
サントッシュ・ポル (インド)
【 1974 ~ 】
2016年8月11日、インド・マハーラーシュトラ州サタラで、1人の男性が逮捕される。
逮捕されたのはサントッシュ・ポル (1974年11月4日生) という医師であった。
ポルは2003年5月から2016年の間に、6人を殺害した。
ポルはサタラで地元住民の為の医師として働く傍ら、反汚職活動家として有名であった。
ポルはサクシニルコリン (筋弛緩薬) を注入するという殺害方法であった。
2003年5月20日、スレーカ・チカネ (♀) を殺害。
2006年8月、ヴァニタ・ゲイワク (♀) を殺害。
2013年、ジャガバイ・ポル (♂) を殺害。
2016年1月、サルマ・シャイク (♀) を殺害。
同年6月16日、会社社長マンガラ・ジェヒ (47歳♀) を殺害。
他に殺害されたのはナトマル・バンダーリー (♀) であった。
殺害された6人の内、チカネは病院の近くに、ジャガバイとバンダーリー、シャイクとジェヒはポルの所有する農場で発見された。
ゲイワクは貯水池に投げ込まれていた。
警察がポルの供述の下、捜索すると言っていた場所に遺体を見つけた。
ポルはジェヒ殺害後、金233.3グラム (約30万円の価値) を奪ったと供述した。
また、ジェヒ殺害の際は、ポルの共犯者で看護師ジョティ・マンドレがジェヒを誘惑した事がわかった。
実は13年の間に、被害者が行方不明となった際に親戚がポルに疑惑を抱き、警察に通報していた。
警察は何度かポルに尋問を行ったが、逮捕する事はなかった。
警察は
「今回の連続殺人は事件それぞれに動機があるのかもしれないが、一応、金品が動機だと思われる」
と発表した。
また、ポルはジェヒとは1998年以来の知り合いである事が判明した。
ポルが逮捕されると、町の住人は歓喜し、警察を祝福して安堵のため息をついた。
《殺人数》
6人
《犯行期間》
2003年5月20日~2016年6月16日
∽ 総評 ∽
『Dr.Death (死の医師) 』13年の間に6人を殺害したポル。
ジェヒの事は昔から知っており、会社社長であった為、お金持ちだった事を知っての犯行だと思われる。
ただ、他の5人に関しては詳細もなくよくわからない。
『死の医師』と呼ばれる程なので、おそらく患者を殺害したのだろうがよくわからない。
インドの事情を詳しく知らないので、あまりはっきりとした事は言えないが、医者なのでそれなりに裕福だったと思われる。
その為、金品目的というのも少し解せない。
ただ単に快楽殺人なだけかもしれないが。
コメント
コメント一覧 (6)
1回のチャンスをふいにしたばかりに逮捕できず犠牲者を出した。
こいつがカースト上位だったから警察もロクに捜査しなかったのでしょう。
きっと被害者は不可触民階層だったのかもしれません。
体裁やメンツ、カーストばかりにこだわるインド司法はみっともないですね。
上流階級の男性が下層階級の女性を連続で強姦してもロクに捜査しなかったり、インド警察の闇を暴こうものならヒットマンを雇ってつぶしにかかる。
当然男女差別も異常に厳しいから連続強姦殺人も甘い刑罰。
こんなので治安悪化や強姦大国の汚名が晴れないのは当然ですよ。
インドにはカーストがありますもんね。
仰る通りカースト上位の人間だったら警察も易々と捜査出来ないのでしょうね。
しかし、カースト制度って何とかならないのでしょうか。
生まれた瞬間に人生が決まっているというのも辛すぎます。
上の人間は自分達の立場を維持したいから絶対廃止に反対でしょうし。
インドは韓国と並ぶアジア屈指の強姦大国ですからね。
宮城県での筋肉膨張剤点滴事件です。
逮捕された鬼畜は一貫して無罪を主張していますが、鬼畜が担当していた患者のみが容態急変で亡くなっているし私物の廃棄していた廃小屋には空のアンプルが残されていたので間違い無く犯人だと思われるのですが未だに容疑を否認し冤罪だと云う事で再審請求中。
筋肉弛緩剤は筋肉活動を弱める薬ですが、不適切に取り扱えば確実に人を殺せる毒物です。
しかも、筋肉が弛緩されるだけなので患者は意識を保ったまま呼吸不全や心臓停止するので残酷な殺害方法であります。
ですから間違い無く、快楽殺人であると思います。
インドでは確かに医師は裕福(※裕福でなければ医師にもなれませんが・・・・・・)ではありますが、贅沢三昧できる程では無いようです。
※そもそも、インドの大半が未だに貧困に喘いでいる状態であるので実入りは多くは無いそうです。
※インドに限らずアフリカもなんですが大病院だと女性看護師の方が権限が強いんです!
何故なら、病院長や理事長と肉体関係になって権限を付与されているのだそうです。
インドでは未だにカースト制度が色濃く残っているのでカースト的に高位にある医師が逮捕された事が民衆の喝采になっているのだと思います。
確実な証拠がない事をいい事に無罪を主張しているのでしょう。
何かよくわからないのが、明らかな冤罪事件の時に限って無理やり逮捕し、明らかな犯人と思われる時に限って無理やり逮捕しない。
カースト制度って何とかして欲しいですね。
確かに可能性はありますね。