
ジョンソン・アジガ (カナダ)
【1956 ~ 】
1956年、アジガはウガンダで生まれた。
その後、いつのことかわからないが、アジガはカナダに移住する。
アジガはオンタリオ州司法省で働いた。
1996年、アジガは自身がHIVに感染していると診断される。
だが、アジガはそれを知っておきながら、自身がHIV感染者とは告げずに、その後約7年間避妊具を使用しないで女性と性行為を繰り返し、その数は11人に及んだ (あえて避妊具をつけなかった可能性が高い) 。
2003年8月、アジガは第一級謀殺で逮捕される。
アジガと性行為に及んだ11人の女性は検査すると、その内、7人がHIVに感染している事が判明した。
同年12月と2004年5月、アジガによってHIVを感染させられた女性2人が、エイズの合併症で発症した癌により死亡した。
2008年10月、アジガの裁判が始まったが、裁判はカナダ全土で大きな注目を集めた。
アジガによってHIVを感染させられた女性が証言台に立ち、アジガがその事に触れずに行為に及んでいたと供述した。
アジガの弁護側は亡くなった女性やHIVに感染した女性たちが、アジガによってうつされたという決定的証拠がないと主張した。
2009年4月4日、裁判でアジガには
2件の第一級謀殺、10件の加重性的暴行により、有罪判決を下された。
同年5月7日、アジガには最低25年間は仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。
このアジガの判決は、HIVを故意に感染させたとして有罪判決が下されたカナダで初めての事例となった。
現在、アジガはオリエンタル州ハミルトンの刑務所に服役している。
∽ 総評 ∽
自身がHIVに感染していると知りながら、11人の女性と行為に及び、その内7人に感染させ、2人を死亡させたアジガ。
HIVは現在でも不治の病だし、感染した瞬間、人生が終わったと思い、自暴自棄となり、
「沢山の人間に感染させて同じ目に遇わせてやる」
とでも考えて黙って行為を繰り返したのだろう。
ただ、この事件の更に酷い所は、その感染させられた女性ももちろん可哀想だが、その女性たちは自分がHIVに感染していると知らずに、恐らく他の男性と行為に及んでるはずだ。
その為、被害はもっとより深刻で甚大だと言える。
日本でも2012年にHIVに感染していた男性が自暴自棄となり、5人の女性を次から次へと強姦したという事件が起きている (幸い誰も感染していなかった) 。
しかし、それは身勝手極まりなく、普通に殺人を繰り返すシリアルキラーよりもある意味卑劣だと言える。
ただ、不治の病と言えど、現在では治療法は進んでおり、発症していなければそのまま発症せずに抑える事も可能になってきてるし、感染していないカップルが普通に恋人だけと行為に及んでる分には感染する事はもちろんない。
そもそも性行為による感染自体も確率は低く、コンドーム等の避妊具を使用すればまず感染する事はない (コンドームの劣化や破損は除く) 。
アジガがどのような経緯でHIVに感染したかはわからないが、輸血等でないのなら自身の性欲を満たす為の性行為によるものだ。
自分の欲求を好き勝手に満たした事で感染し、そのくせ自暴自棄になって他人にうつす。
アジガは救いようのないクズと言えるだろう。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★★★★☆☆
・殺人数 2人 (他5人が感染)
《犯行期間:1996年~2003年8月》
コメント
コメント一覧 (2)
この犯人の場合、相手の女性は合意だったとすれば、安易に体を売る行為の代償とも言えるかもしれませんが…
日本でのHIV罹患が激増していると言われています。
この犯人の行為は絶対に許されませんが、目先の金と快楽に身をゆだねる行為は自らの破滅を呼ぶと、理解すべきでしょうね。
世界でも先進国で未だに増え続けているのは日本くらいですからね。
普通の恋愛なら欲求を満たす為に自身が行った行為なので、諦めるしかないですが、一番辛いのは結婚し相手が不倫してうつされ、それをうつされるのが辛いですね。
うつされたほうは何の罪もないですからね。