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オーランド・ガナル (アメリカ)
【1954 ~ 】



ガナルは成人して職を得たが、仕事中に背中を痛め働く事が出来なくなった。


ガナルは労災補償の申請を行うが上手くいかず、この事にガナルはショックを受ける。

そして、ガナルは自暴自棄となり、家に籠るようになった。


そんなガナルに嫌気がさした妻メイベルは、この頃からデイビッドという男性と浮気するようになる。

ガナルは妻の不倫を疑うようになるが、証拠がないので我慢し、もやもやとした日々を過ごす事となった。


1991年4月、ガナルとメイベルの結婚生活が悪化し、メイベルは更にデイビッドとの関係を深めていく。

ついにデイビッドとの関係の確証を得たガナルは、メイベルに暴力を振るい、デイビッドには脅しをかけるようになる。


我慢の限界に達したメイベルは、ガナルの下を去り、両親と一緒に暮らすようになる。


同年8月24日、ガナルはメイベルの実家を訪れ、自分の下に戻って来るよう頼み込む。

しかし、メイベルが拒否すると、ガナルは所持していた銃を取り出し、銃を自らの頭に突き付けた。

そして、

「戻って来ないならここで自殺する」

とメイベルに詰め寄った。


メイベルはガナルに銃を降ろして自分に渡すよう説得する。

メイベルの説得に、ガナルはとりあえずその場を去った。


翌日の夜、ガナルは再びメイベルの実家を訪れ、鍵が掛けられていたドアをこじ開けようとした。

そのドアの音で寝ていたメイベルは目が覚めた。


メイベルはドアを開けると、そこにはガナルが立っており、メイベルを見たガナルはメイベルに向けて発砲した。

銃弾はメイベルの頭をかすめ、メイベルは兄弟の部屋に逃げた。


メイベルの父親サンディエゴも目が覚め、部屋を出るとそこにはガナルがいた。

サンディエゴがガナルを止めようとするが、3発もの銃弾を浴び、死亡する。


その後、ガナルはメイベルの名前を叫び、その声で母親アルディナが目を覚ます。

アルディナもガナルと遭遇してしまい、7発の銃弾を浴びて死亡する。


メイベルは兄弟と窓から外に脱出した。


その後、ガナルはメイベルの恋人デイビッドの家に向かった。

家にはメイベルの恋人であるデイビッドはいなく、デイビッドの兄弟であるマイケルとその妻ウェンディ、2人の子であるジョシュア (10歳) とカラハ (2歳) がいた。


そして、家に着くなり、ガナルは家を放火した。


マイケルとウェンディは燃え盛る炎で目が覚めた。

2人は洗面所で水を浴び、子供達を助けに行こうとするも火の勢いが強く、家から逃げ出すのが精一杯であった。


家は焼き落ち、マイケルとウェンディは助かったが、ジョシュアとカラハは焼け死んでしまった。


ガナルはその日のうちに逮捕された。


事件が公になると、事件が起きたアメリカ・ハワイ州ホノルルではこのような凄惨な事件は珍しく、ガナルは『ハワイ史上最悪の殺人鬼』と呼ばれた。


1993年4月7日、裁判でガナルには終身刑が言い渡された。



∽ 総評 ∽

『ハワイ史上最悪の殺人鬼』と呼ばれ、嫉妬に狂い殺人を行ったガナル。

確かにハワイは年間通して暖かい土地柄で、温暖な気候のせいかこういった陰惨な事件のイメージがない。


こういった事件は大概が女性が行う事が多く、男性でこういった事件を起こすのは比較的珍しい。


ガナルの犯行は短時間で行われ、しかも、場所を移動している事から、どちらかというとスプリー・キラーに近いものがある。

確かに浮気されたガナルは可哀想ではあるが、その原因の1つにガナルの日頃の行いがある。


また、不倫した妻やその相手であるデイビッドを殺害するならまだしも、全く関係のない妻の両親やデイビッドの兄弟夫婦の子供を殺害するというのは非情というしかなく、同情の余地は微塵もない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★☆☆☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 4人
(負傷者4人)
《犯行期間:1991年8月25日》