
イムラン・アリ (パキスタン)
【1993 ~ 】
2018年1月4日、パキスタン・パンジャブ州カスールで、ザイナブ・アンサリ (6歳♀) が行方不明となる。
アンサリは家から程近いイスラム教の聖典コーランの朗読会に向かった後、行方がわからなくなった。
当時、アンサリの両親は巡礼の為、サウジアラビアに行っており、行方不明となった時は叔父ムハンマド・アドナンと一緒に暮らしていた。
アドナンはすぐに警察に行方不明届けを提出した。
しかし、警察はアンサリ捜索に着手せず、動こうとしなかった。
アンサリの家族は警察はあてにならないと判断し、独自に防犯カメラの映像を入手する。
そこには行方不明となる前のアンサリの姿が映し出されており、白い服とジャケットを着た髭を生やした男性に手を引かれているアンサリの様子が伺えた。
この防犯カメラの映像はソーシャルメディアによって広く拡散された。
同年1月8日、アンサリの自宅から約2km離れたゴミ集積場で、アンサリの遺体が発見された。
検死の結果、アンサリは強姦され、首を絞められて殺害された事がわかった。
このアンサリの事件が公になると、ついに市民の怒りが爆発し抗議デモが発生した。
というのも、実はカスールではこの2年間で12人の少女が強姦され殺害されるという事件が相次いでいた。
しかも、事件は2ヶ月に1回の感覚で行われていた。
それらの事件が進展しないばかりか、今回のアンサリの杜撰な捜査により怒りが頂点に達したのであった。
アンサリの父親は、サウジアラビアからパキスタンに戻ると地元のインタビューに答え
「もし、警察がすぐに行動し、的確な捜査を行っていたら犯人はすぐに捕まっていたかもしれない」
と語った。
同年1月10日、デモ隊がカスールの警察署を襲撃し、そのあまりの激しさに警察がデモ隊に向かい銃を発砲する。
この銃撃によりデモ隊の2人が死亡した。
このアンサリの事件はパキスタン全土に広がり、著名な映画俳優やクリケット選手等が犯人逮捕を求めるコメントを次々と発表した。
女優はマヒラ・カーンは
「そいつ (犯人) を見つけて!頼むから見つける為に何でもして。そして、見せしめにして!こんな事をするのを考えるのも怖くなるような見せしめに!」
とツイッターにコメントを寄せた。
クリケットのパキスタン代表選手モハンマド・アミールは、
「こんな社会で私たちは生きているんだと胸が張り裂ける思い。とてもショックで嫌悪感に満ちた気持ちだ。ご両親に本当に同情する」
とツイートした。
カスール警察はアンサリの事件を含む過去12件の事件の内、5件に関しては1人の容疑者が浮上し、他に容疑者の可能性がある90人のDNAサンプルを採取していた。
2017年12月にはカスール中心部の自宅近くの商店街で、9歳の少女が誘拐され行方不明となっていた。
しかし、少女は何とか逃げ出す事に成功したが、心的外傷後ストレス障害に悩まされていた。
同年1月23日、警察は記者会見でアンサリの殺人犯を逮捕したと発表した。
犯人はイムラン・アリという名の24歳の整備士であった。
アリはアンサリを含む少なくとも8人の少女を殺害した容疑で逮捕された。
アリのDNAがアンサリを含む8人の少女に残された精液のサンプルと一致した。
アリは殺害されたアンサリの近所に住んでいたのだが、アリはアンサリ殺害を否認した。
しかし、アリは他の犯罪について告白し、警察は防犯カメラに映し出された容疑者が着用していた物と同じジャケットを発見した。
