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エリック・ランクフォード (アメリカ)
【 1996 ~      】



エリック・ハンター・ランクフォードは3ヶ月早い早産で生まれ、乳児の時にいつくかの困難に直面した。

また、父親ジョーはエリックが自分の子供でないのではと日頃から疑問に思っていた。

エリックが4歳の時、母親が精神病を患い入院し、また退院後に逮捕された。

その後、エリックは叔母と暮らし始めるが、ジョーがエリックと妹の監護権を取得し、父親との生活が始まった。


2011年1月17日、アメリカ・サウスカロライナ州スパータンバーグで、911に連絡が入る。

電話主はエリックであった。

エリックは .22口径のライフルで家族を射殺したと話した。

エリックの声は非常に落ち着いており、犯行現場の自宅で警察を待っていると話した。

警察官が駆けつけると、エリックは電話で話した通り家におり、何故か上半身裸であった。

家の中を調べると、エリックの父親ジョー・ロバート・ランクフォード (44歳) 、大叔母ヴァージニア・デア・ガストン (83歳) 、祖母レイチェル・ガストン・ランクフォード (80歳) の遺体が発見された。

3人はそれぞれ別の部屋で見つかり、全員顔や頭を撃たれていた。

犯行に使用されたライフルがリビングルームのテーブルの上で見つかり、そのライフルは4ヶ月前にジョーがエリックに誕生日プレゼントとして与えた物であった。

エリックは逮捕され、最初に父親ジョーを撃ち、次にヴァージニア、最後にレイチェルを撃ったと述べた。

警察官が何故このような事をしたのか問いただすが、エリックは動機について説明出来ないと述べた。

エリックは犯行時、まだ14歳の学生であったが、学校での行動上の問題はなく、また、犯罪歴も一切なかった。

逮捕後、エリックは精神に問題があるとして何人もの精神科医による診察を受けた。

そして、裁判に耐えうると判断されるが、異常な脳の発達や学習障害がみられると診断された。

裁判でエリックは犯罪について謝罪した。

そして、罪を償い刑務所で有意義な時間を使用したいと述べた。

また、釈放後、責任ある市民になる為にしっかりと治療し学校に通いたいと話した。


2015年3月12日、3件の殺人で有罪判決となり、懲役40年を言い渡された。



《殺人数》
3人

《犯行期間》
2011年1月17日



∽ 総評 ∽

わずか14歳という年齢で親や祖母を射殺したエリックだったが、その動機は不明であった。

本人が語らない事もあるが、調査しても他に原因がわからなかったのだろう。

ただ、4ヶ月前の誕生日に犯行に使用した銃を父親に買ってもらっており、おそらくその時には犯行を考えていたと思われる。

本人は恐らくそれほど重い罪にならないと考え、刑務所で有意義に過ごしたいとか釈放後に立派な市民になると語ったが、懲役40年となった。

確かに50過ぎには出られるのでそれから立派な市民を目指せるが、おそらく本人はもっと早く出るつもりだったであろう。

もし、そういう思惑があるのなら、反省や後悔など微塵もない証拠であり、とても許される事ではない。