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アンソニー・ジョイナー (アメリカ)
【 1959 ~      】



アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるアメリカ最初のナーシングホームであるカーズリーホームで、1983年1月から7月の間に6人の高齢女性が強姦され殺害される。

高齢女性は年齢が80歳から92歳で、首を絞められ窒息していた。

殺害された内の1人、キャスリン・マクスウェル (86歳) は、2月12日に自身の部屋で発見された。

そして、逮捕されたのはカーズリーホームの従業員アンソニー・ジョイナー (1959年5月26日生) であった。

ジョイナーは殺害した6人の内、マクスウェル、ユージニア・ボーダー (90歳) 、ミルドレッド・アルストン (83歳) 殺害で起訴された。

陪審員はジョイナーに死刑判決を下すかどうか審理を行った。

しかし、審理は4時間を超え、行き詰まってしまう。


1984年5月5日、裁判官はジョイナーに終身刑を言い渡した。



《殺人数》
6人

《犯行期間》
1983年1月~同年7月



∽ 総評 ∽

80歳以上の高齢者ばかり6人を強姦して殺害したジョイナーだが、老婆ばかり狙うシリアルキラーは意外に多く、『Granny Killer (グラニー・キラー) 』と呼ばれる。

以前にも言っているが、趣味嗜好は人それぞれといえど、老婆ばかり狙う心理が全く理解出来ない。

「枯れ専女子」という言葉があるが、個人的には女性の男性に対するものと、男性が女性に対するものとではわけが違うと思う。

女性は子供を産める期間が決まっており、その期間の女性に欲情するのは普通の事であるが、老婆に興奮を覚えるというのは生物的には普通ではない。

ただ1番あり得ないのは審理に行き詰まった挙げ句終身刑にした事である。