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クリス・マーサー (アメリカ)
【1989 ~ 2015】



2015年10月1日午前10時頃、アメリカ・オレゴン州ローズバーグのアンプクア・コミュニティーカレッジ (短大) で、銃乱射事件が発生する。

犯人はクリス・ハーパー・マーサーという男性で、マーサーは銃4丁を携え、同大学に侵入すると、複数の教室に侵入する。


教室に侵入したマーサーは、

「この時を何年も待っていた」

と切り出し、まず教師に向かって発砲する。


その後、怯える学生たちに向け、キリスト教徒に立つよう命令し、立ち上がったキリスト教徒に向けて発砲したと、負傷した学生の父親が証言した。


銃乱射の通報を受けた警官隊が駆け付け、駆け付けた警官隊とマーサーとで銃撃戦となり、マーサーは撃たれ死亡する。

結局、このマーサーの銃撃で10人が死亡、7人が負傷する大惨事となった。


後の調査で、マーサーは犯行の前日に、インターネットの掲示板に犯行声明を投稿しており、組織的な宗教に対する嫌悪感を抱いていたと思われる。

また、事前に銃を4丁も用意している事から計画的犯行なのは間違いなかった。


マーサーの父親はカリフォルニア州の自宅前でCNNとのインタビューに応じ、息子が犯人だと知ってショックを受けていると語り、犠牲者の遺族らに弔意を示した。

マーサーは2年前に母親と共にオレゴン州へ引っ越して以来、父親とは会っていなかった。

父親は
「息子が銃を持っているとは全く知らなかった。銃など買うべきではないというのが私の主義だ」
と語った。

マーサーが精神的な問題を抱えていたのかという質問には、
「捜査当局が判断することであり、私が述べる事ではない」
と話した。


警察は現場とマーサーの自宅から13丁の銃を発見し、その後、更に自宅で拳銃1丁を見つけた。

銃は全て本人または家族が過去3年以内に合法的に入手したものであった。


動機はよくわかっておらず、捜査当局はマーサーの動機を現在調べている。

捜査当局者は、マーサーと関連のあるメールアドレスの持ち主が書いたブログの内容を調べており、自身が孤立し、人間関係をうまく構築できないことについて、怒りの感情をぶつけているという。

また、カトリック過激派のアイルランド共和軍 (IRA) に共感を示す投稿もあった。

今年8月に以前掲載した地元テレビ局のリポーターとカメラマンが射殺された事件の数日後には、

「多くの人を殺せば殺すほど脚光を浴びることができる」

などと書いていた。


同日、事件が起きた後、オバマ大統領はホワイトハウスで会見を行い、
「我が国は数ヶ月おきにこのような銃撃事件が起きる世界唯一の先進国だ」
と自身の国に対して皮肉を語り、銃規制の強化を呼び掛けた。


最後にマーサーがキリスト教徒を立たせ、銃を発砲する際に言った言葉で終わりたいと思います。

「神に会えるよ」



∽ 総評 ∽

大学に侵入し銃を乱射したマーサー。

銃乱射事件自体、アメリカでは珍しくとも何ともないが、マーサーが特殊なのは、キリスト教徒という特定の相手を狙った事だ。

しかし、何故、それほどキリスト教を目の敵にしていたのかはよくわからない。


いずれにせよ動機は不明。

まだ、新しい事件の為、今後、その詳細がわかるかもしれないが、本人がすでに死んでいる為、わかることはないだろう。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★☆☆☆☆
・残虐度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★☆☆☆☆☆☆
・殺人数 10人
(他負傷者7人)
《犯行期間:2015年10月1日》