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エリック・ブランチ (アメリカ)
【1971 ~ 2018】



エリック・スコット・ブランチは、1971年2月7日、アメリカ・インディアナ州ロックポートで生まれた。


1992年11月、ブランチはインディアナ州で14歳の少女を強姦し、逮捕される。

有罪判決が下されたブランチであったが、拘束されていた施設から誤って釈放されてしまう。


1993年1月、フロリダ州にあるウェスト・フロリダ大学に通うビデオ制作の学生スーザン・モリス (21歳♀) がキャンパス内を歩いていた。

そして、自身の車に乗ろうとした所、ブランチはモリスの腕を掴み、引き摺って行った。

木が生えた人目のつかない場所までモリスを連れて行くと、強姦し、殺害した。

その後、ブランチはモリスの車を盗んで逃走した。

ブランチは車でフロリダ州から逃走するが、間もなく逮捕された。


逮捕されたブランチは、殺人と強姦の罪で起訴され、有罪判決が下された。

有罪判決が下されたブランチには死刑が言い渡された。


2018年2月22日、フロリダ州レイフォード近郊のフロリダ州刑務所内で、ブランチには致死量の注射による死刑が執行された。

享年47歳。

ブランチは死刑執行まで24年を費やしたが、死刑執行までの期間について

「非常に残酷だ」

と語った。


最後に注射を始めた直後に叫んだブランチの言葉で終わりたいと思います。

「人殺し!人殺し!」



《殺人数》
1人 (他強姦1人)

《犯行期間》
1993年1月



∽ 総評 ∽

少女を強姦し、その後、誤って釈放されてしまい殺人に至ったブランチ。

どのような経緯で誤って釈放されたのかわからないが、それがなければモリスが殺害される事はなかった。

私がモリスの遺族であれば、とても納得出来るはずもなく、一体何に怒りをぶつければいいのだろうか。

ブランチは刑執行までが長い事に残酷だと漏らしたが、執行まで長い事に関して不満があるのは私も賛成である。

ただ、残酷だとどの口が言えたものだと思わず感心してしまう。

残酷なのは強姦殺人を犯した己自身であり、執行されなかった24年間なんて残酷なんて言わない。

そもそも、さっさと執行して欲しいと願うのなら首でも吊って自殺すればいいのだ。

結局、ブランチは自分勝手も甚だしい異常者に過ぎない。