
エドワード・ガルシア (アメリカ)
【1974 ~ 】

メリッサ・ガルシア (アメリカ)
【1985 ~ 】
ハーバート・トレーシー・ホワイト (49歳♂) は、アルコールや麻薬中毒者を援助する団体『ナルコティックス・アノニマス』のスポンサーになるほど、人助けに熱心な黒人男性であった。
2010年11月27日、そんなホワイトはカリフォルニア州ハリウッドのチェイス銀行でエドワードとメリッサ・ホープのガルシア夫妻と出会った。
ガルシア夫妻は麻薬中毒に悩んでおり、ホワイトに助けを求めて来た。
そんな夫妻に対してホワイトは連絡先を渡し、協力するのでいつでも連絡してくるように告げて別れた。
翌日の28日夜、ホワイトの下に電話が入り、ホワイトは電話を切り、ベッドから起き上がり着替るとすぐに出掛けた。
電話相手は先日、出会ったガルシア夫妻で、ホワイトは妻に
「知人が助けを必要としているんだ」
と告げると、家を出て行った。
ホワイトはこのように深夜関わらず急に電話が来ても出掛ける事が多々あり、ホワイトの妻はいつも通りの事だと気にも留めなかった。
ホワイトはガルシア夫妻と会うと、夫妻をダウンタウンのスキッド・ロウの一角にある『ザ・コンチネンタル・ホテル』まで連れて行き、夫妻の為に宿泊代を払い部屋を借り、話を聞く為に部屋に入った。
翌日29日朝、従業員が掃除の為に部屋に入ると、そのあまりの凄惨な光景に愕然とする。
部屋の床には血まみれになったバックパックが転がり、中にはホワイトの身体の一部が入っていた。
ベッドシーツは血で真っ赤に染まっていたのだが、そのシーツはガムテープで縛られており、中にはホワイトの両腕が包まれていた。
ベッドの下には無数の切り傷、刺し傷が刻まれたホワイトの胴体が無造作に転がっており、ベッドの中央にはホワイトが被っていた帽子がまるで墓石のように置かれていた。
また、凶器で使用されたと思われるナイフも室内から見つかった。
従業員はすぐに警察に連絡する。
警察はホテルの従業員などの証言から、犯人をガルシア夫妻である事をすぐに突き止め、殺人容疑でペンシルベニア州在住のガルシア夫妻の逮捕状を発行した。
ほどなくしてガルシア夫妻は逮捕されたのだが、逮捕された時、夫妻のハリウッドのアパートの部屋はゴミ屋敷となっていた。
ガルシア夫妻はペンシルベニア州からロサンゼルス州にやって来ると、しばらく車上生活を送っていた。
しかし、車がレッカーされてしまい、その後、ハリウッド・ヒルズにあったホームレス向けの野営施設を利用するようになった。
だが、その野営施設がなくなってしまうと、ガルシア夫妻はスキッド・ロウに移動したのだった。
ホワイトはエドワードと揉み合いになり、ガムテープで縛り上げられベッドの上に横たえられた。
そのまま生きている状態で顔から胸にかけていくつもの切り傷や刺し傷がつけられたのだが、それは死に至らない程度のものであった。
そして、最後に首の頸動脈部分を2度刺し、それが致命傷となり死亡した。
殺害後、エドワードは刃渡り約40センチの現場に置いてあったナイフでホワイトの身体を切断し、足の骨から肉を削ぎ落としたのだった。
ガルシア夫妻はホワイト殺害後、非常用の階段から逃走した。
事件現場の部屋には注射器やクリスタル・メス (メタンフェタミン) の残留物、血まみれのホワイトが履いていたボクサーパンツと女性の下着が転がっていた。
ホワイト殺害の動機だが、ガルシア夫妻にとって人体切断という儀式は長年の夢であり、大量の血が飛び散るのを見たかったといい、その生け贄としてホワイトが選ばれたのだった。
また、ガルシア夫妻は過去に似たような事件を起こしている事が判明する。
2009年5月頃、ペンシルベニア州で、メリッサは売春婦の格好をしてアパートに男性を誘い込んだ。
男性が部屋でパンツを脱いだ瞬間、部屋の隅からナイフを持ったエドワードが現れ、男性の手足を縛った。
しかし、男性は何とか命からがら逃げる事ができ、事なきを得ていた。
裁判でガルシア夫妻の弁護側は、現場に残されたクリスタル・メスは、ホワイト自身が持参した物だと主張。
更に、ホワイトはガルシア夫妻に向かい、
「俺は君たちの事が心配なんだ」
と話し、そして、メリッサに向かって
「俺は君の事を考えずにはいられないんだ」
と言ったと述べた。
また、ホワイトはホテルの警備員に向かってメリッサを自分のガールフレンドだと紹介し、事件現場で発見された性行為用ローションと全く同じ物がホワイトの家にもあると主張。
しかも、エドワードはホワイト殺害を後悔していると弁護士は話した。
2015年5月26日、裁判が開始され、今後の裁判結果が注目されている。
∽ 総評 ∽
ホテルで残忍に惨殺したガルシア夫妻。
夫妻は慈善団体のスポンサーであるホワイトの良心に突け込み、ホテルの一室で生きながらに切り刻み無惨に惨殺した。
その犯行は鬼畜極まりなく救いようがない。
ガルシア夫妻の弁護側の主張はあたかもホワイトに非があるかのような口振りだが、はっきりいって「死人に口なし」をいいことに、好き勝手言ってるようにしか思えない。
仮にホワイトに非があるとして、では何故ホワイトの死体をわざわざバラバラにする必要があるのか?
本当に自分の身に危険を感じたのであれば、相手が動かなくなった時点でその場を去るはずだ。
結局、本人達が言っている通り「バラバラにしてみたい」という欲求を満たしたに過ぎない。
ホワイトは人助けを生き甲斐にし、今まで何人もの人間を救って来た。
このガルシア夫妻に対しても、いつも通り助けようと思ったのだが、まさか殺されるとは夢にも思わなかったであろう。
「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」
この精神を少しでいいので持って欲しいものだ。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★★☆☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 1人 (他被害者1人)
《犯行期間:2010年11月28日》
コメント
コメント一覧 (8)
鬼畜過ぎて異彩しか存在してない
本当にそうですね。
「事実は小説より奇なり」まさにその通りだと思います。
この流れからすると、刑の軽減が目的だと思われる。第一級から二級に下げるつもりだろう。支離滅裂な事を言い、責任能力無しを手にいれたいと俺は思っている。
まぁ、人助けの為に働いてた黒人を白人が残虐に殺したんだから、世間は黙っちゃいないだろうな。
確かに、現代は科学の発達で死体も多くを語りますね。
白人夫婦が善人の黒人を殺害。
近年多発している白人警官により黒人射殺事件以上に問題になりそうですね。
そうですね。
凌遅刑は現代の死刑方法としてはありだと個人的に思っています。
これでいくらか刑が軽くなって犯罪者がまた外に出て犯罪を犯すなんて事も珍しくないし、そういった時に弁護したやつにも何らかの責任取らせるようにしてほしい
被害者を貶める発言を見るたびに嫌な気持ちになる
仰る通りですね。
確かに仕事かもしれないですが、「こいつ絶対やってるじゃん」てやつを弁護している時、良心の呵責とか少しは感じないんでしょうかね。
ある意味、犯人と同罪ですよね、そんな弁護士。
個人的に本人も認めてて弁護の余地もない場合、弁護士とか要らないんじゃないかと思います。