
楊 佳 (ヤン・ジア 中国)
【1980 ~ 2008】
楊佳は1980年8月27日、中国の首都北京で生まれた。
2007年、楊佳は無免許で原動機付き自転車に乗っていた所、上海警察によって逮捕された。
楊佳は北京在住の27歳の男性であり、この時、楊佳は失業中であった。
楊佳は警察に尋問を受けたのだが尋問の際、警官に侮辱され暴力を振るわれた。
それは腕や背中に痣が残るほどであった。
この警官の対応に怒りを覚えた楊佳は、虐待で警察を訴えた。
しかし、楊佳は訴えたにもかかわらず、相手にされなかった。
2008年7月1日午前9時40分頃、楊佳は上海郊外の閘北 (こうほく) 区の警察本部正面出入口で8つの火炎瓶に火を点け放った。
この日は中国共産党設立記念日であり、楊佳はあえてこの日を狙ったのだった。
それから、楊佳を止めようとした警備員をナイフで刺した。
そして、警察署に侵入した楊佳は、武器を持っていない9人の警官を刺し、ロビーと任務室にいた5人の警官を立て続けに刺した。
中でも6人の警官は刺し傷が肺や肝臓に達し、首を刺され出血多量で死亡した。
その後、楊佳は逮捕されたのだが、ナイフと火炎瓶以外に、ハンマーに防塵マスク、催涙スプレー等を所持していた事がわかった。
楊佳の裁判は2008年に開催された北京オリンピックの為に遅れてしまった。
同年8月27日、裁判が開かれ、4日後の31日、楊佳には死刑が言い渡された。
同年10月20日、楊佳の控訴審で楊佳の精神状態が問われたが、楊佳は事件当時、健全な精神状態だと判断された。
同年11月21日、楊佳には致死量の注射による死刑が執行された。
享年28歳であった。
∽ 総評 ∽
逮捕された後に不当な侮辱と暴力を受けた復讐で警察署を襲撃した楊佳。
楊佳のような人物をマス・マーダラーと呼ぶが、楊佳が異質な所は場所が警察署という所である。
警察署には銃器は山ほどあるのは当たり前であり、侵入して暴れてもすぐに反撃を受けるのは目に見えている。
反撃にあってすぐに殺害される可能性も高い。
それでも警察署を襲撃したというのはそれほど恨んでいたのだろう。
確かに侮辱や暴力については楊佳にも同情の余地はあるが、そもそも無免許で運転していたのは楊佳だ。
警察官の横暴は目に余るものがあるが、結局は楊佳の自分勝手のわがままにすぎない。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★★★☆☆☆
・殺人数 6人 (他負傷者4人)
《犯行期間:2008年7月1日》
コメント
コメント一覧 (2)
先日、ニュースで見ました。
犯人は確か女性で轢いた後に逃走したけど、すぐに捕まったんですよね。
私が見た時には死亡したのは1人だったのですが、被害者数が凄いですよね。