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シカゴの絞殺魔 (アメリカ)
【 2001 ~ 2021? 】



アメリカ・イリノイ州シカゴで、2001年から相次ぐ女性の遺体が発見される。

女性は18歳から58歳で、主にアフリカ系アメリカ人であった。

また、女性のほとんどが売春婦か社会からドロップアウトしたグループのメンバーであった。

そのほとんどが首を絞められ、遺体は廃墟となった建物や路地、ゴミ箱や公園に捨てられていた。

2007年11月には2日間で2人の女性が殺害され、死体をゴミ箱に入れられ火を付けられていた。

殺人事件の大部分はシカゴの中で犯罪が多い地域であるサウスサイドにあるワシントンパーク、シカゴ西部のガーフィールドパーク及びその周辺で行われた。

犯行は2021年まで行われたとされ、最低でも55人以上、75人に及ぶとされた。

犯人は現在まで逮捕に至っていないが、捜査の段階で2018年までは複数の連続殺人犯によって行われ、以降は1人によって行われたのでは考えられた。

シカゴ警察の代表は、2019年にメディアに対して市内には複数の連続殺人犯が活動していると語っている。



《殺人数》
55人以上 (75人の可能性あり)

《犯行期間》
2001年~2021年?



∽ 総評 ∽

現在も解決に至っていない事件だが、警察は複数のシリアルキラーによる犯行だと考えていた。

シカゴのシリアルキラーといえば、『キラー・クラウン』ことジョン・ゲイシーや『シカゴ・リッパーズ』のロビン・ゲットらが有名である。

警察が2018年までは複数で行われ、以降は1人によるものだと発表しているが、それまでは殺害方法や死体の様子等が様々で、2018年以降の犯行は共通点が多かったのだろう。

今年、2021年まで犯行が続いたとされるが、今年はまだ4ヶ月しか経っておらず、何故終わったと判断出来るのかがよくわからない。

おそらくこれからも続くと思われる。