裁判はこれから始まる予定であり、今後、他にも余罪が明るみになる可能性がある。
同年2月17日、アリには4つの死刑が言い渡された。
また、殺害した子供の遺体を隠した罪で終身刑と320万ルピー (約310万円) の罰金も言い渡された。
同年10月17日、絞首刑による死刑が執行された。
《殺人数》
8人以上 (12人の可能性あり)
《犯行期間》
2016年~2018年1月4日
∽ 総評 ∽
最低8人、12人の少女を強姦して殺害した可能性が高いアリ。
アリはどのような人生を歩んできたのかよくわからないが、典型的な小児性愛者であり、鬼畜中の鬼畜といえる。
カスールでは2年間で12人の少女が強姦され殺されているが、犯人は逮捕されていなかった。
その為、アンサリの事件でついに市民の怒りが限界に達し、抗議デモが警察署に押し寄せる騒ぎとなった。
普通、逮捕出来ない事に怒りは覚えても、デモを起こすまでに至る事はなく、警察の捜査がよほど杜撰であったのだろう。
まだ、裁判も始まっておらず、真意はわからないが、おそらく過去2年間で発生した連続少女強姦殺人事件の犯人はアリで間違いないと思われる。
今後の裁判の動向に注目していきたい。
コメント
コメント一覧 (21)
パキスタンは軍人や部族が権力を握っている地域も少なくないだけに警察や軍も相当腐敗してたに違いないね。
しかも国の中に小さな国がたくさんあるような地域も少なくないから捜査が進展しないのは当たり前と言えば当たり前のことだけど、やっぱりロリコンが何年も放置されていると感じるとすごく怖い。
そればかりではなく、女性蔑視も根強いお国柄だから、何件かの少女の殺人は名誉殺人としてなかったことになっていただろう。
でもこの事件はまったく特異でも残虐でも異常でもないね。
その理由は、少年少女を好むぺドフィリアのシリアルキラーはたくさんいるし、犯行自体もそんなに特異なやり方で殺しているわけでもなく、シリアルキラーが当たり前にやっている殺し方で殺しているからね。
なのに、この事件はすごく衝撃的だね。
まずパキスタン中が少女らに同情を見せていること
次に今まで警察の対応などで辛酸を飲んでばかりだったパキスタンの女性が今までの警察や司法を変えろと言える勇気があったことかな。
今までパキスタンは女性蔑視国家だと思っていたから、今回の市民の対応は驚きましたね。
パキスタンは2014年に死刑執行を再開したので当然こいつは処刑されること間違いなしでしょう。
私はこいつに死刑判決を出して即刻処刑してほしいです。
こいつのようなゴミが呼吸しているだけでも虫唾が走ります!!
もちろんケーヤムなどの凶悪犯も一緒にです!!
仰る通りさっさと処刑すべきですね。
>ナナフシさん
やはり腐敗は著しいんですね。
5年も放置されていますからね、本当に恐ろしいですね。
中東や南アジアは特に女性別紙が根強い国が多いですね。
確かに特殊という事はないですね。
そうなのですね。
それほど珍しい行動だったんですね。
死刑が復活したのなら死刑になる可能性高いですね。
死刑を復活させるなんてパキスタンもなかなか素晴らしいですね。
どの国の警察でも税金から給料を頂いているワケなのですから全く捜査しない腐敗ぶりは目に余ります!
挙げ句、その腐敗を弾劾すべく警察署を襲撃したデモ隊に発砲し殺害するなんて犯罪者と同じです!
