グラント・ヘイズ (アメリカ)
【 1979 ~ 】
アマンダ・ヘイズ (アメリカ)
【 1972 ~ 】
グラント・ルフィアン・ヘイズは、1979年4月30日、アメリカ・ノースカロライナ州ローリーで生まれた。
グラントはシンガーソングライターとして活動するが上手くいかず苦労していた。
グラントはノースカロライナ州キンストンでローラ・アッカーソンと結婚し2人の子供と住んでいた。
アマンダ・ヘイズ (出生名アマンダ・ペリー・タッカー) は、1972年4月8日、アメリカ・テキサス州タフトで生まれた。
アマンダは成長すると女優を志すが失敗し、断念する事になった。
そんな中、アマンダとグラントはアメリカ領バージン諸島のセント・ジョン島で出会った。
2人はすぐに関係を持ち、アマンダに惹かれたグラントはローラと離婚し、2010年4月に結婚した。
だが、子供の監護権を互いに主張し、争いは泥沼の様相を呈していた。
当時、ローラは失業中であり、グラントとその両親と暮らしていた為、当初は子供の親権を獲得していた。
しかし、ローラは共同監護権の申請に切り替える。
グラントはニューヨークで自身の音楽のキャリア・アップを図りたいと考える。
当然子供たちを連れて行きたいと考えていたグラントは、その為には共同監護はとても容認出来るものではなかった。
そこで、グラントはローラを「排除」する事に決める。
2011年7月13日、グラントとアマンダは週末に子供達と一緒に訪れる事を約束し、ローラ (27歳) を自宅に誘った。
すると、グラントはローラの首を絞め刺して殺害した。
殺害後、グラントとアマンダはローラの死体を解体し、小片をクーラーボックスに入れ、残骸を塩酸で溶かそうとした。
しかし、失敗した為、アマンダはテキサス州にある妹の所有地を流れる小川に向かい、そこで死体の残骸を捨てた。
アマンダは川に生息するワニが残骸を食い尽くしてくれる事を期待した。
だが、11日後の24日、テキサス州ヒューストン南約60マイル (約100km) の小川でローラの頭と足が発見される。
すぐにグラントとアマンダは逮捕される。
アマンダはグラントへの離婚を要求し、裁判には旧姓のタッカーで出廷出来るよう要求した。
裁判でアマンダはローラの殺害や遺体の解体について関与しておらず、グラントに脅され手伝わされたと主張した。
アマンダの弁護側はグラントが殺人の完全な責任を負っていると陪審員を説得した。
弁護側はグラントを「古典的な社会病質者 (ソシオパス) 」と呼んだ。
また、グラントが家具を姉の所に届けるとアマンダに言って騙し、そこで強制的にローラの遺体解体に参加させたと述べた。
しかし、検察側はアマンダは殺害にも解体にも積極的に参加したと主張した。
2013年、アマンダは有罪判決となり、懲役13年から16年の不定期刑が言い渡された。
グラントは第一級殺人で有罪判決となり、仮釈放の可能性がない終身刑が言い渡された。
2018年、アマンダは証拠の改竄で更に懲役20年が追加された。
アマンダはドキュメンタリー番組「Deadly Woman (致命的な女性) 」シーズン13、エピソード2「Beauty and the Beastly (美女と野獣) 」で紹介されている。
《殺人数》
1人
《犯行期間》
2011年7月13日
∽ 総評 ∽
自身がニューヨークに行きたいから共同監護権ではとても無理だと考え殺害に至ったグラントとアマンダ夫妻。
その犯行動機はあまりな短絡的で救いようがない。
アマンダは裁判が始まると離婚を申請し、名前も旧姓にする徹底振りであった。
罪を擦り付けるのはこういった複数人による犯行の場合よくある事である。
このカップルの場合、グラントは特に擦り付けている描写はなかったが、アマンダの方はここだとばかりにグラントに全ての罪を擦り付けようとした。
アマンダはグラントに脅され手伝わされたと主張した。
ただ、こういった裁判でそのような主張をされると陪審員たちが女性側に同情してしまうのはどうしようもない。
個人的にはこの2人の犯行の役割に差は何もないと思う。
コメント
コメント一覧 (18)
犯人が二人の場合は どちらかに責任を押し付ける事もしますからね。
宮崎勤のような事をしたのだから死刑が適正だと思いますけどね…
アメリカは第一級とか第二級とかで量刑が決まるので日本と違って曖昧ではなく明瞭でいいですね。
主犯共犯はどうだっていい。
ある程度関与している時点で等しく主犯でしょう。
もちろん全匹同じ処分をすべき。
確かに関与の程度によるとは思いますが、ある程度関与していれば同罪でいいと私も思います。
そもそも、音楽家として失敗しているのにキャリア底上げでニューヨークに行こうとしている時点で「俺は音楽の才能があるんだ!環境が悪いんだ」と言い訳しているようなモノです。
醜悪な凶悪クソゴミの往年のパターンですね。
こんな卑怯卑劣なクソゴミが、創る音楽なんて悪魔しか聴きませんよ。
しかも、こんな凶悪クソゴミが親権?
