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リチャード・エボニッツ (アメリカ)
【1963 ~ 2002】



リチャード・マーク・エドワード・エボニッツは、1963年7月29日、アメリカ・サウスカロライナ州コロンビアで生まれた。

父をジョゼフ、母をテス・レーガンといった。

エボニッツは3人兄妹の長男で、他の2人の妹をクリスティン (1968年生まれ) とジェニファー (1971年生まれ) といった。

父ジョゼフの叔父に同じくリチャードという人物がいた為、エボニッツは家族からはマークと呼ばれていた。


1980年、エボニッツはアイアモ高校を卒業する。

高校卒業後、エボニッツはアメリカ海軍に入隊した。

海軍ではエボニッツはソナー技術者として8年務め、その働きが認められ善行章を授与されている。


1987年1月、エボニッツはフロリダ州オレンジパークで、15歳の少女の前で性器を露出し、自慰行為を行った。

その後、エボニッツは軍の船に戻るが逮捕される。

エボニッツは軍人という事もあり、3年の執行猶予を宣告されただけで済んだ。


しかし、1ヶ月後、エボニッツは再び逮捕される。


1988年、エボニッツはボニー・ルー・ガウアーという名の女性と結婚する。

エボニッツは海軍を除隊後、圧縮器を販売する会社を立ち上げ、経営者となった。


1994年に誘拐と強姦、1995年には強姦の容疑で逮捕されるが、証拠不十分でどちらも不起訴となった。


1996年、エボニッツはガウアーと離婚する。


同年9月9日、エボニッツはバージニア州スポットシルベニア郡ロリエラ公園の近くで、ソフィア・シルヴァ (16歳♀) を誘拐する。

シルヴァの死体は誘拐されてから1ヶ月後、近くの小川で見つかった。

シルヴァは強姦され絞殺されていた。


1997年、経営していた会社が倒産し、エボニッツは破産宣告をする。


同年5月1日、クリスティン (15歳) とキャサリン (12歳) のリスク姉妹が、ポットシルベニア裁判所の近くの姉妹の家の近くで誘拐される。


誘拐されてから5日後の5月6日、ハノーバー郡の南アンナ川で2人の死体が見つかった。

姉妹は2人共に強姦されており、死因は絞殺であった。


1999年、エボニッツはホープ・マリー・クローリーと再婚する。


同年9月、エボニッツはクローリーと共に故郷であるサウスカロライナ州コロンビアに移住する。

移住してからはエボニッツは空気圧縮器の会社で働き始めた。


2002年6月24日、エボニッツはカラ・ロビンソン (♀) を誘拐し、友人のアパートに拉致する。

エボニッツはロビンソンをベッドに縛りつけ、繰り返し何度も強姦した。

散々強姦して満足したエボニッツは、そのまま部屋で寝てしまう。

すると、ロビンソンはその隙に縛られた紐を解き、脱出してすぐに警察に駆け込んだ。

そして、エボニッツの容姿を話し、警察はすぐにアパートに向かうが、ロビンソンがいなくなった事がわかったエボニッツはすでに逃走していた。


その後、大規模な捜索の末、逃走から3日後の6月27日、フロリダ州サラソータの海岸近くでエボニッツは警官に包囲される。

警官はエボニッツに降伏するよう説得を試みる。

しかし、エボニッツは投降しなかった為、警官は警察犬を投入する。

警察犬がエボニッツに噛みつき、身動きがとれなくなったエボニッツは、銃を取り出し自らを撃って自殺した。

死体は妻のクローリーがエボニッツ本人と確認した。



∽ 総評 ∽

3人の少女を誘拐し、強姦して殺害したエボニッツ。

エボニッツは10代半ばの少女を好んで襲った。

エボニッツが何故、これほどの異常性を帯びたのかわからないが、子供の頃に何らかの影響があったのは間違いないだろう。

また、アメリカのシリアルキラーには元軍人という肩書きのある人物が異様に多い。

しかも、軍ではそれなりに表彰され、優秀だった人物も少なくない。

軍人として誇りを持ち、除隊された為に凶行に走る者もいれば、軍にいる時からすでに異常だった者もいる。

エボニッツは後者だが、軍人としてもそれなりに優秀ではあった。

ただ、もし、強姦した後に油断して寝ていなかったら発覚していなかったと思うと、本当に恐ろしいと思う。


 
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 3人
(他強姦多数)
《犯行期間:1996年9月9日、1997年5月1日》