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グェンドリン・グラハム (アメリカ)
【1964~ 】



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キャサリン・ウッド (アメリカ)
【1963~ 】



グェンドリン・グラハムは1964年、アメリカで生まれた。


グラハムは10代の頃から女性しか好きになれないレズビアンだと自覚し、以来、レズとして人生を過ごした。


グラハムは看護師となり、様々な病院で働き、1987年にミシガン州ウォーカーの介護老人ホームで働き始めた。

この職場にいたのがキャサリン・ウッドであった。

この時、ウッドはすでに結婚しており、6歳になる息子もいた。

しかし、実はこれは表向きの事で、ウッドは実はグラハム同様レズビアンであった。

そんなウッドは1つ年下のグラハムに一目で夢中になった。

グラハムもすぐにウッドが自分に一目惚れしたことを悟り、2人は急接近する。

ウッドはグラハムとのレズ行為にのめり込み、その結果、ウッドは夫にカミングアウトして離婚を承諾させてしまう。


ある日、2人の職場の入居者が老衰で死亡し、2人はその遺体を清める作業を担当することになった。

しかし、遺体を洗っている最中、グラハムは興奮し、遺体の傍でウッドと激しく行為
に及んだ。

2人は今までにない興奮を覚え、この時の快感を忘れられなくなったレズカップルは、再度、老人が死ぬのを待つ事にした。

だが、なかなか都合良く死なない老人に業を煮やした2人は、自分たちで死体を製造しようと考える。

しかも、ただ殺すだけでは面白くないと、犠牲者の名前の頭文字を『MURDER (殺人) 』の順にすることに決める。

グラハムは、まず『M』の頭文字の老衰で弱った老人の鼻をつまみ、無抵抗だとわかると、濡れタオルで鼻と口を塞いで窒息死させた。

この時、ウッドは見張り役であった。

老人が死ぬと、2人は互いの身体を求め合った。


朝になって老人が死んでいるのが発見されたが、医師の診断は「心臓発作」と診断する。

結局、2人は3ヶ月の間、殺人を行い、それは一切発覚しなかった (『MURDER』は完成しなかった) 。

ウッドはますますグラハムの虜になっていたが、ウッドの気持ちとは別に、グラハムはウッドに飽きていた。

しかも、新たなレズ相手を探そうと、テキサスの病院に転職してしまう。

このグラハムの行動に失意に墜ちたウッドは、元夫にグラハムとの殺人を告白する。

初めは信じなかった元夫だったが、結局はウッドの言葉を信じ、警察に通報し、2人は逮捕される。


結局、2人が殺した老人は6人で、グラハムは全ての殺人を認め、仮釈放なしの終身刑に処せられ、ウッドは20から40年の禁固刑に処せられた。



∽ 総評 ∽

性的興奮の為に、罪もない患者を次々と殺したグラハムとウッド。

殺人の主犯はグラハムで、ウッドが実質手をかけたのは1人であった。

2人は性的に昂揚する為、連続殺人を犯したのだが、男性ではなく、女性がそういう理由で連続殺人を犯すのは極めて珍しい。

グラハムの幼少時の家庭環境はよくわかってないが、看護婦になれた事を考えれば、それなりの家庭に育ち、知能も高かった事が伺える。

2人によって犠牲になった老人は5人だが、もし、グラハムがウッドに飽きず、関係をずっと続けていたならば、更に犠牲者は増えていた可能性が高い。

また、普通に殺してはつまらないと、『MURDER』の頭文字を持つ老人を狙おうというなかなかの異常性をみせている。

この2人のように、複数人で犯罪を犯す場合、片方により事件が発覚する可能性が極めて高い。

ただ、発覚も早い分、猟奇性も増す傾向にあるので、油断はできない。



【評価】※個人的見解
・衝撃度 ★★★★★★★☆☆☆
・残虐度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
・異常性 ★★★★★★★★★☆
・特異性 ★★★★★★★★★☆
・殺人数 5人

《犯行期間:1987年1月~4月》