人の親になる権利なんて、微塵もありません!
短絡的過ぎますよ。
仰る通るニューヨークでキャリアアップて無理でしょう。
自意識過剰で自惚れだけ強いのでしょう。
チャールズ・マンソンも歌手を目指してましたが所詮才能もない異常者だから無理だったんですよ。
何か自然豊かなアメリカ南部らしい殺害方法ですね。
しかしワニに食わせようとしたとか、アマンダの方も、
グラントに負けず劣らずソシオパシーだと思います。
アメリカは共同親権なので、親権争いの末に殺人事件に発展する例も珍しくありません。
日本は単独親権で、殆どの子供が母親側に付く事から、
被害者感情を抱いている父親も少なくないようです。
中にはストーカー化する父親もいるようですが、子供にとっては、
そうやって父親が母親を恨み続けるのは、決して良い事ではありません。
愛情よりもエゴが絡む問題なので難しいですね。
僕の住んでいる秋田県でも、能代地域と中央の沿岸部地域でクラスターが発生したようです。
田舎なので危機感が薄いので、どうしようもありませんね。
これから正月を迎え、移動が増えるので、新たなクラスターが懸念されます。
また、新年と同時に強力な寒波も到来し、
日本海側で再び大雪になる恐れがあるとの報道もあります。
大雪になると、必然的に移動し難くなり、会食どころではなくなるでしょう。
今回の正月寒波は「恵みの大雪」となりそうです。
事故だけには気を付けて、静かに年末を過ごしましょう。
母親は自ら子供を産むのでどうしても敵わないですね。
特攻隊の隊員も母親の事を叫んでも父親の事は叫ばなかったそうですし。
いくら国が促しても帰る人は田舎に帰るでしょうし東京等の都市部は減っても地方は増えそうですね。
不倫したうえに親権も奪い挙げ句の果には元妻を殺害ですか虫唾が走るクズっぷりですね死ねって素で思ってしまいましたよ。
そしてこの女もこのクズ野郎に相応しいクズ女ですね何が何でも罪を男に押し付けようとするその態度はちょっと感心しちゃいますね。
なんて言うか似合いのカップルですね。
ここまでクズになれるかというレベルですよね。
まさに「類は友を呼ぶ」といえますね。
浮気、不倫した挙句親権を奪い、元妻を2匹で仲良く殺害しなすりつけ。
浮気、不倫して親権を奪おうとたくらんでる時点でヒトじゃないのになんで一人前にヒトとしてその子供を育てようと考えられるんでしょうか。
2匹以上で犯行を行うと私は主犯ではないと1匹以上が取り調べで主張するのはもはや恒例行事です。
ある程度犯行にかかわっている時点で皆主犯なのに。
なすりつけとかてごめにするようなクズこそ共謀罪を言い渡し処刑しちゃえばいいのに。
ここまでクズになれるのかと思えるくらいですね。
仰る通るまともに子供なんて育てられないでしょうこんな鬼畜に。
所詮その程度の関係性という事ですね。
享年53歳でした。
数日前からかぜをひいており、PCR検査を受ける予定でしたが、今日容体が急変し、そのまま息を引き取ったとのこと。
しかも、亡くなる直前まで普段とあまり変わらない生活をしていました
コロナは本質的にはただのかぜ。
ある程度かぜと同じ対策をしていれば重症化は高確率で防げるし、過剰に恐れる必要もありません。
とはいえ、ただのかぜですらまだ特効薬がないし、あまたあるただのかぜやインフルのウイルスもまた毎年微妙に変異している可能性があるのも否定できない。
人ごみなどに行く時はマスクをつける、水分はこまめに取る、手洗いうがいや消毒は意識して行うなどの対策をしながらの生活になるでしょう。
管理人さんもお体に気をつけてくださいね。
53歳は若いですね。
そういう話を聞くと怖いですね。
インフルエンザは多少の差はあれど皆同じような症状になりますが、コロナは全く症状ない人もいれば突然重症化したりとあまりに差があり過ぎます。
ありがとうございます。
年末年始は皆さん気をつけましょう。
犯行動機といい犯行後の態度といい色々と理解できなかったのを覚えてます。
アマンダの娘さんが2人のアパートを訪れた際に酷く漂白剤の匂いが漂ってて奇妙だったと証言したそうです。実は犯人たちは浴槽で解体後に漂白剤で洗ってたそうですね。
塩酸処理も失敗してワニに食べさせるのも失敗してますけど隠蔽工作って本当失敗しますね。
テレビでやってたんですね、知らなかったです。
隠蔽工作なんてそんなものですよ。
所詮素人ですし。
漂白剤の匂いも頭が痛くなるほど残ってたみたいですが犯人たちは焦ってたのか気付かなかったのかもですね。
それにしてもワニの餌にするって酷すぎますよね。アマンダは逮捕後も罪から逃れようと必至ですし。隠蔽工作失敗して悔しいとしか思ってなさそうです。
こういう鬼畜たちに反省や後悔なんて求めてはいけません。
まあそんなの必要ないのでさっさと死んでくれと思いますね。