ジェラルド・ギャレゴ (アメリカ)
【 1928 ~ 1955 】
ジェラルド・アルバート・ギャレゴは、1928年4月29日、アメリカ・カリフォルニア州モントレー郡サリナスで生まれた。
ギャレゴはカリフォルニア州で犯罪を犯し、1954年に仮釈放となった。
しかし、ギャレゴは州を離れるという仮釈放違反を犯し、ミシシッピ州ジャクソン郡へ逃走した。
同年5月27日、ギャレゴは午前0時から昼にかけてオーシャンプリングスの東約27マイル (約45km) の辺りで、マーシャル・アーネスト・ボーゲス (♂) とジャイラー・ランドラム (♂) を射殺する。
ボーゲスとランドラムは警察官であり、2人は別々の場所で殺害された。
警察官殺害後、ギャレゴはアラバマ州モービルに向かい「バンク&トラストカンパニー」で約1000ドル (約30万円) を奪った。
ギャレゴは逮捕されると、ミシシッピ州で裁判が始まった。
警察官を殺害した理由だが、ギャレゴはかつて警察官に暴行された事があり、その恨みから殺害したと述べた。
同年6月10日、ギャレゴは有罪判決となり死刑が言い渡された。
刑務所に収監されたギャレゴだが、看守の目に洗浄用の酸を投げつけ、怯んだ所をパイプで殴り脱獄を試みた。
しかし、結局脱獄には失敗する。
1955年3月3日、ガス室による死刑が執行された。
享年26歳。
ギャレゴはミシシッピ州で新たに採用されたガス室によって死刑が執行された初めての人物となった。
《殺人数》
2人
《犯行期間》
1954年5月27日
∽ 総評 ∽
ギャレゴの犯行は過去に暴行を受けた警察官への恨みとされている。
ただ殺害された2人の警察官が実際にギャレゴに暴行を加えたのかはわからない。
また、警察官に暴行されたと本人は言っているが、どのような暴行を受けたのかわからない。
ギャレゴが刑務所にいた事を考えれば、仮に逮捕される時や尋問の際に暴行を受けたとしたらそれくらいされても仕方のない事である。
ギャレゴは1954年6月10日に有罪となり、1955年3月3日に執行された。
この期間はわずか9ヶ月足らずであり、この迅速な執行は非常に素晴らしいといえる。
また、このような時代にならないのかと切に願う。
コメント
コメント一覧 (21)
現在じゃ処刑を待っている間に死んだりせっかく死刑にできたのに時を経て減刑されたりと無様な事例ばっかり。
犯罪者はニンゲンではありますが、1匹の害獣として扱うべきです。
実験動物として扱うのもありだし、家畜として扱うのもありですが、自由は与えちゃいけません。
人体、経済などにに悪影響を与えた犯罪者は駆除すべきです。
惚れ惚れしますね。
現在なら10年以内に執行される事はまずありません。
これが日本だけでなくアメリカを含む死刑がある多くの国がそうなのがネックです。
中国、北朝鮮では死刑判決か出ると その日の内に処刑する事があります。
(1日で処刑される)
日本もそうなって欲しいですね。
江戸時代までの日本は死刑判決が出ると 翌日に処刑されてました。
死刑判決が出ると控訴、上告も認められない。
江戸時代だと市中引き回しにされた後 処刑される。
なんですかね。
暑かったのでしょうか。
凶悪犯はバンバン処刑するべきですねただでさえ金に困ってる人が多いのですから悪党に使う税金などないハズですね。
そんなの当然いらないですよ。
この判決、即執行は模範ですよ。
今はフリーになっているようですね。
漫画の犬夜叉で、女子中学生がブルマを穿いているのを見て、
ギャップを感じた記憶がありますが、平成の30年間で随分変わりましたね。
最近になってから名札や連絡網、家庭訪問も廃止になったというので驚いています。
それより前の80年代は、ポルノや痴漢に関する規制も非常に緩くて、
当時のテレビや雑誌をネットで見掛けた時も、カルチャーショックが凄いです。
よく官僚が時代錯誤の女性蔑視的発言をしますが、
彼らが学生だった頃は、80年代より確実に古いので、
そうした知識階級ほど古い常識にこだわって、時代に付いていけないのかも知れません。
私の子供の頃もそうでしたよ。
今思えば何で決まってるのかと思いますが、それが当たり前だったので誰も何も思わなかったですが。
昔が色々緩かったのは今思うと考えられませんが、それはそれで上手く行っていたので特に変えようとも思ってなかったのでしょう。
仰る通り今の政治家とかは60~80歳の人がほとんどで、やはり自分達が子供の頃は女性蔑視の風潮があったのでしょう。
まさに老害、今の政治家の爺さんたち全員いなくなって欲しいですね。
事件の直後自殺しました。
掲載してほしいです。
今度調べてみます。
この件も60年前だから執行が早いのかなと思います。今なら死刑すらならないかもですね。
その通りだと思います。
今なら仮に死刑になっても執行されない可能性高いですね。
詳細はないけど、幼いころから問題児だったのでしょう。
幼いころから何べんも何べんも何べんも警察のお世話になりそれを逆恨みした可能性も想像できます。
お仕置きを根に持ち犯罪へのエネルギーに使うくらいだから更生不可能。
さっさと駆除されてよかったと思います。
まあ逆恨みでしょうね。
判決と執行の早さは素晴らしいですね。
まさにこの親にこの子ありですね。
シニアはこの程度でも(いやいや充分だろ)処刑されましたが、ジュニアは執行停止のまま死亡。
ジュニアはシニアとは比べ物にならんくらい凶悪なのに何やってんだよ。
情けない!
本当ですね。
情けないにも程がありますよ。