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バーサル・ラベリック (ルーマニア)
【1953~ 】



2005年、ルーマニアで衝撃的な事件が起こる。

ルーマニアの北東部・ラダウツィで自動車整備工場を経営していたラベリックが、妻を殺害し食べたのであった。

しかも、食べきれなくなった部分は裏庭に捨てた。


また、ラベリックは妻の2人の妹も殺害して食べた疑いがもたれており、その1人ラモーナに至ってはわずか13歳の頃から強姦していた。

その為、ラモーナは義理の兄の子供を妊娠し、出産していた。


しかし、妻への殺人と死体損壊で逮捕されたラベリックだったが、本人は無罪を主張。

しかも、遺体はラベリックが食べてしまっている為、肝心の証拠が無く、目撃者もいないことで、裁判は遅々として進まなかった。

そんな中、拘置所での生活が続いていたラベリックは、

「俺の整備工場はどうなってるんだ!このまでは商売あがったりだ。早く解放してくれ!」

と釈放を訴えた。


そして、2014年4月、ラベリックは夜間外出禁止や、自宅滞在等の条件付きで釈放された。

釈放後、自宅周辺を出歩いているラベリックの姿を見た近隣住民は、
「何故、あんな恐ろしい人間を社会に戻すのか」
と話している。



∽ 総評 ∽

妻とその姉妹を殺害し、食べてしまったラベリック。

ルーマニアではこのような異常な事件が少ない為、事件が大々的に報道されると、ルーマニア全土が震撼した。

しかも、ラベリックはただ殺害して食べただけでなく、その姉妹の1人を子供の頃から強姦し、妊娠させるという鬼畜ぶりも発揮した。


本人は無罪を主張し、確たる証拠がない為、100%ラベリックが黒とは言えないが、正直怪しさしかない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★☆☆
・特異性 ★★★★★☆☆☆☆☆
・殺人数 3人

《犯行期間:2005年》