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ドナルド・ギャスキンズ (アメリカ)
【1933~1991】



1933年、アメリカ・サウスカロライナ州出身。


ギャスキンズはわずか15歳の少女の私生児として生まれる。

以前、掲載したスタノもそうだが、シリアルキラーには私生児として生まれている人物が多い。


なぜ私生児が多いかというと、私生児として生まれた子は、親に望まれて生まれて来た子供が少ない。

その為、幼少時に虐待や捨てられるといったことになり、ギャスキンズのように歪んだ精神状態になる人物が多いのである。


ギャスキンズも、母親や入れ替わる母親の愛人に虐待を受けながら育つ。


ギャスキンズは身長が163cmしかなかった為、
「ピーウィー (チビ) 」
というアダ名をつけられ、学校でもいじめられた。


これで完全に性格が歪み、札付きの問題児となっていく。

ギャスキンズは、ネズミがヘビに絞め殺されるのを見て性的に興奮し、勃起してしまうような人物になっていた。


11歳で学校を辞めたギャスキンズは、その後、悪友の妹 (13歳) を拉致してレイプする。

それだけでは満足できず、監禁して女性器だけでなく肛門も犯し、一日中、性奴隷にするという事件を起こす。


この時の快楽と衝動をギャスキンズは一生忘れることがなかっという。


そして13歳の時、自動車修理工場で働く傍ら、窃盗や性犯罪にも手を染め始め、同い年の少女を襲って逮捕されてしまう。


感化院送りとなったギャスキンズは、今度は自身が性の道具にされ、毎日誰かしらにレイプされる。

見た目が小柄なことが災いしたのである。

この感化院に収用されている20人以上にレイプされ、1時間以上も輪姦され続けたギャスキンズは、完全に理性が崩壊する。


やがて、牢名主専用の愛人となることで身を守る手段を憶え、そして何度も脱獄を図り、その度に看守にボコボコにされた。


ギャスキンズが最初に犯した殺人は、刑務所の看守をナイフで殺害したことであった。

獄中で囚人たちにレイプされないよう、先手を打って命令を出す人間を殺してしまおうという発想からだった。


刑務所から出たギャスキンズは、何かに取り憑かれたように、手当たり次第にレイプ殺人を繰り返す。

暴行を加えてレイプした後、乳首を引きちぎったり、ナイフで肛門を切り裂いて残虐行為を行い、女体をズタズタにして満足した。


ギャスキンズは女でありさえすれば、誰でも良かった。

2歳の女の子すらもレイプして殺した。


ギャスキンズの連続殺人が発覚したのは、1976年1月になってからで、13歳の少女の失踪事件を捜査していた警察が、最終的にギャスキンズに行き着いたのである。

ギャスキンズのアパートから失踪した少女の衣服が発見され、しかもギャスキンズの指示で遺体を埋めた共犯の男が口を割り、ギャスキンズは逮捕される。


ギャスキンズには死刑判決が下り、1991年9月6日、電気椅子により死刑が執行された。

享年58歳。


ギャスキンズは自ら100人以上の女性をレイプして殺したと発言していたが、真意は定かではない。

ただ、連続殺人が発覚した時にはすでに43歳になっており、10代後半から殺人を始めてたとするならば、100人以上殺していたとしても不思議ではない。



∽ 総評 ∽

ギャスキンズが猟奇殺人者になったのは、明らかに幼少時の虐待が原因である。

私生児として生まれ虐待され、そして男にレイプされる。

シリアルキラーが誕生するのに申し分ない幼少を過ごしてしまったギャスキンズだが、なぜ女の子に愛着を持っていたかはわからない。

大抵のシリアルキラーは、幼少時に起きたトラウマを恨み、それを晴らそうとするものだが、ギャスキンズには特にそういことはなかった。

ギャスキンズは自身が身長低いこともあり、単純にロリコンだったのかもしれない。



【総評】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★★★★★★★☆☆
・異常性 ★★★★★★☆☆☆☆
・特異性 ★★★★★★☆☆☆☆
・殺人数 100人以上
(本人の発言)
《犯行期間:?~1976年1月?》