
ジェイソン・ダルトン (アメリカ)
【1970 ~ 】
2016年2月20日、アメリカ・ミシガン州カラマズー郡で銃乱射事件が起こる。
犯人はジェイソン・ダルトンという45歳の白人男性であった。
当日夜、ダルトンはまず、アパートの敷地内にいた女性に発砲した。
女性は撃たれて重体であったが、後に一命を取り留めた。
その後、ダルトンは車で数時間移動し、自動車販売店で車を見ていた親子に向かって発砲し、射殺する (子供8歳) 。
そして、レストランに移動し、駐車場にいた客に向かって発砲し、4人射殺する。
レストランの駐車場での発砲後、再び車に乗って逃走するが、翌日の21日、ダルトンは逮捕された。
ダルトンが使用した銃は車内で見つかり、結局この銃乱射による死者は6人、負傷者は3人であった。
また、ダルトンは『Uber (アメリカの企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する自動車配車ウェブサイト及び配車アプリで、現在は世界58ヶ国・地域の300の都市で展開している) 』にドライバー登録している事がわかった。
そして、ダルトンは信じられない事に、自動車販売店で親子を射殺した後、レストランに向かうのだが、その途中で1人の男性を客として乗せていた事がわかった。
ダルトンはその時、時速130kmで暴走し、他の車のサイドミラーにぶつかりながら走った。
男性は降ろしてくれるよう頼んだがダルトンは無視し、そのまま走り続けたが、スピードが落ちた時に隙を見て車から飛び降りた。
この様子を男性の婚約者が『Facebook』に投稿していた事で発覚した。
ダルトンには犯罪歴はなく、動機は今のところ不明。
犠牲者に共通点がなく、移動しながらゆかりもない場所を襲撃している事から、警察は単に突発的な無差別発砲の可能性が高いとみている。
∽ 総評 ∽
場所をかえて銃撃を繰り広げたダルトン。
ダルトンのような短期間に複数の場所で銃撃を行う人物をスプリー・キラーと呼ぶ (マス・マーダラーは同じ場所でしかももっと短時間に行う場合を指す) 。
ダルトンは相手にこだわりがなく、無差別に銃撃しているので、典型的なスプリー・キラーと呼べるだろう。
ダルトンは銃撃と銃撃の合間に人を乗せ、ドライバーとしての仕事を何もなかったかのようにこなしたが、それは異常という他ない。
その男性が無事だったのが救いである。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 6人 (他負傷者3人)
《犯行期間:2016年2月20日》
コメント
コメント一覧 (4)
縁もゆかりもなさそうなところで銃の乱射事件を引き起こした人物…と言えば、確かジュリアン・ナイトのような前例がなかったわけでもないと思うのですが、ナイトには「自分が参加したかった戦場の私的な再現」という動機がありましたからねぇ。
この人の場合はどうなのでしょうか。銃が手に入ったから乱射してみたくなった…とか?
しかも、この人が(日本風に言うと)タクシーの運転手で、犯行の合間にお客さん乗っけてるのには仰天しました。
そのお客さん、生き延びられて本当に良かったと思います。
…ちなみに、この配車サービス、2013年度から東京限定で日本でも始められているみたいですね。
来てくれるのがまともなタクシーと運転手さんであろう可能性が高いという、日本の社会に感謝です。
確かにそうですね。
日本のタクシードライバーが次から次へと人を殺すというのはまずないですからね。
タクシードライバーが被害者になる事はよくありますが。
まず日本はそういう点では安全ですね。
スプリー・キラーでは珍しく、まだ生きているので、今後、動機が判明するかもしれませんね。
Youtube にてrun hide fight 日本語字幕版とビデオが有るので興味があれば視聴して下さい。
それは非常に興味深いですね。
今度、観てみます。