
エリヤ・ページ (アメリカ)
【1981 ~ 2007】
2000年3月12日、アメリカ・サウスダコタ州ローレンス郡スピアフィッシュ郊外で、チェスター・アラン・ポーグ (19歳) が殺害される。
ポーグを殺害したのは友人のペイジと、ブライリー・パイパー (19歳) とダレル・ホードリー (20歳) の3人であった。
ペイジらはポーグを呼び出すと、銃で脅して誘拐する。
ポーグを誘拐したペイジらは、サウスダコタ州とワイオミング州の州境にあるブラックヒルズ山地の荒野にポーグを連れ出す。
周囲に誰もいない場所にポーグを連れ出したペイジらの暴行は凄惨を極めた。
まず、ペイジら3人はよってたかってポーグに殴る蹴るの暴行を加えた。
そして、氷の張った真冬の川に引きずって行くと、服を脱ぐよう強要した。
その後、無理矢理ポーグに酸を飲ませ、悶え苦しむポーグに更に石を投げ暴行を加えた。
そんな凄惨な暴行は3時間にも及び、最後は頭部と胴体をナイフで滅多刺しにして殺害した。
しかも、ポーグはまだ生きているにもかかわらず体を切断された。
ペイジらはポーグの遺体を川に遺棄し、その場を後にした。
ポーグの遺体は発見されるのに1ヶ月もかかった。
ペイジらはポーグ殺害後、逃走していたが、テキサス州で逮捕され、逮捕されたペイジらは犯行を認めた。
ペイジは警察の尋問に
「ポーグが苦しむのを3人で笑いながら見ていた」
と発言し、更に
「彼は何度も『助けてくれ』と頼んだが、それでも容赦なく暴行した」
と供述した。
また、犯行動機はポーグからお金を巻き上げる為だった事がわかった。
2001年、裁判でペイジとパイパーは罪を認め、2人には死刑が言い渡された。
ホードリーには終身刑が言い渡された。
2007年7月12日午後10時、致死量の注射による死刑が執行された。
ペイジの死刑執行前の最後の食事は、ステーキ、クリーム・ソースをかけたハラペーニョ・ポッパー、玉ねぎとチェリートマト、チーズとベーコンのサラダ、レモン・アイスティーとコーヒーを飲み、デザートはアイスクリームであった。
ペイジは死刑が執行される最後まで、少しの後悔も示す事はなかった。
享年25歳 (生まれた月日がわからないので、26歳の可能性もある) という若さであった。
最後に、死刑が執行される前に
「最後に言いたい事はあるか?」
と聞かれた際のペイジの発言で終わりたいと思います。
「いいえ」
∽ 総評 ∽
仲間と共に友人を惨殺したペイジ。
徒党を組んで誰かを殺害するというのは、日本でも起こっておりそれほど珍しいという事ではない。
ただ、お金を奪うという理由だけで、これほど無惨に惨殺するというのは異常という他ない。
人数が増えると、暴行に歯止めが効かなくなり、また、残虐になる傾向にあるが、このポーグの場合もまさにそうであった。
しかし、酸を飲ませたり3時間にも渡り暴行し続けるというのはいくらなんでも非情だ。
そもそもペイジと殺害されたポーグとの友人としての関係性がどれほどなのかよくわからないが、もし、普段から仲が良かったのなら、お金欲しさに友人を殺害するというのは恐ろし過ぎる。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★★☆☆
・残虐度 ★★★★★★★★★☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 1人
《犯行期間:2000年3月12日》
コメント
コメント一覧 (18)
コイツのお仲間も笑って見てくれただろうに
金を巻き上げるために暴行をしたのではなく、
暴行目的で、ついでに金を巻き上げた。というのが真相かも
金を巻き上げるのは、最初の動機付けだったのでしょうね。
方法を話し合ううちにノリで暴行の比重が大きくなって犯行に至った。という印象があります
そうですね。
同じ目に遇わせてあげればいいんですよ。
確かにそうですね。
暴行があっての行動に思えますね。
しかし、これだけの陰惨な暴行を行えるのは異常ですね。
子供の頃に、虫やらに残酷なことをする延長線なのだろうか?
