
パブロ・ゴンカルベス (ウルグアイ)
【1970 ~ 】
パブロ・ゴンカルベス・ギャジャレタは、1970年3月6日、スペイン・ビルバオで生まれた。
父親は有名な外交官ハムレット・ゴンカルベス (1992年7月16日死去) であった。
9歳の時、カラスコに移住し、その後、共和国大学経済学部に入学した。
ゴンカルベスはは1991年までは安定してガールフレンドがいた。
また、友人と共同でオートバイの修理工場を作り、事業を始めた。
1992年1月1日早朝、歴史の教師であったアナ・ルイサ・ミラー・シチェロ (26歳♀) がビーチで遺体で発見される (シチェロは元プロテニスプレイヤー、パトリシア・ミラーの実妹であった) 。
死因は窒息死であったが、当初、犯人は技術者のヒューゴ・サペリと思われた。
サペリはシチェロの恋人であった為、疑われたのだが、ポリグラフ検査を受け問題なしとされた。
同年9月20日、ウルグアイの首都モンテビデオで、アンドレア・カストロ (15歳♀) がディスコから出た後、何者かに殺害される。
カストロの死因は窒息であり、遺体の首にはネクタイが巻き付けられていた。
また、カストロとシチェロ殺害には多くの類似性が見られた。
1993年2月8日、マリア・ビクトリア・ウィリアムズ (22歳♀) が出勤の為にバス停に向かった。
道を歩いていたウィリアムズを見たゴンカルベスが突然の衝動に駆られ、道に出てウィリアムズに祖母が心臓発作で苦しんでいると話し、助けを求めた。
助けようとウィリアムズが家に入ると、ゴンカルベスは首を絞めた。
そして、顔にナイロン袋を被せ、息が出来なくもがき苦しむ姿を見て楽しんだ。
その後、ゴンカルベスはブラジルのポルト・アレグレに向かった。
ポルト・アレグレには兄弟が住んでいた。
だが、ゴンカルベスは現地で逮捕され、モンテビデオに移送された。
ゴンカルベスはこれまでの殺人を認めた。
裁判でゴンカルベスは懲役30年が言い渡された。
1999年3月6日、ゴンカルベスは2人の囚人に襲われ、26針縫う怪我を負った。
2005年7月7日、ゴンカルベスはアレハンドラという女性と獄中結婚する (結局2015年に離婚している) 。
2016年6月23日、ゴンカルベスは刑期を終え、釈放された。
2017年、ゴンカルベスはパラグアイで逮捕された。
無登録の銃器と大量のコカインを運んだ罪であった。
余談だが、ゴンカルベスはウルグアイで最初のシリアルキラーといわれている。
《殺人数》
3人
《犯行期間》
1992年1月1日~1993年2月8日
∽ 総評 ∽
3人の女性を殺害したゴンカルベス。
詳細がなくわからないが、ゴンカルベスは強姦した形跡がなく、もししていないとしたら殺人のみを行うという生粋の快楽殺人鬼といえる (詳細がないだけでおそらく強姦していると思われるが) 。
ゴンカルベスの父親は著名な外交官であり、その為、家庭はそれなりに裕福だったと思われる。
そう考えるとゴンカルベスがこれ程の異常者となった理由がよくわからない。
ゴンカルベスは父親が外交官で、また、殺害した相手もプロテニスプレイヤーの妹だった為、有名な殺人鬼となってしまった。
ゴンカルベスは刑務所で暴行に遭ったが、刑務所の中でもおそらく生意気だったのだろう。
ただ、釈放となりその後、再び逮捕されたが、これは更生が上手くいかなかったと発表しているようなものである。
安易に釈放した人間への罰というのを作らないと、これからも何度も繰り返されてしまい、いつも泣くのは善良な一般市民である。
外交官として有名であった父親とゴンカルベスはどのような関係であったのだろうか。
父親が死亡した時、すでに殺人を始めていたゴンカルベスであったが、息子が逮捕される前に死んである意味幸せだったかもしれない。
コメント
コメント一覧 (8)
殺人だけ行っていることから生まれながらの快楽殺人鬼であることは明らかであり、もはや釈放してはならないことは明らかですね。
刑務所でこいつがいじめられているのはいい気分になりましたが、いい加減な判断のせいで釈放されているのは呆れました。
仮釈放もされずなぶられゆすられながら死ねばよかったのに!
仮釈放されたあとで逮捕された理由も、武器と麻薬を盗んだというのが理由です。
クスリを楽しみつつ殺人も楽しみたかったのでしょう。
生け捕りになんぞせず射殺すれば胸がすっとしたのにと思います。
私なら凶悪犯罪者は1番軽微な罪の懲役を終わらせてから刑期を終える日に処刑。
それをえば凶悪犯罪者がトコロテン方式で社会に押し出されるのはなくなるとおもうのですが。
釈放なんてもっての他ですね。
私もそのような方法でいいと思います。
軽微な罪に処して刑期が終わった日に処刑すればいいでしょう。
勘違いボンボンに良く見られる親の高い地位の権力を「自分の力」と思い込んでしまう馬鹿に似ています。
※車を運転すると性格が一変する馬鹿に近い。
人権は他者の人権を尊重出来る人間にしか与えてはいけません!
他者の生命すらも軽視しながら、自らの生命だけを尊重する凶悪鬼畜な害虫クソムシはプチっと駆除するのが平和と秩序をもたらします。
今回の害虫クソムシ、刑務所内でリンチされたのもお偉いさんの子息だったからでしょう。
刑務所の刑務官も医師も一顧だにせず放置し、リンチされ続けて死ねば良かったんですが残念です。
私としては最も人種差別をした挙げ句に奴隷とし、最も他国を侵略し、宗教裁判で同胞ですら数多く殺してきて最も多くの動植物を絶滅してきた白人が「動物愛護」や「死刑廃止」を声高らかに他人に押し付けてくるのが滑稽過ぎて笑えない世界だと感じています。
ボンボンに育てられた典型的な例といえますね。
仰る通り人権は相手の人権を考えられる者、真っ当な生活を送っている者にのみ与えられるものです。
私もリンチにあったらそのまま放置でいいと思いますね。
わざわざ治す必要なんてないでしょう。
そうなんですね。
観てみます。
確かにそうですね。
この時までシリアルキラーがいなかったというのはあり得ないですね。
おそらく記録がなかっただけだと思います。