
フレデリック・ベーア (アメリカ)
【1971 ~ 】
フレデリック・マイケル・ベーアは、1971年10月19日、アメリカで生まれた。
ベーアの母親は薬物中毒者で、ベーアを育児放棄した。
その為、ベーアはまともな幼少期を過ごす事が出来ず、成長すると妄想性人格障害や不安障害等の精神病を患うようになった。
また、母親と同じく薬物中毒になっていた。
2004年2月25日、コーリー・クラーク (26歳) と娘ジェンナ (4歳) は家に居た。
コーリーには他に娘 (7歳) がいたが、学校に行っていなく、コーリーの夫は出張で国外に行って家に居なかった。
ベーアはコーリーの家に侵入する。
ベーアはまずコーリーに襲い掛かり、強姦しようとするも果たせず、騒がれた為、喉をナイフで切り裂いて殺害する。
その後、ベーアは家にいたジェンナを見つけると、逃げるジェンナを追い掛け、ジェンナを捕まえると母親同様喉をナイフで切り裂いて殺害した。
そして、その場を去った。
実はベーアはこの日、朝から建設サイトで働いており、職場を離れてクラーク家に侵入し、殺人を犯した後、再び仕事場に戻り、何食わぬ顔でそのまま仕事をしたのだった。
逮捕されたベーアは殺人と強姦未遂、強盗の容疑で起訴された。
また、ベーアは過去にイリノイ州マリオンと、カナダ・ハミルトンで強姦と強盗の嫌疑をかけられていた。
裁判でベーアの弁護側は、ベーアの生まれた環境の劣悪さにより精神異常になったとして、情状酌量を求めた。
しかし、ベーアには責任能力があるとして、弁護側の訴えは退けられた。
2005年6月9日、ベーアには死刑が言い渡された。
∽ 総評 ∽
強盗目的で民家に侵入し、親子を殺害したベーア。
ベーアは殺人を犯す前に普通に働いており、しかも殺害後も何事もなく普通に働いた。
まるで仕事の昼休みに昼御飯を食べるかのようにふらって殺人を行って来るという異常ぶりであった。
確かにベーアは幼少時に母親に育児放棄され、まともな環境で育てられなかった。
その点はベーアにも情状酌量の余地はある。
だが、かといって殺人を犯していいという事にはもちろんならない。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★★☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 2人
《犯行期間:2004年2月25日》
コメント
コメント一覧 (6)
更新お疲れ様です。
出ましたね、破綻した親と家庭から生まれた破綻者。
典型的な負の連鎖ですね。
こういった異常者の裁判に量刑を議論する弁護人など不要だと考えているのは私だけでしょうか?量刑を論じたところで遺族感情を踏みにじるだけでしょう。
日本でもよく「薬物中毒で精神耗弱」だのと意味不明な主張を法廷でのたまう弁護人も居ますが…その弁護人共も十分頭がおかしいと常々思っています。
崩壊家庭で育ったという点は、確かに同情の余地がありますが、それでも健気に生きている人は多いし、歴史を遡るとその境遇から大逆転して立身出世した人までいるのだから、御涙頂戴にはなりませんよね。
私も必要ないと思います。
弁護をする弁護士は弁護している時、どう思ってるんでしょうかね。
仮にそれで減刑とかなったら良心の呵責とかが痛まないのでしょうか。
仰る通りですね。
悲惨な家庭で育っても真っ当に生きている人は沢山います。
結局は自身の弱さなんですよ。
弁護士の心情は 仕事として割り切ってる。のではないでしょうか?
私の持っている案件は難しく 結果トランプ半分の弁護士の名刺を持っています(面談してきた)
様々な意味でとてもクールな印象が皆にあります。
反対にクールじゃないと とてもじゃないけど 出来ない仕事なんでしょう。
裁判もそう感じます。
個人では人生を大きく変えた案件でも。
弁護士、裁判官には、数え切れない程の案件の内の、1つに過ぎない。いちいち被害者の気持ち、遺族の気持ちなど、汲み取っていたら仕事にならないのでは。と感じます
日本はアメリカなどと違い、判決内容は過去の判例を参考にして、それに重点を置く傾向があります。ので日本では特にそのように感じます。
よく異例の判決とメディアで報じますが…事件の内容が個々に違うので、複数の憲法の組み合わせにより 常に異例でも 全くおかしくないと思ってしまいます。
また また横にそれてしまいましたね(笑)
以前にも書いたとは思いますが。。。
精神疾患者の事件については(自業自得で無い、肉体疾患含む)…根本的に病気になりたくてなる人は 世の中に1人も居ないと思っております。
残念ながら、疾患の症状ゆえの衝動も程度によって抑えろと言っても…抑えられないのかもしれない。
同じような環境下でも 本来の気質、疾患の程度によって違うので
とても難しいですね…。
皆 一列の線上に居る訳では無いので、基本的に横に並ばせる考えは あまり好きではありません。
何故 同じ様な環境下で こうも違いがあるのだろう?と 考えちゃう。。
が…そうゆう私自身 偏った考え方は多々ありますが(苦笑)
仰る通りですね。
弁護士は所詮仕事の1つですからね、いちいち全員に対して感情移入していたら気が持たないのでしょう。
医者と一緒ですよね。
Jさんの言う通り、例えば同じ歳の子供を同じ環境下で育てたとしても、多分、全く同じように育たないでしょう。
いじめられっ子の心境と似てるかもしれません。
いじられっ子が「俺も誰かに同じような事をしてやる」と思うか「こんな酷い事、他の人にはやらない」と思うのかで、全く違いますからね。