ずいぶん長い線ではあるが
日本の永山基準には甚だ疑問を持っている自分としては、今事件のように事件の凄惨性などの凶悪さを先に考えた判決に賛同できます。
しかし真に望むならば薬物注射ではなく、たとえば暴行による死刑。将来的にアンドロイド等による執行とか出来ないものでしょうかね。きっと犯罪者は死ぬほど己の愚行を後悔し、そして死ぬ。
目には目を、です。
日本が誇る鬼畜の帝王、宅間守は大笑いしながら死刑を望みましたが、包丁を振りかざしながら自分が追い掛け回されたらそんな腐った精神も恐怖で崩壊するでしょう。
死者よ安らかに‥。
理解出来なくて当然です。
こんなの理解出来たらまともじゃないですよ。
全く同意見ですね。
私も陰惨な殺人を行った人間には、全く同じ事をして死刑にすればいいと思いっています。
そうすれば、自分がいかに酷い事をやったか分かると思うので。
無惨に殺された娘の母親が、裁判中に、小走りに犯人の目の前に表れ、顔面に銃を突きつけ、1発!犯人はその場で即死しました。
そのぐらいのことをしなきゃw
仰る通りですね。
憤りしか感じません。
同じようにして死刑にすればいいのですが、進んで執行したがる人がいないでしょうね。
その事件知ってます。
裁判での衝撃的出来事に驚いたのを覚えています。
仰る通り、それくらいやられて当然。
個人的にはもっといたぶってもいいくらいですが。
宅間はもっと生き汚かった。
死刑判決後再審請求した。その後、再審取り下げ。早期執行を求めて提訴した。
法律で定められた期間を超えて執行をしないのは、法律違反で、被告人に精神的苦痛を与える拷問だ。と訴えた。
拘置所では、朝7時~10時位までが執行を申し渡す時間だそうだ。通常1人か2人で見回る所、執行申し渡しがあるときは3人以上でやって来る。1人が先行して、声をかけている最中に他のものが来る場合もある
死刑囚は独房生活で、お互いの房が確認できないように配置されている。
だから死刑囚は、物凄く足音に敏感になるそうだ。
宅間はそのストレスが耐えれなくて、裁判をしてまで早期執行を望んだ。
執行を申し渡された時はかなり取り乱したとの話もある。
そうだったんですね。
私も昔、色々調べましたが、死ぬ事は怖くない、さっさと執行しろというような感じたと思ってたんですが、意外に小物だったんですね。
…酸を飲ませるなんてほぼ人体実験ですし。
最後の晩餐に高級ホテルのディナー並みの食事を要求しているところから見ると、最後の最後まで反省していなかったのでは無いでしょうか?
もし地獄があるのならば、ダンテの神曲式に無限の責め苦を受けていただきたいものです。
そうですね。
暴行が主でお金を奪うのはオマケだった可能性が高いです。
本人が言っている通り、反省は全くしてないでしょうね。
まあ遺族からしてみれば、さっさと死んでくれれば反省してようがしてなかろうがどうでもいいでしょうけど。
お金はオマケでしょうね。19歳の少年が 沢山持っているとは思えない。
集団暴行では、わたしは今年1月の りょうた君を思い出しました。
ニュースで見る度に涙が出たのを覚えています。
この事件もりょうた君事件も 昔のコンクリ少女の時も
犯人達は笑いながら 暴行をしてたと想像してしまいます。
子供は純粋かつストレートで残酷な時が多少ありますが。
中学生~この年代になると良い・悪いの分別は出来ますよね。
少年・少女事件は特に
胸に嫌な"もの" が引っかかります。
お気持ちよくわかります。
もちろん大人も残酷ですが、Jさんの仰る通り、子供の方が大人よりも純粋故に残酷な感じがします。
以前、日本で起こった『ホームレス集団暴行殺人事件』も、ホームレス=何をしてもいいという安直な発想により行われたと存じています。