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ヌノ・ポンテス (アメリカ)
【1967 ~ 】



ヌノ・ポンテスは、1967年4月2日、アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグで生まれた。

ポンテスはIQ160を誇る天才であった。

だが、ポンテスは成長するとピッツバーグで数々の強盗を犯すようになる。


1990年、ポンテスは逮捕されペンシルベニア州の刑務所に収監されるが、1年後に脱獄した。


そして、1992年に再び逮捕され、強盗と脱獄の為、懲役24年が言い渡された。

ポンテスはピッツバーグにあるウェスタン刑務所に収監される事となる。

この刑務所は通称「ゴミ溜め」と呼ばれ、凶悪な犯罪を犯した囚人のみ収監される全米でも指折りの刑務所であった。

しかし、ポンテスはすぐに脱獄を考える。

だが、ウェスタン刑務所はグレーモンスターと呼ばれる周囲を12mの壁で囲まれており、よじ登っての脱獄は不可能であった。

また、仮によじ登ったとしても銃で武装した看守が24時間体制で監視していた。

ポンテスはその天才的頭脳を振る活用し、脱獄の方法を模索する。


そして、収監されてから3年後、ポンテスは地下の貯蔵庫からの脱獄を計画する。

地下室はすでに使用されておらず、誰に見られる事もなくトンネルを掘る事が出来、グレーモンスターの下を通って外に出ようと考える。

ポンテスの計算では12m程掘れば、壁の反対側にある倉庫に抜けられると確信していた。

そこで、ポンテスはまず地下室へ続く鍵の入手を実行する。

まず、鍵は看守が腰のベルトに他の鍵と一緒にぶら下げている事を知る。

そして、囚人2人を煙草1箱で買収し、看守の前で言い争いを行わせた。

その隙にポンテスは普段水を飲むのに使用している発泡スチロールを鍵に押しあて型を取った。

その後、ポンテスは脱獄に必要なメンバーを時間を掛けて厳選する。

まず、金属工場で働くジョージ・コナードに発泡スチロールで取った型から鍵を作らせた。

そして、備品を配達する仕事をしていたカルメン・ケラーに備品を調達させ、元炭鉱夫のケビン・ビリングスリーにトンネル掘りのノウハウを聞いた。

脱獄後に車で逃走する為、車泥棒を得意とするアンドリュー・ハイムと、トム・バーケルボーの計6人での脱獄を画策する。

ポンテスは地下室をチェックする壁の上の看守が17秒の隙がある事を調べ、その最中に作った合鍵で地下室に入った。

それから昼の休み時間2時間を6人は交代で地下室に向かい、トンネルを掘り進めた。

トンネルを掘り始めてから4週間後、ついに壁の向こう側の倉庫まで辿り着く。

そして、脱獄決行の日、ケラーが脱獄の為にヘルメットや服等の備品を用意し、地下室から6人は壁の反対側の倉庫に向かうとまんまと脱獄を果たした。


だが、脱獄からわずか8日後、住民からの通報があり、ポンテスは潜伏先のモーテルであっさり逮捕されてしまう。

その後、脱獄した他の5人も逮捕され、ポンテスは5年の刑期が追加され、懲役29年となり、現在も服役中である。



《殺人数》
0人
(他犯罪多数)

《犯行期間》
なし




∽ 総評 ∽

IQ160という天才的頭脳を持つポンテス。

IQの高い人物の犯罪者というのは意外に多いが、160というのはかなりのものだ。

他にはテッド・バンディやロドニー・アルカラ、セオドア・カジンスキー等がいるが、ある意味犯罪の方でかなりの実績を残した人物たちばかりである。

ポンテスの幼少の詳細がなく、何故、天才的頭脳を持つポンテスがこんな犯罪者になってしまったのかわからない。

ただ、もっと真っ当な事にその頭脳を活かせば、必ず偉大な人間になったはずなので、それが唯一もったいないと思う。

ポンテスは普通に刑期を務めていれば、少なくとも2016年には出所出来ており、何とも皮肉である (ただ、2021年には出所する計算になるが) 。