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ブライアン・トリンブル (アメリカ)
【 1975 ~      】



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ブレイン・ノリス (アメリカ)
【 1977 ~      】



ブライアン・トーマス・トリンブル (1975年9月15日生) とブレイン・メイソン・ノリス (1977年11月8日生) は、「Through Hike : A Ghost Story」というタイトルのホラー映画を制作した。

2人は自ら出演し、映画は低予算で制作された。

だが、映画の費用によりノリスは1万8000ドル (約200万円) の負債を抱える事となる。

そして、2人が借金を返す為に考えた方法が、トリンブルの妻ランディを殺害し、10万ドル (約1100万円) の保険金を手にする事であった。


2003年1月10日、アメリカ・ペンシルベニア州ハリスバーグで、トリンブルは自宅にノリスを招き入れた。

ノリスは家の中に隠れランディを待ち、トリンブルは食事に出掛けた。

その日の夜、ランディは2日間の仕事を終え帰宅した。

ノリスはランディに襲い掛かった。

ランディは命乞いをし祈りを捧げたが、ノリスは電線でランディの首を絞め、21回刺して殺害した。

その後、トリンブルとノリスはすぐに逮捕された。

ランディはトリンブルとの子供を望んでいたが、産めない体であった為、体外受精を試みていた。

また、トリンブルは多発性硬化症を患っていたが、ランディが献身的に支えていた事もわかった。


2004年5月6日、裁判でトリンブルは終身刑が言い渡された。

判決前、ランディの母親ナンシー・チャベスは証言に立ち、
「彼は臆病者でありモンスターです」
と供述した。

トリンブルは頭を剃って裁判に臨んでいたが、そう発言したチャベスをじっと見た後、目線を落とし床に目を向けた。

トリンブルは家族を愛していたと発言したが、それを聞いたチャベスやその家族は悲鳴と呻き声を発した。

ノリスは実行犯として検察官は死刑を求めた。

だが、ノリスが犯行を認める事や事件の詳細を語る事と引き換えに終身刑となった。


2006年、地元の映画制作者たちが、事件の詳細について「Rought Cut」というドキュメンタリーを制作し、放映されている。


最後に裁判の外で語ったトリンブルの発言で終わりたいと思います。

「彼女はとても素晴らしい人でした」



《殺人数》
1人

《犯行期間》
2003年1月10日



∽ 総評 ∽

映画制作で抱えた負債を妻の生命保険で払おうと考え殺害したトリンブルとノリス。

保険金殺人は主に女性が行う方法としてありがちな犯行であるが、今回のように借金返済の為に行うというのはあまり多くはない。

しかも、映画を自分で作った際の借金という自己責任の何物でもなく、その身勝手さはとても許し難い。

トリンブルとノリスの関係はいつからどのようなものだったかわからないが、妻を殺すのに積極的だった事を考えれば異常者同士強い関係といえる。

トリンブルの妻を殺害する事になったのは、おそらくノリスは結婚していなかったからだと思われる。

2人が映画の負債を抱え、その返金の為に殺人に至ったが、理由はあまりに短絡的でしかも金額は200万である。

2000万とか2億ならまだしも200万なら一括でもなければ十分返せる金額である。

こつこつ働いて返そうとせず、安易に殺害しようとする神経がとても信じられない。