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チャールズ・ダフィー (アメリカ)
【1976 ~ 】



チャールズ・リー・ダフィーは、1976年5月10日、アメリカで生まれた。


1997年6月24日、ダフィーはアメリカ・ジョージア州フルトン郡アトランタで、プリシラ・クルバーソン (48歳♀) を誘拐する。

クルバーソンは勤務先に出勤する為、バス停に向かっている時にダフィーに襲われた。

ダフィーはクルバーソンをアトランタ南西部の森林地帯に連れ出すと、散々強姦した挙げ句、激しく殴って撲殺した。

クルバーソンが仕事に来ない事に疑問を抱き、職場の人がクルバーソンの家に連絡する。

クルバーソンの20歳の娘が、確かに家を出た事を告げると、娘は母親を探しに出る。

すると、娘がクルバーソンの全裸の死体を発見した。

警察は捜査を進めるが、犯人逮捕には至らなかった。


同年8月7日、ダフィーはアトランタで、プレザント・バプティスト教会の牧師であるグウェンドリン・ワイチェ (42歳♀) を強姦し、首を絞めて殺害する。


2日後の9日、ダフィーはアトランタの食料雑貨店に侵入し、カウンターに立っていたキム・ポク・ヨー (52歳♀) を射殺する。

キムは店のオーナーの妻であり、ダフィーは強盗目的で店を襲撃したのだった。

キム射殺後、ダフィーは逃走するが、警官に見つかり、その場で逮捕された。

ダフィーの服には大量の血が付着しており、その血液がキムのものだと判明する。

また、クルバーソンとワイチェの死体に残された精液のDNAを調べた所、ダフィーと一致した。


裁判でダフィーは有罪判決が下され、2007年8月、ダフィーには仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。


最後に逮捕後にインタビューで、
「あなたは他人がする事で一番嫌いな事はなんですか?」
と聞かれた際のダフィーの返答で終わりたいと思います。

「私は嘘つきを嫌う」



《殺人数》
3人


《犯行期間》
1997年6月24日~同年8月9日




∽ 総評 ∽

年配の女性を襲い強姦して殺害したダフィー。

ダフィーが襲ったのは40代の女性であり、その時、ダフィー本人はまだ20歳であった。

ダフィーのように年配の女性や老婆を強姦して殺害するシリアルキラーは意外に多く、特に黒人のシリアルキラーに多い。

また、ダフィーは強盗目的で店舗も襲撃しており、これはお金を手に入れる為で、若輩にして何でもありの鬼畜振りを発揮した。

ダフィーの幼少の頃の詳細がなく、どのように育ったのか全くわからないが、この若さでこれほどの事をやってのけるので、まともな家庭でなかったのは察しがつく。

ダフィーがインタビューで答えた発言も、よくそんな事を言えるものだと呆れて言葉もない。