アッサリと逮捕された事を考えれば、キチンと捜査していれば犠牲者は5人を超えなかった事は明白でしょうね。
裁判すら必要性が無い気がしますが・・・・・・拘束具で身動き出来ない状態にして「怒り心頭」の市民に"処置"を任せれば「これ以上無い苦痛」を以て死に至らしめる事が出来るんですが・・・・・・
警察や司法が腐敗すると凶悪犯罪者が多発し、迷惑掛かるのは結局は善良な市民。
まぁ、糖尿になった警察や司法も迷惑千万ですが・・・・・・
仰る通りですね。
国民が汗水流して働いたお金で給料もらっているので、国民の為に一生懸命働くのは当然です。
あので怠慢や不正、腐敗や堕落は許されません。
しっかり捜査していれば被害は間違いなく最小に抑えられたでしょう。
どこの国もそうですが、なんとかならないですかね。
日本語で検索しても出てこないよ。
Henry Lee moore
しかし、自分等の国の法律でもイスラム教的にも違法なのを、よくもまぁ見過ごしてられるな。警察の無能と言われても当然の事だ。
凄い話しですね。
もう突っ込み所ろかそういうレベルじゃない。
そういう国と言われればそれまでですが。
去勢をしてから1か月ほどかいい暮らしをさせて、ちょうど良く太ってきた時に民衆に投石と凌遅刑にすればいいだけです。
もちろんスペシャル・ミール付き(動物たちを呼ぶため)
凶悪犯罪者が弱ってきたら残飯のにおいをかぎつけてきたジャッカルやカラス、野良犬たちににスペシャル・ミールも凶悪犯罪者も食べてもらいましょう!
食べられながら命乞いをしている時には時すでに遅し、誰も助けてはくれないのですから
それいいですね。
私もそれくらいやってもいいと思います。
犠牲者は無惨に殺されておいて、何故、犯人は楽に死ねるのか、理解出来ませんね。
本来規制して取り除くべきなのは性犯罪を犯した凶悪犯罪者なのに、人権派の筋違いな規制のせいで生き辛くなってくる。
こんなふざけた腹立たしい現実を受け入れながら生きていくばかりです。
色々な要因が考えられますね。
殺人の場合は、殺された被害者は当然世の中にいないので、それ以上何も考える必要がありませんが、加害者は生きています。
その為、加害者の為に時間とお金を費やし裁判やら刑務所に収監やらやる事が多くあります。
強姦や強盗といった被害者が生きている場合でも、被害者にはその後国がやる事はないですが、加害者には上述したようにやる事が多々あります。
なので、被害者に厳しく加害者に甘い司法になってしまいますね。
加筆していただけたら嬉しいです。
女の子を殺し、犯し、埋めたロリコンに当然の死刑。
見てていい気分になりました
教えて頂きありがとうございます。
早速加筆したいと思います。
当然ですが、いい気分になりました。
パキスタンは女性蔑視国家とおもっていましたが、やるときはやるなと思い見直そうと思いました。
多数の女性を乱暴したのに減刑してしまうロシアやヨーロッパよりもまともなのもびっっくりしました。
ここまで早期の判決と執行には頭が下がります。
死刑廃止か推進のどちらが遺族にとって残酷かよく考えてからコメントしてほしいものです。
無論私は死刑反対の方が残酷ですが。
教えて頂きありがとうございます。
早速追記致しました。
情状酌量や上訴という姑息な手段で死刑を回避しようとしていたという話もありました。
ザイナブちゃんのお父さんのアミンさんなども処刑に立ち会ったようです。
こんなにいい気分になる話は久々だったのでいい気分になりました。
父親のアミンさんは
「アンサリを殺した犯人の死に様を見れて満足できたが公開処刑ならなおさらよかった」
と言っていました。
この話を聞くと、死刑廃止がいかにバカらしく、公開処刑が遺族のキズを和らげることができるかが明らかになりました。
仰る通りですね。
遺族の本当の気持ちが伝わると思います。
もちろん処刑された事で全てが解消するわけではありません。
娘を失った事は取り戻せませんから。
ただ、処刑される事で遺族は今後の人生を少しでも生きていく希望となるのです。
さらに加筆していただきたい点が多数あります。
死刑執行前にザイナブさんのお父さんらが執行に立ち寄ったこと
判決前に上訴したが棄却され、情状酌量の請求も10月10日にアリフ・アルビ大統領に退けられたこと
享年
父親の発言
「アリのすさまじい最期をこの目で見ることができた」
「彼(アリ)の処刑をテレビ中継しなかったことは悔やまれる」
総評の加筆です。
処刑されましたね。
遺族の為にも本当に早い執行で良かったと思いますね。