
チャールズ・ブラウンロー (アメリカ)
【1977 ~ 】
チャールズ・エヴェレット・ブラウンローは、4歳の時、父親が目の前で自身の頭を撃って自殺する様子を目撃する。
この出来事が幼いブラウンローに大変なショックを与える。
1996年、ブラウンローは銃器の不法所持や家庭内暴力等で逮捕される。
起訴されたブラウンローは有罪判決を受け、刑務所に収監された。
2002年、ブラウンローは白色のフォード・フォーカスを盗んだが、この車は後の犯罪に利用された。
2011年、ブラウンローは3年間の刑期を終え (何の罪で逮捕されていたのかは不明) 、刑務所から出所する。
2013年10月28日、アメリカ・テキサス州テレルの自宅で、ブラウンローは母親マリー (61歳) を殺害する。
そして、マリーの死体に火を放ち燃やした。
その後、テイラー・ストリートにある叔母ベリンダ・ヤング・ウォーカー (55歳) の自宅に向かう。
そこで、ブラウンローはウォーカー撃って射殺した。
続いてブラウンローはエラリア・ストリートに向かい、そこで、ケリー・ライネット・プラット・スルダー (30歳♀) とジェイソン・ミッチェル・ウッデン (♂) をケリーの自宅で殺害する。
この時、スルダーには3歳の子供がいたが、子供は無事であった。
ブラウンローはウォーカー殺害後、スルダーとウッデンを殺害する間に、何度か発砲しており、警察に電話が入っている (怪我人はいなかった) 。
最後にブラウンローは『Ali's Market』に向かい、そこで店員のルイス・ジェラルド・レアル=カリーロ (22歳♂) を殺害した。
この時、店から逃走するブラウンローの白いフォード・フォーカスを目撃した人物がいた。
この頃には警察は、一連の発砲事件の捜査を進めており、通報を受けたブラウンローの白いフォード・フォーカスを見つける。
警察が車でブラウンローを追い詰めると、ブラウンローは車を放棄して逃走した。
ブラウンローは川の近くで隠れたが、逃走中に銃のホルスターを落としており、あっさり逮捕された。
逮捕された時、日付は29日にかわっていた。
裁判が開かれると、ブラウンローは自身がこのような凶行に及んだのは父親のせいだと供述し、父親の事を責めた。
2016年4月28日、ブラウンローは殺人罪で有罪判決が下され、死刑が言い渡された。
《殺人数》
5人
《犯行期間》
2013年10月28日
∽ 総評 ∽
自身の母親を含む5人を殺害したブラウンロー。
ブラウンローは母親殺害後、近隣の人間を標的としており、典型的なスプリー・キラーと呼べる。
ただ、ブラウンローが少し異質なのは、母親はわかるが、他の標的を選んだ理由だ。
スプリー・キラーは基本的に無差別に目につくものを殺害する場合が多い為、不思議な事はないのだが、ブラウンローは何故かわざわざ叔母を殺害している。
ブラウンローは裁判で父親の事を恨んでいると述べたが、酷い光景を見させられ、その時のショックで精神に異常をきたしたと言いたかったのであろう。
確かに父親が目の前で銃で自殺するという光景は幼い子供にとって大変な出来事であり、恨むのもわからないでもない。
ただ、だからといって殺人を犯していいという事にはもちろんならない。
コメント
コメント一覧 (10)
幼少期に父親が自殺した事や母親の遺体に火をつけるなどの記述からカンポ・デルガードに似ていると思いましたが、カンポの場合ベトナム戦争での体験が起爆剤になったのに対し、ブラウンローは元々の性質ではないかという気がします。カンポは凶行を起こすまでは刑務所に収監されるようなことはしてないですし。
あったでしょうね。
母親はまだしも叔母はわざわざ殺害しに出向いていますからね。
その後は確かに自暴自棄になった可能性は高いですね。
確かにデルガードに少し似てますね。
まあ戦争の緊張感で精神が破綻するのとはわけが違いますが。
連続殺人につき、父親の自殺がフラッシュバックしたのは"トラウマ"ではなく"悦楽"で殺人衝動を開放させた殺人鬼に過ぎません!
突発性と思われ、こんなイカレポンチが近所に居たら堪りませんね!
陪審員も裁判官も稚拙な「言い逃れ」には耳を貸さず、死刑を選択したのは至極当然だと思います。
母親の次に叔母を殺害したのはトラウマ理由付けで・・・・・殺人衝動を抑えられず、無関係な3人を捲き込んだのでは!?と考えます。
父親の自殺を目撃するというのは大変なショックでしょう。
本人の意思とは別ですし同情の余地はありますね。
ただ仰る通りだからといって連続殺人には繋がりません。
母親だけを殺害するならともかく、叔母や関係ない人を殺害しているので、トラウマ云々というのは言い訳に過ぎず、自分の中で溜まった不幸な自分を正当化させる為に凶行に及んだと言えます。
幼少期の体験は本当に可哀想ですが、でも死刑判決がくだされてよかったと思います。
確かに想像を絶する出来事でしょう。
それが後の人生にも影響を受けたのは間違いないですね。
その子供も全く同じような人生を歩む可能性は確かにありますね。
真っ当な人生を送って欲しいですね。
ただし、そのあとで5人もころし、それを亡くなったおやじのせいにしていることは同情も理解もしたくない。社会に対する復しゅうを理由に連続大量殺人や瞬間大量殺人を行う犯罪者たちの言い訳はだいたい人のせいにして本当は自分の快楽としてころしたいだけにすぎない。
彼に死刑を出せたことはすごくうれしい。こんな異常者を長生きさせたくはないから。
こうなったのは人のせい、社会のせい、こういう異常者はほぼ例外なくそう言います。
もしかしたら自分が悪いという考え方が全く出来ない。
こうなってしまうと標的を探し爆発させる事しか出来ない。
仰る通り死刑以外の選択肢は皆無ですね。
テキサス州は多くの死刑囚を執行していますが今はテキサス控訴裁判所が原因で死刑執行が大幅減っています
知的障害を減刑の理由にするのは止めて欲しいですね。