
マイケル・ジョーンズ (アメリカ)
【1971 ~ 】

ヘザー・ジョーンズ (アメリカ)
【1986 ~ 】
2014年6月、アメリカ・ミズーリ州西部に位置する田舎町で、ジェニファー・ホバーズは、子供を連れた夫婦に家を貸した。
夫婦は夫をマイケル、妻をヘザーといい、夫婦には7人の子供がいた。
7人の子供の内、男の子1人、女の子6人で、唯一の息子はアンドリアといった。
ホバーズはこの町で家を所有しており、礼儀正しく愛想の良い一家に快く貸したのだった。
一家も家をたいへん気に入り、ゆくゆくは買い取りたいとホバーズに語っていた。
この時の様子をホバーズは、
「50万ドル (約6000万円) の価値がある家だったけど、好印象な家族だったから貸した」
と語った。
2015年11月25日、警察に通報が入る。
ジョーンズ一家の住む家から銃の発砲音が聞こえたと近隣住民から通報があったのだった。
警察が家に向かうと、マイケルがヘザーに発砲した事がわかり、ヘザーは無事であった。
また、7人いるはずの子供が6人しかいなく、息子のアンドリア (7歳) がいない事に警察は気づいた。
警察はその事を夫婦に問い掛けるが、夫婦の返答は曖昧で様子がおかしかった。
そこで警察は家の中を捜索する事にし、敷地内をくまなく調べた。
そして、豚小屋に踏み込むと、そこにアンドリアの遺体の一部が放置されていた。
警察は夫婦を緊急逮捕する。
取り調べでアンドリアはマイケルが殺害し、豚の餌として与えた事が判明する (豚は元来雑食で、太古では人間を普通に食べていた) 。
実は事件の数日前に、ヘザーは父親に電話をかけ、
「マイケルがアンドリアを殺し、豚に食べさせた。これはきっとニュースになる」
と淡々と話していた事がわかった。
子供が多いという事もあり夫婦はベビーシッターを雇っており、そのベビーシッターは家の中が荒れ放題で足の踏み場もない程散らかっていたと話した。
また、近隣住民は劣悪な環境に危機感を抱き、子供達の事を考え児童相談所に幾度も連絡していた事もわかった。
更に、ヘザーの兄は、ヘザーと子供達が日常的にマイケルに虐待を受けていたと話した。
夫婦逮捕後、所有者のホバーズは久しぶりに家に入ってその様子に愕然とする。
何に使用されたかわからない注射器が捨ててあり、腐った牛乳やポルノビデオ等、室内は踏み場もないほどの荒れようだった。
この時の家の様子をホバーズは
「家の中は黒いカビで覆われ、壁には銃弾の跡が残っていた。バスルームは壁が剥がされ、プールはゴミで溢れていた。小さな籠の中には死んだ鼠が詰め込まれいた。ファストフードの食べ残しが散らかっていて、この家でどんな事が起こったか想像するだけで恐ろしい」
と凄惨な様子を語った。
事件が公になると、そのあまりの異様な様子に多くのマスコミが押し寄せ、連日その異常な事件の詳細を伝えた。
逮捕された夫婦だが、マイケルには息子を残虐に殺した上、豚の餌にするという異常さに1000万ドル (約12億円) 、ヘザーには500万ドル (約6億円) という法外な保釈金額が設定された。
この保釈金額はカンザス州ワイアンドット郡において、過去34年間で最高金額であった。
マイケルとヘザーには児童虐待と第一級謀殺等で起訴され、今後の裁判の行方が注目されている。
ちなみに夫婦の他の6人の娘達 (2歳から10歳) は無事保護されている。
∽ 総評 ∽
子供を殺害し家畜の餌にしたマイケルとヘザー夫妻。
虐待も子供殺害も珍しくはないが、豚の餌として与えるというのは残酷この上ない。
まだ近々の事件なので全貌が明らかになっていないが、そもそも夫婦の動機がよくわからない。
純粋な父親による家族の虐待のようにも思えるが、母親も逮捕されている所から全てマイケルの罪でもないのだろう。
実の父親に淡々と子供が死んだ事を話している所を見てもそれは明らかだ。
ただ、何故、7人の子供の内、唯一の男の子であるアンドリアだけを豚の餌にしたのかわからない。
女の子は強姦出来るからとか、鬼畜な発想がマイケルにはあったのかもしれない。
近隣住民は児童相談所に何度も相談していたにもかかわらず、肝心の職員が真剣に取り合わなかった (取り合ったが夫婦が上手く隠していたのかもしれないが) 。
日本のように近所付き合いが薄れ、無関心で虐待とかが起こっても気づかない、もしくは見て見ぬふりをするのも悲しいが、相談所に駆け込んでも何の行動もとらないのも問題である。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★★★☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★★★☆☆
・殺人数 1人
《犯行期間:2015年11月25日》
コメント
コメント一覧 (10)
マイケル・ジョーンズ、非常に凶悪な面構えです。
礼儀正しく愛想が良いという文脈がにわか信じられない感じです。
この男は典型的なサイコパスなのかも知れませんね。笑
その可能性は非常に高いですね。
なので、賃貸主も騙されたのだと思います。
私も以前、犯罪者と会った事あるのですが、一目見て目が恐ろしいと感じました。
普通の人間の目ではなかったですね。
自分も含め全人類
我々の命は軽い、まるでキャンディの包み紙のように
確かに人間の命だけが価値があるというのは傲慢ですね。
人間も豚を食べるので、豚が人間を食べるのも不思議な事ではないですね。
その犯罪者はどのような方だったのですか?
とても興味があります。
詳細は教えられませんが、殺人犯ですね。
世間的には全然有名ではなく、現在、服役中ですね。
ぼくの周りにそんな人はいません。
サイコパスの上司に仕えてエライ目に会ったことはありましたがw。
でも犯罪者って独特の臭いと言うのかな、なんか常人とは違うトコありますよね。
間違いなくあると思います。
その殺人犯も会った瞬間「何だこの異様な雰囲気」と思いました。
私も何の躊躇もなく死刑判決を出しますね。
そして、私も判決後すぐに執行しますね。
死刑執行時は遺族に参加させたいと思います (遺族の自由ではありますが) 。