人と女性を拉致し、よってたかって強姦し、性欲を満たすと拷問を行い、殺害した。

しかも、最後は生きたまま燃やすという残酷さであった。

そんな凄惨な犯行を行った時、ガルシアはまだ14歳という若さであった。

そのあまりの残虐さは、日本の『名古屋アベック殺人事件』を彷彿とさせる。

しかも、これ程の事件を犯したにもかかわらず、14歳という年齢によりわずか4年の罰で済んでしまった。

案の定、解放後は犯罪を繰り返し、反省どころか凶悪化すらする始末である。

愚かとしか言い様がない寛大で甘い判決を下した結果がこの様であり、ヨーロッパの相変わらずな司法には呆れて言葉もない。