
ロバート・ファーカーソン (オーストラリア)
【1969 ~ 】
ロバート・ドナルド・ウィリアム・ファーカーソンは、1969年、オーストラリアで生まれた。
1990年2月、ファーカーソンはシンディ・ガンビーノと出会い、交際するようになる。
1996年、ファーカーソンは雇い主から芝生の草刈りのフランチャイズを買い取った。
2000年、ファーカーソンは交際していたガンビーノと結婚し、2002年までに3人の子供に恵まれた。
しかし、2004年、ファーカーソンは結婚してわずか4年でガンビーノと離婚する。
そして、この頃からファーカーソンは鬱病にかかり、精神病院に通うようになる。
病院では抗うつ剤の薬を処方され、服用するようになる。
2005年9月4日午後7時頃、ファーカーソンは元妻に引き取られていた3人の子供達に会いに行く。
離婚後もファーカーソンは度々子供に会っていたので、元妻ガンビーノは躊躇もなく、この日もいつものようにファーカーソンに子供3人を会わせた。
そして、ファーカーソンは子供を連れ、車で出掛けた。
ファーカーソンが運転する子供を乗せた車は、ハイウェイをひた走り、フェンスに突進しフェンスを突き破った。
フェンスの先にはダムがあり、ファーカーソンの車はダムの水の中に突っ込んだ。
3人の子供達、ジャイ (10歳) 、タイラー (7歳) 、ベイリー (2歳) は車から脱出する事が出来ず、沈み行く車の中に取り残され溺死した。
ファーカーソンは自力で逃げる事が出来、通りがかりの人に助けを求めた。
翌日午前2時頃、警察やダイバーが駆け付けると、早速車の引き上げを行い、車の中で溺死している子供達を発見した。
子供達はシートベルトに繋がれたままで死んでいた。
警察はファーカーソンの取り調べを行い、現場検証の結果、事故発生当時は事故と判断した。
同年12月14日、捜査を続けていた警察は、ファーカーソンを殺人容疑で逮捕した。
2006年4月7日、裁判に出廷したファーカーソンの審理が始まった。
ファーカーソンは無実を主張する。
法廷には元妻であるガンビーノも出廷し、
「私は子供を助けようともせず、怪我1つしていない彼を信じておりません」
と発言する。
また、警察はファーカーソンの友人であるグレッグ・キングが、以前、ファーカーソンがグレッグに妻に復讐する為に子供達を殺すと言っていたと証言する。
2007年8月21日、ファーカーソンがフェンスにぶつかる際、ブレーキを踏んでいたか、フェンスを避けようとしてハンドルを切ったかという事が問題に上がった。
しかし、事故現場にはブレーキを踏んだあとがなく、また、大破した事故車を調べると、損壊箇所からハンドルを切ることなく、そのままフェンスに衝突した事が判明する。
また、死んだ子供の様子からも、ファーカーソンがハンドルを切っていない事がわかった。
同年10月5日、ファーカーソンは有罪となり、同年11月16日、ファーカーソンには3つの終身刑が言い渡された。
しかし、ファーカーソンはその後も無実を主張し続けた。
2009年12月17日、ファーカーソンに対する有罪判決が、3人の裁判官の訴えにより、満場一致て覆る事になった。
裁判官たちはキングの発言に否定的で、再度、審理を行う事になった。
2010年5月4日、再審が始まり、同年7月22日に、再度、ファーカーソンに対して殺人で有罪判決が下された。
同年10月15日、ファーカーソンには懲役33年が言い渡された。
∽ 総評 ∽
子供達をダムの底に沈めたとされるファーカーソン。
本人は無罪を主張し、証拠が弱い事から冤罪の可能性も否定出来ないが、状況を見る限りファーカーソンは限りなく黒に近い。
こう言った事件を起こす場合、大抵が保険金殺人や偽装殺人等で行うのだが、ファーカーソンの場合はそうではない。
その為、いまいち殺害動機がわかりづらいが、多分、離婚した妻への復讐等がそうさせたと思われる。
離婚後、鬱病を患っていた事から、病気の影響も否定出来ないが、どちらにせよ子供を殺害したことにはかわりはない。
元妻はもちろん元夫を信用して子供達を預けたのだが、最悪の結果となってしまった。
同時に3人もの子供を失うというのは、とても耐えられるものではなかったであろう。
【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 3人
《犯行期間:2005年9月4日》
コメント
コメント一覧 (6)
信じております?信じておりません?どっち?
「信じておりません」です。
訂正しました、教えていただきありがとうございます。
多分、このケースもその類だったのではないでしょうか?
そう考えると、逮捕後に無実を主張したのうなづけます。
何しろ、当人は覚えてないんですから。
なるほど、それなら本人は無実を訴えて当然ですね。
抗うつ剤飲んでそうなるって本末転倒ですね。
非常にハッピーになっておかしな事をしても、本人は記憶してません。
2000年代に規制強化されたリタリンも、合法ハッピードラッグ。デートドラッグとして利用されてました。所謂ヤリサーの、御用達ドラッグ。目覚めた時に異様な爽快感があり、記憶が飛ぶので、行為の痕跡があっても訴えられる事の少ない『便利な』クスリとして利用されてました。
それを考えると、容疑者が無実を主張するのも解ります。
皆さんお詳しくて驚きます。
すごい勉強になりますね。
それならsccorさんも言っていた通り、自分は無実だと主張するのはある意味当然ですね。